演劇で廃棄物処理問題を取り上げて、人の心に訴えたい！

ファンタジーだから伝えられる現実を

 

こんにちは。劇団プロットプラネット主宰の村上未優と申します。私は現在東海大学文化社会学部文芸創作学科に通う19歳で、文章を書く勉強をしています。劇作家・小説家・演出家を目指しています。自分たちの劇場で自分の仲間たちと、自分の脚本と演出で、最高に心揺さぶるお芝居を上演することが夢です。夢を叶えるため2019年4月に劇団を結成し、大学の同級生や高校時代の仲間5人と、神奈川県川崎市で活動しています。

 

右から、近藤七星・村上未優・中島雄樹（初期メンバー）

 

 

「夢とファンタジーの裏側へ──」をキャッチコピーに、本当なら目を背けたくなるよう真実や現実を、ときにファンタジー、ときに笑いを織り交ぜ伝えたいという思いのもと、台本制作から行なっています。

 

普段の稽古やトレーニングは多摩川の河川敷で行っています

 

 

 

また、演劇の上演に限らず、YouTubeへの即興劇や朗読劇、音楽などの投稿もしています。演劇界の人だけではなく、様々な人に少しでも興味を持っていただきたいと思っています。

 

朗読劇レコーディングの様子

 

 

そんな私たちは今回、劇団初の公演である、旗揚げ公演「黒い星で抱きしめて」を上演します。

 

 

一番身近で、一番目をそらしている問題

 

この「黒い星で抱きしめて」という物語を作ったのは、ガーナのアグボグブロシエ地区という場所に、先進国が捨てた電子機器が不法投棄されていることを知ったのがきっかけでした。そこに住む子どもたちは、捨てられた電子機器を燃やすことでそこから貴重な金属を取り出し、生計を立てています。

 

 

ガーナ アグボグブロシエ地区/Kairi様にて許可をいただき掲載しています。

 

 

私たちが毎日使っている便利なモノの裏側にある、残酷な現実。

これを現実のまま伝えても、その残酷さは表現できないと思いました。ドキュメンタリーでも写真でもなく、ファンタジーの物語として上演することで、その裏目に出てくる現実がよりはっきりとすると思ったのです。

 

 

 

 

https://wired.jp/2018/05/01/electronic-waste-photographs/

途上国の貧しき人々が生きる「電子ゴミの墓場」の真実

 

 

 

 

公演「黒い星で抱きしめて」

 

2019年11月16日、17日に吉祥寺櫂(かい)スタジオにて旗揚げ公演「黒い星で抱きしめて」を上演します。

 

便利とは、美しさとは、幸福とは何だろう。そのようなことを問いかけたくて、何度も書き直しながら完成させました。

美しく綺麗なものを作れば、その裏側には必ず汚く醜いものが生まれます。便利で楽なものが増えれば、その裏側には乏しくなってゆく心があります。

 

美しく便利になりゆく世の中の上空には、ゴミだめとなった「時間のない世界」がありました。そこに住むたった1人の男の子ガラはある日、美しく便利な「時間のある世界」から来た女の子ハナと出会います。

 

「アノ世界、誰ノ幸セノタメニ作ラレタ？」

 

真っ直ぐな子どもたちが、醜く汚いゴミの世界で繰り広げる、大切な、大切な、心のお話です。

 

 

 

 

日時：2019年11月16日(土)18:30〜
       2019年11月17日(日)13:30〜/18:30〜

 

場所：吉祥寺櫂(かい)スタジオ

JR吉祥寺駅から徒歩12分

 

料金：500円

 

開場は開演時間の30分前です。約1時間ほどの公演になります。

 

 

 

 

公演情報：https://plotplanet420.wixsite.com/home/blank-1

 

 

 

メンバー紹介

 

村上 未優（むらかみ みゆ）

 

劇団プロットプラネット主宰の村上未優と申します。脚本と演出を担当しており、今回の旗揚げ公演では物語のキーパーソンとなるガラという男の子の役を演じます。ガラは、忘れかけていた気持ちや懐かしい記憶に触れてくるようなキャラクター性を持っています。すでに稽古が始まっていますが、舞台芸術を創ることの難しさを実感しています。ですが、そのようなものを自分の身で感じ、揺さぶられ、乗り越える、そこにこそ舞台芸術の感動が生まれるのだと思っています。それが少しでも多くの人に届いてほしいと願っています。温かいご支援をどうぞよろしくお願いします。

 

 

近藤 七星（こんどう ななせ）

 

団員の近藤七星と申します。
本公演では、ステラレを演じます。ナキの兄であり、子供達の中で最年長ということもあり、しっかり者な印象を受ける少年です。彼は誰よりも優しいのですが、不器用が故に人と上手く意思の疎通が出来ないことがあります。そんな彼ですが、この物語を通して少し変わることが出来ます。
人や、世界は簡単には変えることができないです。僕達はその不変の世界に、見ていただけるみなさんに少しでも変化の意思を与えたいです。
しかし、僕達だけの力ではどうにもならないこともあります。そこで少しでも興味を持っていただけた方、何かを変える手伝いをしたいと思っている方々にご支援ご協力をお願いします。
いただいたお気持ちは120%劇団に活かして行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

中島 雄樹（なかしま ゆうき）

 

 

 

 

小野瀬 千鶴（おのせ ちづる）

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づのむ❝角霧 きのこ❞（づのむ❝かくぎり きのこ❞）

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人の心を変えるということ

 

この作品を上演することで、一体世界の何が変わるでしょうか。ガーナで苦しむ子どもたちが救われるでしょうか。不法投棄問題が解決に向かうでしょうか。私は、世界のどこも何も変わらないと思います。何も変わらずに、世界は動き続けると思います。

 

それでも、観終わった人の心の中に、少しでも何かの変化を残したいと強く思います。具体的に見える形で変えることは難しいかもしれません。しかし、世界を変えられなくても、人の心を変えることはできます。それが私のビジョンであり、展望です。

 

私たちは学生で、やはり思い描いているものを作るにはまだまだ財力が足りません。劇場を借りること、台本を書くこと、セットや衣装を制作すること、全て初めてで未熟なため、どうか多くの人に支えていただきたいです。応援していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

開催日時    
2019年11月16日18:30〜
2019年11月17日13:30〜、18:30〜

開催場所    
吉祥寺櫂(かい)スタジオ URL:http://www.gekidan-kai.com/studio/

主催者    
劇団プロットプラネット主宰 村上 未優

イベント内容    
名称:劇団プロットプラネット旗揚げ公演「黒い星で抱きしめて」
夢とファンタジーの裏側へ──をキャッチコピーに、本当は目を背けたい現代社会の現実や真実を、ファンタジーを通して伝えます。
URL:https://plotplanet420.wixsite.com/home/blank-1