ピースを僧帽弁閉鎖不全症から救う為に御支援をお願いします。

日頃よりピースのことを見守り・応援して下さっている皆様、お世話になっております。

 

最近、新着情報の更新とメッセージをお送り出来ていなくて誠に申し訳ございませんでした。

 

READYFORはパソコンで操作をしていたのですが、ここ最近パソコンの調子が悪く電源を入れてもなかなか立ち上がらない状況が続いておりました。

そして本日やっと更新することが出来ます。

 

今回のご報告は長文になりますが、どうか皆様に最後まで読んで頂けると幸いです。

 

7月22日 ＜術後3日目＞

朝、動物病院からピースは薬も水も飲んで、ご飯もたべて、術後経過としては良好であり、本日退院検査を実施し、問題がなければ明日23日の血液検査の結果次第で退院できますと連絡がありました。

家族全員、想定より早い退院になることにとても喜びました！

 

7月23日 ＜術後4日 退院初日＞

朝、動物病院から血液検査の結果が良好であったので退院できますと連絡がありました。そして家族で全員でピースを迎えるために横浜に向いました。

病院に到着後、先生からピースの入院中の様子と退院検査と当日の血液検査の結果について説明を受けました。エコー検査の結果は血液の逆流はほとんど見受けられず、血液検査の結果は項目によっては基準値の枠に収まらない数値もありましたが術後経過の許容範囲内で、今まで飲んでいた心臓の薬は休薬し、血栓防止薬を三ヶ月飲み続けることになりました。

私たちが先生からの説明を受けてる間、弟(息子)がじっとしていられず、特別に先生や看護師さんがお仕事をするバックヤードを見学させてもらいました💦

 

そしていよいよピースとの再会の時間がやってきました。看護師さんに抱っこされて私たちのもとに来たピースは落ち着いており、いつものワンワン吠えをしなかったので少し拍子抜けしましたが、生きているピースと再会できてとてもうれしかったです。

 

横浜から仙台に帰宅する車中では、気持ち悪くなったのか舌をぺちゃぺちゃし始めたので、途中のサービスエリアで休憩して落ち着きを取り戻してから再出発し、その後は自宅に着くまで寝ていました。

 

帰宅後、ごはんは食べませんでしたが、薬は飲んでくれました。ごはんは入院中、缶詰のおいしいのを食べていたみたいなので自宅のごはんにがっかりして食べなかったのかもしれません笑。

 

また術後入院中は咳をしていなかったらしいのですが、帰宅してからはむせるような咳を何回かしていました。

 

7月24日 ＜術後5日 退院2日目＞

元気はまずまずで、ごはんと薬はしっかりと食べて家の中でおやすみしてました。また、切開部分ではないお腹の皮膚内の出血が目立つようになりました。

 

7月25日 ＜術後6日 退院3日目＞

弟がごはんを食べていると机の下でしっぽを振りながら食べこぼしを狙うようになり、おしっこの量とうんちの硬さもいい感じで徐々に体力が回復してきているのが伝わってきました。

 

7月28日 ＜術後9日 退院6日目＞

朝、私が仕事に行こうと玄関を出ようとすると「あたちも行く！」と一緒に外に出てくるぐらいまでに元気を取り戻していました。更にお腹の内出血もほとんどなくなり、安堵しました。

 

しかし私が夕方に帰宅しゲージを開けると、ピースは足元がふらつき、物に当たりながら私の所に向かってきました。明らかに様子がおかしいと思い、また退院時に説明された術後合併症の血栓症に当てはまる症状だと思い、すぐにかかりつけの病院に向かいました。かかりつけの病院で受付し、呼ばれるのを待ってる間に手術を受けた横浜の病院にも連絡し、症状を伝えましたが「術後は足の筋力が落ちてそういう症状になることもあります。ひとまずかかりつけの先生に診てもらってください」と言われました。そして診察室に呼ばれて先生に症状を伝えるとともに、念のために撮影した動画を見せました。診察中、ピースは非常に興奮しており、落ち着かせるために酸素室に入り、採血とレントゲンを撮りました。私たちが待合室で待っている間にはてんかん発作が起きてしまい、鎮静剤と抗てんかん薬を投与されましたが、一回では収まらず追加で投与し、そのまま入院することになりました。

