この記事の続きです。

 

前回は発明起業塾に参加するまでを書きました。

※前回大きな間違いをしておりました。
発明起業塾 福岡は7期までで、私はその7期を平成20年に受講しておりました。


非電化

 

藤村先生には、発明起業塾において「非電化」のコンセプトについて教えて頂きました。
その内容は こちら で見ることが出来ます。
 

電気を用いることにより確かに快適・便利が得られはするのですが、
エネルギーの枯渇が叫ばれる現代にあって、
電気による過剰な快適・便利は本当に必要なのでしょうか?

そこで選択肢として「非電化」が出てきます。

非電化は電化の対義語と考えられ、その字の通り電気を使わないライフスタイルに移ることだと思われます。
 

例えば暖をとる方法について考えてみると、焚き木から始まり囲炉裏や暖炉に進んだのが、電化により暖房を行うエアコンに代わっていきました。

そこから非電化が行われると、例えば薪ストーブなどに移っていくでしょう。

薪ストーブはもちろん薪を使うので、その薪の準備など面倒なことも多いのですが、そのひと手間から「愉しさ」を得ることができます。
ホドホドでよければ、非電化でも快適さは得られます。
電化することで切り捨てていた問題が解消される場合もあります(やかんをかけて加湿出来る、など)

私は夏場皿を洗うときは水道水でそのまま洗います。これは「省エネ」です。これを冬にやると汚れも落ちないし手は冷たくて快適からはほど遠そうです。

ここで電気を使わずホドホドに快適にするのが非電化だと思います。

その方法は、いろいろありそうですね。太陽の熱を使っても良いし、木質バイオマスでも、発酵熱でも、地中熱でもいいし、冷蔵庫の排熱を拾うやりかただっ

てありそうです。
 

また、非電化では、「ローカル」であること、「愉しいこと」が重要です。
そして、非電化は単純に昔にもどるだけでなく、これからの時代を考えた新しい発明でも実現されます。

非電化工房のいろんな非電化グッズや、藤村先生の、非電化パビリオンと化した那須のお住まいを見るだけで、羨ましくも愉しい気分にさせられます。
http://www.hidenka.net/indexj.htm


 

太陽光発電について
 

藤村先生は自然のエネルギーを生かす方法についても知識と多くのアイデアを持たれていたのですが、
太陽光発電について否定的でした。もちろん非電化の範疇に入りません。


非電化の暮らしのごく一部に採り入れられることもありますが、決してそれをメインにはしていません。

 

自分は、ある意味「太陽光発電信奉者」でしたので、当時は自分が否定されたようで、大きな衝撃を受けました。
 

しかし、改めて考えるに、ただ太陽光発電を設置するだけでは、電力を大量消費して暮らしを支えるやり方を変えることにはなりません。
特に、ソーラーバブルで生まれた大規模太陽光発電設備については、大資本による発電所から電気を買う、という従来の図式から脱却していません。


※ということで、太陽電池を使いつつも特殊な物作りにも力を入れていました。ささやかで愛嬌があるものが好きです。
太陽電池に囚われないように、と思いながらも、どうしてもこのあたりは得意分野なのでトライしてしまいます。

 


ソーラーバブルの終焉とぬくみちゃん
 

ソーラーバブルは、3年間ほどの買取価格優遇を経て終焉しつつあります。
我々の生活で使われる電力が、従来より大きな割合で自然エネルギーにて生産されるようになったということは大きな変化です。
比較的近くにメガソーラーも多いので、個人的には昼間の自然エネルギー利用度合いは高いでしょう。自家製のエネルギーとはいえませんが。
 

この時期に並行して、私たちはぬくみちゃんを開発しました。
ぬくみちゃんは、ほのぼのとしたグッズではありますが、
電気温水器などに押しつけがましくお湯を押し付けられ、エネルギーの浪費を強いられ、選択の自由を奪われた状態から、
私たちをささやかですが開放し、かつそれに「肉体感覚」をもって取り組めることを狙っています。
 

ぬくみちゃんが十分に非電化の発明となり得ているかは、これからぬくみちゃんユーザーの方含めいろんな方と一緒に検証していこうと思います。
まずは晴れの日に、ホドホドに愉しんでいただければ幸いです。

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