パルテノン多摩｜航空斜め写真を撮影して街の姿を未来に残そう！

本クラウドファンディングも残りあと10日となりましたが、本日はご支援金額が180万円を突破しました！ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございます。

 

目標額に徐々に近づきつつありますが、まだもうひと踏ん張り必要な状況です。新たなリターン品も加わりましたので、追加のご支援や、あるいはお知り合いの方へのご紹介など、引き続きのご支援をどうかよろしくお願いいたします。

 

それでは180万円達成記念の写真です。前回とおおよそ同じアングルで2012年に撮影した写真になります。

前回の新着情報で紹介されている愛宕配水塔は現在も健在です。一方、配水塔の左側に写る多摩ニュータウン水道本館の建物ですが、前回の写真とよく見比べてみてください。建物が減築されて高さが低くなっているのが分かるでしょうか。

 

愛宕地区ですが、写真には写っていない右側（西側）の方では建て替えで退去する方が入るための新たな団地建設がおこなわれました。写真に写っている箇所ではまだ動きがありませんが、そう遠くない時期に立て替えの準備がはじまるのではないかと思います。この地区の基本計画を作成した大髙正人設計事務所の大髙正人氏は、実現しなかった幻の「自然地形案」を考えた方で、愛宕地区では地形の制約から大規模な造成が難しく、結果的に自然地形案に近い開発がおこなわれました。

 

46年前の写真には写っていませんが、愛宕団地北側にある東寺方団地と、和田団地の一部は建て替えが決まっており、もしまた10年後に航空斜め写真を撮影することになったとしたら、その時は建て替わっていることでしょう。なお、当館では市民有志の「定点撮影プロジェクト」メンバーが活動しており、建て替えの過程などはメンバーの地上からの撮影による記録がなされる予定です。

 

多摩第三小学校の独特な形の校舎は昭和41年（1966）に建てられたもので、46年前にも10年前にも写っていますが、現在建て替えが計画されており、令和8、9年度に新校舎が建てられる予定になっています。

 

10年前からの変化は小さいアングルですが、今後大きく変化することが確定しており、そういった点からも撮影して記録すべきだと言えるでしょう。

 

それでは残り10日頑張りますので、みなさまの応援もどうぞよろしくお願いいたします！