支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 243人
- 募集終了日
- 2013年11月6日
『蒲田週報』について
お早うございます。 松竹大谷図書館の須貝です。
今回は『蒲田週報』についてご紹介いたします。
『蒲田週報』は、大正14年[1925]3月1日から昭和6年[1931]7月12日にかけて、松竹キネマ蒲田撮影所で発行されていた機関誌です。
松竹キネマ蒲田撮影所は大正9年[1920]6月に開設され、昭和11年[1936]1月にその任を松竹大船撮影所に譲るまで、野村芳亭、牛原虚彦、清水宏、島津保二郎、斎藤寅次郎、小津安二郎ら、名だたる監督たちにより数々の名作が生み出された場所でした。大正12年9月の関東大震災で撮影所の建物は倒壊しますが、同年12月には新装なった蒲田撮影所が復活します。
その翌年の大正13年[1924]、蒲田撮影所に30歳の青年所長・城戸四郎(きどしろう)が就任します。城戸所長はそれまで蒲田映画の中心だった悲劇的な「新派映画」より、新しいスタイルの都会的で明るくスピーディーな「現代劇」を推奨。栗島すみ子、五月信子、川田芳子、田中絹代などのスター女優たちを中心とした、のちに「蒲田調」といわれる作品を次々に製作します。
『蒲田週報』は城戸所長の発案で大正14年に創刊された機関誌で、その創刊号の表紙には「蒲田撮影所内の出来事は細大漏らさず掲載したい」「皆さんの愛する蒲田スタヂオの其日々々には、ほんとにみなさんにお知らせしたいことが澤山にあります。」という城戸四郎の言葉が掲載されています。

『蒲田週報』創刊号
初期の『蒲田週報』には「撮影所案内」として毎週写真で撮影所を紹介するコーナーがあり、グラスステージ、ダークステージ、現像部など、蒲田撮影所のテーマ音楽『蒲田行進曲』で「虹の都 光のみなと キネマの天地」と歌われた撮影所の当時の姿が毎号掲載されていました。

『蒲田週報』4号 「撮影所案内(其一)」
当館では37号分が欠号しているものの、創刊号(大正14年3月1日号)から終刊の262号(昭和6年7月12日号)までを所蔵。毎週発行されているため、撮影の様子や、俳優の情報など「撮影所の今」が細やかに掲載されており、蒲田撮影所を知るための貴重な資料となっています。
また、非売品のため発行部数はそれほど多くなかったと考えられます。一般公開している図書館や資料館で、当館ほど揃って所蔵している機関はないと思われ、当館所蔵の『蒲田週報』は一般の方から研究者まで幅広くご利用いただいています。
今回、皆様にご支援をお願いしている、『蒲田週報』を解体・補修・デジタル化するプロジェクトは、映画を愛好・研究される方にとって大変意義のあることと確信しています。そして、この補修・デジタル化をきっかけに『蒲田週報』をもっと知っていただき活用してもらえるのではないかと期待しております。
リターン
3,000円
■サンクスメール
■4月末に報告メール
■HPにお名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
5,000円
3,000円の引換券に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
2種類1組セット
蔵出し台本「弁天娘女男白浪」&「男はつらいよ」の表紙の特製デザイン!
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
■サンクスメール
■4月末に報告メール
■HPにお名前を掲載
※ご了承いただいた方のみ掲載いたします
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
5,000円
3,000円の引換券に加え、
■松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
2種類1組セット
蔵出し台本「弁天娘女男白浪」&「男はつらいよ」の表紙の特製デザイン!
- 申込数
- 94
- 在庫数
- 制限なし

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