 

22時頃、先生から連絡があり「発作が頻発しているため、脳へのダメージを抑えるために全身麻酔を行い、人工呼吸器をつけています。急変の可能性もあります」と、病院に連れて行った時よりも症状が悪化していました。

 

7月29日 ＜術後10日 退院7日目＞

朝、先生から「深夜1時半頃MRIを撮り、脳の血管に血栓があります。今日の21時で麻酔をやめて、どのようになるかで今後が決まります。」と連絡がありました。

 

夕方、ピースに会いに病院に行きました。人口呼吸器と点滴、全身麻酔が施されていたピースは眠っており、私たちが体に触ると目を覚まして発作を起こしています可能性があるので言葉を掛けることしかできませんでした。

面会後、先生から「脳の太い血管が血栓で梗塞を起こしている、つまり脳梗塞を起こしている可能性が高い。麻酔を止めてからの状況次第でまた連絡します」など説明を受け、一度自宅に帰宅しました。

 

22時頃、先生から「目に光を当てても脳に届いている反応が見られない、呼吸が安定していない、もう少し様子を見ます。」と連絡がありました。

その後家族で相談して23時半頃、病院に向かい到着後、ピースと再び面会し、これ以上苦しんでほしくなかったので安楽死を選択しました。

 

＜7月30日＞

最後に病室に家族だけにしてもらい、ピースに今まで一緒に過ごしてきてくれたことへの感謝の気持ちと助けてあげられなかったことを謝りました。そして私たちは病室を後にし、30日深夜24時過ぎにピースは息を引き取りました。眠りについたピースを連れて自宅に帰り、その日はピースを囲むようにリビングで一緒に寝ました。

 

日中はピースのことを日頃からかわいがってくれた近所の方に挨拶をして、ピースと対面してもらい、ピースがお空に行っても寂しくならないようにと温かいお言葉を掛けて頂きました。

 

＜7月31日＞

ピースちゃんの身体とお別れする日がきました。

午前中にはピースちゃんが誕生した実家の親が来てくれ、ピースちゃんと対面してくれました。

そして13時からセレモニー、火葬、納骨を行いました。

仙台の天気は晴れていて、とてもきれいな青空でし。それは息子の名前「晴陽」をイメージしたような日でした。そんな日にピースちゃんは旅立ちました。今頃お空で待っててくれた、たくさんのお友達とかけっこして、好きなものを好きなだけ食べてることでしょう！そして私たち家族を見守ってくれているはずです。

 

今回、このようなご報告となり誠に申し訳ございません。

 

多くの皆様にご支援・ご協力のおかげで手術を受けられ、成功し、これから元気な姿をお見せできる！というところでこのような結果となってしまいました。

手術前の説明で合併症が起こるリスクの説明を受けていましたが、まさかピースがそうなるとは想像できませんでした。

いつかお別れがくるのは分かっていましたが、人生でこんなに泣いた出来事はありません。

時間が戻るならピースが体調を崩した日の変調が起きた時間に戻りたいと何回も願いました。

 

息子は今でもピースの写真を見ると「ねね！ねね！」としゃべりだしたり、突然「ねね！ねね！」と家の中でピースちゃんのことを探し始めます。

息子のなかではピースちゃんはどこかにおでかけ中だと思っているのかもしれません。

 

正直、私たちも完全に気持ちの整理はついておらず、ピースはまだ入院中なのかなと、ふと現実逃避をしていまします。

時間をかけてこの事実に向き合っていこうと思います。

 

生前、ピースの為にご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。本来なら皆様が笑顔になる写真やエピソードを新着情報として更新していくはずでしたが、このような事態になってしまったこと、お許しください。しかし皆様には言葉に表せられないほどの感謝の気持ちしかございません。本当にありがとうございました。

 

もしご家族様がピースと同じ処にいましたら、ピースちゃんと友達になってねと伝えて頂けるとありがたいです。気が強い子で他の子にガウガウしちゃいがちでしたが寂しがりやの女の子です。よろしくお願いいたします。