バングラデシュの患者を救え！最高の授業をナースの卵に届けよう

（誤って木が胸に刺さってしまい手術をすることになった子供の写真。手術が成功した後、２４時間患者のベッドサイドでケアにあたる、看護師の役割はとても重要なのです！）

バングラデシュの看護師。
自分たちのいまの仕事環境が当たり前だと過ごしている人は多いと思います。

その場面しか見たことがない。
聞いたことがない。
経験したことがなかったら？

自分のいま置かれている環境は当たり前になってしまいます。

何の疑問も持たなくなってしまいます。

友達の家のお手伝いさん。世界中の人はみんな、バングラデシュの言葉、ベンガル語を喋ると思っていました。

私が日本語を話すと、とても驚いた表情をしていたのを思い出します。世界中の人がいろんな国の言葉で喋ることは、当たり前だと思っていたけれど。人それぞれの当たり前は、その人々の置かれている環境により変わってくるのです。

もし、バングラデシュの看護師が、日本で行われている医学的根拠に基づく看護を知る機会があったのなら。

そのチャンスが与えられたのなら。

バングラデシュの看護師たちは、自分の今まで行ってきた看護との違いに「はっ」と気付くことができるのです。

「ビジュアルで見て、ショックを受けさせないと変わらない！！」

このプロジェクトを進めて行くにあたり、バングラデシュの看護師に教育経験のある機関の方から、教えて頂いたこと。バングラデシュの文化的背景を考慮した上で、視覚的な衝撃も受けさせる。このバランスが重要なのです。

みなさまからの温かいご支援１つ１つが、バングラデシュの看護を変えていきます。バングラデシュの看護師たちに、まずはそのチャンスを下さい。

国は違っても、いのちの大切さはみんな同じなのです。

2013年9月2日Future Codeバングラデシュ支部　ラーマン真理子