ミュージカル「海色のインクに恋して」公演成功!
ご支援いただきました皆様、12月27日レクザム大ホール「海色のインクに恋して」公演、成功いたしました。
戦後75年、知られざる海上機による特攻隊のドラマを制作。コロナ禍にあって、6年生をなんとしても舞台に立たせたいという二つのミッションのチャレンジでした。
まず特攻隊のドラマに関してですが、今まで地域に住んでいても知らなかった真実を広く伝えることができました。この公演に際して多くのマスコミの取材を受け、実際に公演に来られなかった方々にも知っていただくことができ、公演後も、参加された皆さんの中で、「プログラムをもっともらえないか。この歴史を知り合いの方に知らせたいので」とおっしゃる方が何名もいらっしゃいました。また、この舞台中継を映像と記録し、舞台LIVEビデオの試写会を通して、特攻の歴史を伝えるという目的がありましたが、特攻基地があった三豊市詫間で開催する予定であった試写会が、映像でなく本物の舞台を上演して欲しいという依頼があり、2月27日に公演することとなりました。
一方、6年生を舞台に立たせるミッション。学校の一斉休校が開け、このミュージカルの練習に入ったのですが、マスクをつけての練習は呼吸困難になり、ダンスや歌が続かず、口が動かせないので、セリフも聞こえない状態が続きました。例年のプチミュージカルの作品のレベルに届くのだろうかという不安もよぎりましたが、クラウドファンディングのお礼の手紙を書いたり、特攻基地跡の見学等を通して、使命感を維持しながら一生懸命練習に取り組みました。そのおかげで、劇団の代表作となるいい作品を創造することができました。
やはりコロナの影響で例年よりお客様は減少しましたが、満足はしていただいたという実感がアンケートから感じることができました。
ミュージカル制作には大きな資金が必要です。チケット収入の減少は、来年の公演、劇団の維持に影響いたします。しかし皆様のご支援1,056,900円(ご支援いただいた
金額からシステム利用手数料を引いた額)全額、会場費、照明、音響費に使わせていただきました。お陰様で来年度も公演の実施が可能となりました。
リターンは、後ブルーレイディスクの発送が残っております。現在制作中です。舞台中継としての映像でありますが、映像作品としてもお楽しみいただけるものになっていますのでしばらくお待ちください。
後、2月27日、千秋楽公演が残っておりますが、既に来年度の作品「ひびけ!駅ピアノ」の制作が始まっております。最近テレビでも駅に置かれた自由に弾けるピアノの番組が放映されていますが、駅ピアノを取り巻く人間ドラマで、音楽が人を癒し、勇気づけるドラマです。機会がございましたらこの作品もご鑑賞いただければ幸いです。