【未来をつくるお手伝い】8代目 国際局長　長尾健吾

"ひとりでも多くの子どもに教育を届けたい。"
そんな想いで団体に入団して、1年が経ちました。

 

2回のカンボジア渡航。目にした教育環境。
初めての渡航では、右も左もわからず、ただ自分が暮らす環境との違いに驚き、そして子どもたちの笑顔に力をもらう日々でした。

 

そして、2023年3月。最高学年になった今、目的は明確でした。
"自分たちの活動で、適切な教育を受けられる子どもが増えるのか確かめたい。"

本当に小学校建設が必要なのか。
そんな想いで訪れたサマキー小学校。
目の当たりにしたのは、想像を超える現実でした。

雨が降ると授業ができない校舎。
教室の不足。
満足とはいえない勉強道具。
当然、遊具等はありません。

それでも工夫して頑張る先生たち。

授業は、学校の真隣にある、高床式の集会所で行われていました。
しかし、床はボロボロの板で出来ているため、鉛筆等を落とすと、下まで拾いに行かなくてはなりません。

 

子どもたちの幸せを願う保護者さんたち。

「今の生活は幸せとは言いきれない。
子どもたちを学校に通わせられていることは満足だが、経済的に苦しい状況がある。
子どもたちには、自分たちのようにはなってほしくない。勉強して、未来を切り拓いていってほしい。」

 

という言葉が印象的でした。

そして、何よりも心に残ったのが、
子どもたちも、保護者さんも、先生方も、誰もが笑顔を絶やさないことです。

笑うから幸せになる。

まさに、笑顔が笑顔をつくりだす空間がそこにはありました。

こうした様子を目の当たりにし、私たちは思いました。

サマキー小学校に新校舎を建設したい。

 

まずは適切な環境を整え、彼らの未来の選択肢を広げたい。

団体の資金状況としては、達成するために十分な状況ではありません。

だからこそ、みなさんのお力を貸していただきたいです。

 

"学生の力で学校は建てられる。"

ですが、それは決して学生"だけ"の力ではありません。
遠く離れた国の子どもたちの未来をつくるお手伝い。素敵だと思いませんか？
ご支援・ご協力いただけると幸いです。

学生団体ONE LIFE  8代目国際局長　長尾健吾