プロジェクト概要

大阪ミナミ発祥の文楽をフィリピンにて披露!差異を超えてつながるメッセージを届けたい。

 

初めまして、大阪ミナミ国際交流委員会・千日山弘昌寺の住職の鳥居弘昌です。フィリピン人の支援活動をしながら、大阪ミナミ活性化のために、日本の文化の発祥の地である大阪ミナミの文化・芸術などを広く世界へ発信及び、交流することを目的として活動しています。

 

大阪ミナミは、人形浄瑠璃「文楽の人形」3人使いの発祥の地です。その地にある大阪市立南小学校は、全校生徒の40%以上が海外にルーツを持つ子どもたちです。

 

2012年4月に、その小学校に通うフィリピン人の母子心中がありました。文化の違いを認め合うことができないことで、悲しい事件へとつながってしまったことに、文化の発信を担う私ができることはないかと考えました。

 

それ以降私たちは、フィリピンのルソン島・バターン半島のビノカワン小学校との交流を始めました。そして今回、今年の8月21日~23日にビノカワン小学校で大阪の伝統文化の「文楽」を紹介する、文楽ワークショップ公演を企画しています。今回は南小学校の代表児童と一緒に交流を進めたいと思っていますが、実現に向けて皆さんのお力が必要です。

 

大阪ミナミに住むフィリピン人の支援活動をしています。
大阪ミナミ国際交流委員会・千日山弘昌寺の住職の鳥居弘昌です。

 

 

大阪市立南小学校は全校生徒の40%が海外にルーツを持つ子どもたちです。

 

大阪のミナミにある大阪市立南小学校で、フィリピン母子心中が起こりました。母親に頼れる人がいなかったという事を知り、私はフィリピン人女性のコミュニティーを作りました。

 

コミュニティーを通じて、学校内で国のルーツの違いから様々な問題があることを知り、児童らがお互いの国の現状や文化を知ることで、お互いが分かり合えるのではないかと考え、海外との児童交流を進めてきました。

 

朝日新聞(夕刊):2014年11月28日

 

以前、フランスの小学校と南小学校との交流をしていたところ、フィリピンのコミュニティーの活動で知り合ったフィリピン領事館の副領事より、南小学校にフィリピンにルーツをもつ児童が多いことから、フィリピンの学校交流をとのお話がありました。

 

フィリピン大使館の副領事とフィリピンのビノカワン小学校の校長先生がご友人だったことから、学校交流の橋渡しをしていただきました。

 

ビノカワン小学校校舎

 

私たちがビノカワン小学校の卒業式に出席するため現地を訪れた際は、村をあげて歓迎していただき、大阪市立南小学校からのビデオレターを届けました。

 

その後、2016年7月にビノカワン小学校の校長先生、教育委員会の方々4人が来日され、今度はフィリピンの皆さんからのビデオレターをいただきました。南小学校の

児童からフィリピンの歌を披露し交流を深めてきました。

 

毎日新聞:2016年7月13日

 

 

大阪ミナミ発祥の文楽をフィリピンで披露するワークショップを開催!

 

私たちのフィリピンとの交流を今年も途絶えないため、8月21~23日にフィリピンへ渡航し、ビノカワン小学校と同地域の高校で文楽人形の魅力を届けるワークショップを開催したいと思います。

 

ここでは、人形をどう動かしているかなどを人形の着物を剥がしての解説、三味線の作られ方、ストーリーについてお話をする予定です。

 

さらには、人形の左手や足を持っていただく体験をしていただき、いよいよ実演「伊達娘恋緋鹿子」より「火の見櫓の段」の上演をご覧いただきます。

 

実際に触れて体験して、感じる大阪ミナミで培われてきた文化。🄫NPO文楽座

 

 

文楽の人形を動かすには、かなりの修行が必要で、「足10年」、「左手10年」、そして20年以上経ってようやく「頭」、「右手」が動かせると言われています。そして、技を習得した3人のチームワークで、1体の人形を動かします。

 

この技法は、280年ほど前に、南小学校の地域(道頓堀界隈)で生まれ、培われていきました。今回は、この伝統芸能発祥の地である南小学校の児童の代表も一緒にフィリピンへ行き、交流を進めます。
 

長い年月をかけて習得した技をもって、3人で1体の人形に命を吹き込む。🄫NPO文楽座

 

 

大阪ミナミが文楽を通して伝えたいメッセージ

 

多文化共生の背景がある南小学校。同じ地域で生まれた文楽が、児童と共に海を渡り、3人のチームワークで1体の人形を動かす人形浄瑠璃を披露することに価値があると感じています。そして、南小学校の児童には帰国後にクラスの児童たちに自分の目で見たフィリピンの現状を発表していただき、児童全体に感想を共有してもらおうと考えております。


フィリピンでの人形浄瑠璃・文楽の開催という文化の交流を通して、差異を超えての繋がりを表現したいです。

 

また、フィリピンの皆さんにとっては、長年の技とチームワークによって1体の人形を動かす文楽から、日本の心を感じ日本社会を垣間見るきっかけとなるのではないでしょうか。

 

三業といって、文楽の太夫、三味線、人形遣いを知っていただき、息の合った日本の素晴らしい文化をフィリピンの方々に伝えに行きたいと思っております。

 

大阪ミナミの誇りを胸に、文楽の魅力を届けたい。🄫NPO文楽座

 

資金使途について

❏ 出演者渡航費、宿泊費  
❏ 文楽技芸員出演料   
❏ 運搬費
❏ 字幕製作代
❏ 通訳代 
❏ 現地スタッフへの費用

❏ その他諸経費

 


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