お子さんの描いた絵で、どうぶつとの関係性を学べる絵本をつくりたい！

▼今回の絵本プロジェクトを立ち上げたきっかけ

"相手を尊重する気持ちをはぐくむために”

動画や写真共有のSNSがあたりまえになった昨今、多くのどうぶつたちのかわいらしい姿とともにいろいろな瞬間が「癒される」ということばで瞬く間に拡散されていく現実があります。  

 

しかし実はその動物の生態から見るととても無理のある姿や、かなり強いストレスサイン（ボディランゲージ）を発していたりすることが読み取れるものも後を絶ちません。

犬には犬の、猫には猫の、うさぎにはうさぎの、それぞれの動物としての生態や特徴があります。

大切にしたい相手が、本当の意味でリラックスできていることが伝わるからこそ、自分自身も満たされリラックスできるのが本来の「癒される」ということではないでしょうか？

 

特にお子さんには“命”という曖昧で概念的な指導は理解しにくいです。

そのためにまずは「相手のことを知る」、「目の前の相手を尊重し大切に扱う」という体験を積み重ねてもらうことこそが、将来自分自身や相手の命をも大切にするということに繋がるのではと私たちは考えています。

目の前の相手がどのように感じているのかを思いやり尊重する心をはぐくみたい、という想いでこの絵本製作に踏み出しました。   

 

 

これまで・・・私たちは「犬と友達になろう！いぬともプロジェクト」、「猫と友達になろう！ねこともプロジェクト」、「うさぎと友達になろう！うさともプロジェクト」というそれぞれの動物の生態や特徴を実際に触れあって学ぶ親子向けのイベントプロジェクトを実施してきました。

その中でも一番大切にしていたのは「それはどういう動物か」「その個体はどのような状況か」「どのようなボディランゲージを発しているか」をお子さんだけでなく保護者の方も一緒に同じ目線で実際に体験していただくことです。

これらのプロジェクトには、これまでで168組のお申し込みと274名のご参加をいただきました。（お申込み組数にはキャンセル待ちを含みます）

 

　　

 

　　

 

これから・・・イベントを実施できる場所や規模、人とのふれあいに対応できる動物はどうしても限られます。

また、ことばを話す前のごく小さなお子さんには、特に日常生活で自然に繰り返し体感してもらう必要があります。

そのため、絵本という媒体を使うことでイベントに参加できないご家庭や、小さなお子さんの日常に、犬のこと、また「相手を理解しようとし尊重する気持ち」の大切さを疑似体験できる環境を提供できればと考えました。

大人の方も、幼児～学生さんまでも、お題に沿って描くことで改めてその時のそのどうぶつはどんな心境かを想像しながら参加いただくことができます。

そしてご自身やお子さんが描いた絵が絵本の一部に。

ぜひ楽しみながらご参加いただければ嬉しいです。

今回は犬に関するテーマですが、本プロジェクトで多くの共感やご支援をいただけましたら、猫とうさぎも実施したいと考えています。

 

 

 

 

▼自己紹介

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは、家庭動物共生教育支援フォーラムと申します。 非営利型団体として、身近なペットとのより適切なかかわり方を多くの親子に体験・実感してもらうことで、咬傷事故や遺棄される動物を減らしていこうという理念のもと、少人数参加型のふれあい方イベントなどを実施してきました。

しかしこれには活動の限界もあり、より多くのご家庭に、もっと自然 に、もっと楽しく身近などうぶつである犬、猫やうさぎとのかかわり方を考えてもらうきっかけにしていただきたいという想いから、今回初めて絵本製作のクラウドファンディングに挑戦します。

 活動メンバーは、パワフルな男児3人とともに野犬出身の元保護犬を絶賛奮闘養育中の私、大野（ペットシッター）をはじめ、ドッグトレーナー2名、キャットインストラクター、犬の幼稚園経営者の5名で活動しています。

よろしくお願いします。

 

 

▼プロジェクトの内容について

絵本製作にあたっては、それぞれのページごとにお題を公開して絵を募集し、みなさんの描いてくれたシーンを繋ぎ合わせて一冊の本としてまとめたいと思っています。

絵本製作のために、みなさんのお力を少しお借りできませんか？

リターンももちろんですが、作品への応募、お知り合いへのシェアなどもぜひお願いしたいです。

みんなの力で、かわいく楽しい絵本を作りましょう！

 

＜どうやって作るの？＞

用紙サイズや使用素材等は事前にこちらで指定があります。

さらに、1ページごとに登場する動物の設定（例"大きな白い犬があくびをしているところ"等）をお伝えします。

お好きなテーマの絵を描いて、お送りください。データでも原画でもかまいません。

また、応募条件に年齢制限はございません。親子で楽しみながら一緒にお絵描きを楽しんで参加いただけます。

（採用作品の著作権（著作権法第27条および第28条に規定する権利を含む）は主催者に移転します）

 

※募集テーマ等の詳細は専用ページからご確認いただけます。

https://faes-ehon.jimdosite.com/

 

みなさんからお寄せいただいた絵を私たちがストーリーに繋ぎ、10～20ページ程度の絵本に仕立てます。

まずは犬で実施いたしますが、ご支援やご参加が多く見込めそうな場合は、猫、うさぎの絵本もそれぞれ検討します。

主に小さなお子さん向けの絵本になりますので、難しいストーリーではなく、繰り返し日々楽しんでいただける内容を想定しています。

ある程度のストーリーは事前に想定してはいますが、最終的にどんな内容になるかは、完成をお楽しみにしていただけると嬉しいです。

厚紙でフラットタイプの製本になる予定です。

 

　　　　　　　　

※作品のサンプルイメージ　

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

12月下旬　詳細を発表し募集を開始します！

 

2024年

2月末　応募を締め切ります。

3月　　いただいたデータから一冊のストーリーに仕立て、製本業者に発注

4月　　　絵本が完成します

4月末頃　お手元にお届け

その後はイベントやサイトを活用した全国への頒布を目指します。

増刷がかけられた場合は、保育園等の児童施設への寄贈も検討中です。

 

 

※人物の写真については掲載許可済です