7月から動き始めてきた、シリアの教育支援のクラウドファンディングが、

いよいよ、本日から始まりました。

 

きっかけは去年からの旅で、

ヨルダン・トルコ・イラクなどのシリア難民の住む地域を周ってきたことからでした。

 

ニュースで伝えていることって、どこまで本当なんだろう?

彼らが今、感じている思いを知りたい。

 

 

そして、シリア難民支援をしている、サダーカ、パルシック、AAR、JIM NET、 KnK、Save the Children、 JICAと言った様々な組織の人たちから話を聞き、人を紹介してもらいながら、支援の立場から、支援を受ける立場から、支援を受けていない人たちから話を聞いてきました。

 

 

トルコで出会ったシリア難民の子ども達。変わらぬ笑顔を見せてくれた。

 

 

「これほど多くの人たちがやっているのなら、僕の出番はないかもしれない」

と、思いながらも、やっぱり、今のシリアをめぐる問題は、あまりに複雑で、手が届いているとは言い難い状況でした。

 

なにより、シリアの人たちの一番の思いは、

「支援が欲しい」のではなくて、「自分の故郷に帰りたい」ということです。

 

つまりそれは、「戦争が終わる」ということ。

しかし、シリアの戦争は、まだ光明が見えていないほど、ひどい状況です。

 

 

その中で、「僕にできることはなんだろう?」って、必死になって考えて、考えて。

 

僕の出した答えは2つありました。

 

 

 

ひとつは「シリアの人たちの姿を伝えること」

 

平和な頃のシリアを知っている人たちは決して多くなく、戦争開始後に関わった人、知った人が多数派です。

過去のシリアを知っていて、今のシリア難民を訪ねた、数少ない日本人が僕です。

数え切れないほどの、ありえないほどのシリア人の思いやりエピソードを伝えていきたい。

 

それは、「難民」だとか「かわいそう」だとか、そういう目線ではなく、

「友人」や「素敵な、尊敬できる人」として、シリアの人を見て欲しい。

 

そして、身近な問題として、戦争と平和について考えて欲しいと思っています。

 

 

シリアで活動していた時から「彼らはできる。僕ができるのは橋渡し」をモットーに、現地の人たちと共に歩んだ。

 

 

もうひとつは、「シリア国内の教育支援」

 

シリアの国外の難民に対しての支援については、多くの団体がすでに動いています。

もちろん、それでも足りてはいないのですが、国内への支援の難しさは、政治の問題が絡んでくることにあり、

助成金などでお金を集めることが、非常に難しいという状況にあります。

 

その状況の中で、自身も難民としてトルコに住みながら、シリア国内への教育支援をしている英語の先生がいます。

27歳のシリア人、Usama。

 

彼は「子ども達は、未来の希望なんだ」と、危険な状況にあるシリア国内にも入って、

支援物資を届け、スキマの世代を作らないために、一生懸命に動いています。

 

 

彼を経済的な範囲で手助けし、子ども達が夢や希望を持てるような望みを、紡いでいきたいと思っています。

 

支援先の子ども達から写真と動画が届いた。破壊された学校の前で。

 

 

 

そのひとつの形として、このクラウドファンディングを始めました。

 

文章もいろんな人たちに見てもらい、手直しし、何度も書き直しました。

告知のための広報についても、色んな人たちに相談し、応援してもらいました。

リターンについても、これで良いのか、何度も悩み、叱咤激励をしてもらいました。

 

 

 

「あなたのおかげで夢を持てたよ」と言ってくれたシリア人の少女との日々が

僕がシリアに一生関わることを決めた大きな理由です。

 

その「あなた」を皆で共有できるようなものにしたい!と必死に考えました。

 

 

 

 

3,000円や10,000円は、決して安い金額ではありません。

その重みをしっかりと感じて、シリアの人たちのために、大切に使わせていただきます。

 

もし目標金額を越えた場合、目標にしている50人よりも多くの子ども達が学校に通うことができます。

 

 

 

 

 

 

ぼくらは、一人では何もできません。

ですが、何かを達成するためには、たった一人の想いからしか、始まらないのも、また事実です。

 

一人ひとりの力を合わせて、大きな力に変えていくために踏み出した、この一歩を、

皆で踏み出す一歩にしていきたいと思っています。

 

 

一緒に、動いてきましょう!