「内部障がい」と「ヘルプマーク」

「内部障がい」と「ヘルプマーク」

　2月29日に行われた宮崎県議会一般質問を傍聴してきました！後藤哲郎議員の質問された議題の一つとして「内部障がい者の認知、ヘルプマークの普及」がありました。オストメイトは、見た目からは分かりにくい障害を抱える「内部障がい者」とされます。そして「ヘルプマーク」は内部障害を持つ方が周囲に配慮を求めることを支援するツールですが、ヘルプマークの社会的な認知が進んでいないことが課題となっています。この質問の中で、オストメイトの認知に貢献する本プロジェクトが取り上げられました。先日開催された、県の医工連携イベントでは、河野知事もVRを体験して頂き、「初めてオストメイトの生活に触れられた」と述べられていました。このプロジェクトが、行政とオストメイトの課題をつなげることに貢献できる可能性を感じた一日でした。

令和6年度科学研究費助成事業に採択されました！

OSTrain-VRプロジェクトの宮崎大学チームでは、クラウドファンディングに挑戦する際、「皆さんに開発をサポートしていただく以上、自分たちの立場でできることは挑戦しよう！」との考えから、令和６年度の科学研究費助成事業に応募しました。VRアプリの臨床的な有効性を検証するプランを提案し、その結果、採択通知を受け取りました。学術的な視点から評価されたこの補助事業の採択は、本プロジェクトを大きく後押しするものと期待しています。先日の学会参加で感じた課題に対するVRを通した解決法を探るべく、新しいコンテンツ企画にも取り組みたいと考えています。

これからも皆さんにサポートして頂いているこのプロジェクトを、多くの方に役立つものにできるように頑張ります！これからもよろしくお願いします！

OSTrain-VR プロジェクト一同