![パレスチナ難民キャンプ版ドラゴン桜](https://readyfor.jp/rails/active_storage/representations/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBcy92IiwiZXhwIjpudWxsLCJwdXIiOiJibG9iX2lkIn19--06d1a1fc9dd1ad034286343f022b94a5b66f84cf/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaDdDRG9MWm05eWJXRjBPZ2wzWldKd09oTnlaWE5wZW1WZmRHOWZabWxzYkZzSGFRTGdBbWtDbmdFNkNuTmhkbVZ5ZXdZNkRIRjFZV3hwZEhscGFRPT0iLCJleHAiOm51bGwsInB1ciI6InZhcmlhdGlvbiJ9fQ==--1853a891dd6bcfcfbe4fac5bdcd8ca724ef814f9/p95-key-visual.png)
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 150人
- 募集終了日
- 2012年6月14日
事件発生・・・!
今回は、初回授業の裏側についてお伝えしたいと思います。
初回授業当日は心配していた授業の準備も順調に進み、特に大きな問題もないまま、
先生3人と生徒40人の前で授業をスタートさせました。
スクリーンに映るサーレへ先生を見て驚く生徒達を見て私は、
”良かった。上手く行きそう。” 半ば安心していました。
しかし、授業開始5分後。
私は突然校長室に呼ばれました。
”何があったんだろう。授業はきちんと流れているし生徒もきちんと受けているのに”
不安に襲われながらも校長室まで行くと、先生方は私に言いました。
「あの授業はあの子達には難しすぎるわ。変えて頂戴。」
「もう一つ下のレベルの授業を持ってきて」
私は状況が理解できませんでした。
”ここの生徒達にはレベルが高すぎたのかな。でも同じ受験生。
受験生が受けている授業を撮影したのだし、成績別のクラスがあるとも聞いていない。
それにサーレへ先生は分かりやすくて有名な先生なのに”
さらに友人は、サーレへ先生はこのレベルの授業しか担当していないと言います。
”そうすると、先生を変えるしかなくなってしまう。また一からやり直し・・”
そんなショックな状態のまま、先生や現地リーダーのハニーンと話をしていると
ある事がわかってきました。
それは、あの40人の生徒がそもそも受験生ではないということ。
どーん。
実はサーレへ先生の授業が難しすぎたのではなく、生徒が一学年下だったのです。
なぜこうなったのか。理由は簡単です。
以前ここで校長先生と話をしたときに
「受験前の生徒=students before Taujihi (試験)を用意してほしい」
と伝えたのが、ハニーンによってアラビア語に訳され、校長先生には
「受験前の生徒=受験の一つ下の学年の生徒を用意してほしい」
と伝わったようなのです。どこで食い違ったのか。。。
言葉って難しいですね。笑
しかし笑ってもいられません。
その40人の生徒は保護者の承諾を得て来ていますし
学校側もその約束を破るわけにはいきません。
彼女達も、「レベルが少し高くても続けたい。」と言ってくれています。
そこで出た結論が
受験生15人をプラスした、合計55人に授業を提供すること。
もちろん受験生にこだわる必要はないし、
人数が増えれば増えるほど管理は難しくなる。
しかし、
”サーレへ先生の授業を短期集中で受けて、3ヶ月後に控えるタウジーヒ(試験)で
良い点数をとって希望する大学に進学する生徒が少しでも増えてほしい。”
そう思って私達は決心しました。
このような変更をすることで、
教材の準備や費用の面で新たな課題は出てきてしまいましたが
より多くの生徒がサーレへ先生の授業をシェアすることができるのなら
それが一番だと思います。
というわけで、パレスチナ難民キャンプ版ドラゴン桜は、
受験生15人、その一つ下の生徒40人の合計55人で
6月28日のタウジーヒ当日まで頑張っていくことになりました!
言語も習慣も違う国。
これからもこのようなハプニングは起こりうると思いますが、
全力でぶつかって走り抜けていきたいと思います!
リターン
1,000円+システム利用料
*難民キャンプの生徒からのサンクスレターをお送りいたします。
- 支援者
- 48人
- 在庫数
- 制限なし
5,000円+システム利用料
*キャンプの生徒からのサンクスレターをお送りいたします。
*プロジェクトフォトブックをお送りいたします。
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円+システム利用料
*キャンプの生徒からのサンクスレターをお送りいたします。
*プロジェクトフォトブックをお送りいたします。
*パレスチナ難民に伝わるエピソードブックをお送りいたします。
*税所篤快主催の特別イベントにご招待します。
- 支援者
- 73人
- 在庫数
- 制限なし