ワンコイン検診終了のご報告
【応援してくださった皆様へ、たくさんの感謝の気持ち】
私たちが初めて行ったこのクラウドファンディング、最初は慣れない手順に悪戦苦闘したり、いろいろと緊張致しました。「私たちは全く無名の団体だし、こんな知らない団体にご支援などいただけないんじゃないか」と、不安でたまらず…((+_+))
しかし実際は、スタートと共に、知り合いはもちろんそして全く初めましての方々からも温かい応援のメッセージと共にご支援が寄せられました。本当に感動して胸が震えたのを覚えています。熱い想いを受け取るというのはこのことなのかと、初めての経験でした。
こうしてこのプロジェクトが成功の元に終了したのも、ひとえに皆様のおかげです。本来ならばお一人お一人にお顔を合わせてお礼を伝えたいところですが、この場を借りて感謝のお気持ちをお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました!
【「ワンコイン乳がん検診」プロジェクトの全容】
ナグモクリニックで40名、野崎クリニックで60名、計100名の検診を予定していたワンコイン乳がん検診は、募集開始して数日で満員御礼となりました。
11/28(土)にて全ての日程が終了し、当日の欠席者があったものの、
ナグモクリニックで35名、野崎クリニックで50名の方がご受診なさいました。
その中で要精査の方・保険適応になった方は合わせて13名いらっしゃいました。
受診後に皆様に書いていただいたアンケートの結果はとても興味深いものとなりました。
現在最終データを受け取り、会報誌を作成中です。その中身でアンケート結果などお伝え致しますので、リターンに会報誌が付属している方々は会報誌が完成するまでもうしばらくお待ちくださいませ。
【「ワンコイン乳がん検診」収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、今回参加いただいた85名様分の検診代に使用させて頂きました。
さらに、
結果用紙発送代金:約10000円
広告代:約100000円
人件費・交通費:約150000円
その他雑費:約10000円
READYFOR手数料約230000円
と合わせておおよそ1000000円使用させていただきました。
今回当日キャンセルされた方の分の代金とネクストゴール分を合わせて、200000円ほど残りました。この分は来年以降実施予定のワンコイン検診への資金とさせていただきます。
皆様のご支援金まことにありがとうございました!
【リターンの発送状況について】
現在会報誌を作成中です。郵送、PDFでのメール配信共に12月末までにお手元に届きますので、今しばらくお待ちくださいませ。
サポーター様のお名刺におかれましては、ラジオ収録の際に手渡しさせていただく予定でしたが、コロナの感染拡大防止によりラジオ収録がZOOM収録になったため、郵送させていただくことにしました。12月中に順次お届けが完了する予定でございます。
その他の発送物に関しましては全て完了しております。万が一まだ届いていらっしゃらない方がおりましたらご一報くださいませ。
【乳がん予防医学推進協会の今後について】
READYFORでのプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、私たちの団体は今回のワンコイン乳がん検診を今回限りで終わらせるつもりはありません。今回行った検診では公的検診を受けられない30代の方や乳がん罹患ピーク年齢の40代のご参加が一番多かったです。
「今まで気にはなっていたが様々な理由により足踏みをしていた状態で、今回のような「きっかけづくり」となるこのワンコイン検診はとても良かった。」
「是非これからも続けていって欲しい。」
と、受診者のほとんどの方からこのようなご意見をいただきました。そのご意見を受け止めて、私たちは今後、団体の利益の一部を使ってこのワンコイン検診を持続し、乳がん検診がより手軽に受診することの出来る環境を作っていけるよう、引き続き真摯に活動に励んで参ります。
現在の日本では、乳がん検診の受診率の低さは多くの人が問題であると認識しながらも、なかなか改善されません。その決定的な解決策は未だ論議中であり、単純に全てが国や企業で検診費用を補助すればいいんだという問題でもありません。国や企業が動くには費用対効果も必要になってきますし、確固たるエビデンスが必要です。そのためには時間がかかります。そのためにもこれからは、受診者側の意識改善も大切です。自身の体の事に関心を持ち、病気になる前に予防することを心掛ける。両者が歩み寄ってこそ、この活動はスピードをつけて進んでいくのではと考えています。私たちは乳がん検診の充実を目指し、受診者と医療機関との架け橋になるべくこれからも活動して参ります。小さな声でも、たくさんの同じ声が集まる事で、実現性は高まっていきます。どうか皆様の温かいご声援を引き続きよろしくお願い致します。