優しいポロの話

クラウドファンディング2日目を終えました！
4名の方からのご支援を受けさせていただきました、本当にありがとうございます！

【ポロの体重の変遷について】

7/3→2.3kg（元気消失発現時）

8/1→2.1kg（FIPと診断）

9/3→3.0kg（現在）

と、FIPになって落ちていた体重は、闘病を開始してから約1kgも増えました。

闘病開始から3日のうちに体重が増えなければ寛解の見込みは難しいと先生から言われ、
泣きながらありとあらゆるキャットフードを買いに行った日…
なんでもいいから食べてほしいのに、寝てばかりのポロ…

あの時の辛い状況があって今、昔みたいにご飯の器の前で目をキラキラさせるポロがいるんだと思います。

体重増加に伴って、薬の量はどんどん増えて
今は1日に11錠もの薬を飲んでくれているポロですが、重度の貧血と低コレステロールは未だ改善されてません（泣）

頑張って体重増やしていこうね、生きようとしてくれてありがとう。


【以下、余談です。】
昨晩、Twitterで殴り書きもしたのですが、
不安で眠れなくなった私をポロが優しく慰めてくれました。
その時のことを一生覚えていたいので、私の記録用にここにしたため直したいと思います。

「辛い投薬を無理やりさせて、ポロに嫌われたんじゃないかな」「寛解した後のポロの寿命はどれくらいになるんだろう」「クラファン成功するかな」など、様々な考えが渦巻いて、午前2時まで眠れずにいました。
トイレに行くため1階に降りるとポロが玄関で寝ていたので、起こさないように静かにトイレへ入ったのですが、トイレから出たらポロが待っててくれました。
嬉しかったので、頭を撫でると、ポロはおもむろにご飯を食べ始めました。
（先生からの指示でいつでも食べれるように置いています）
私が不安がってるから、ご飯を食べてるところを見せてくれたのかな、優しいなと思い、
ポロがご飯を食べているのを廊下に寝転んで眺めていたところ、食べ終わったポロが私にスリッとしてからまた玄関に寝転んだので、寝るの邪魔したら悪いし、私もお茶でも飲んだら寝ようと思ってリビングに行きました。
リビングには両親が飼ってるインコ達が寝てるので、人がいない間はポロをいれないようにしています。
リビングに入り、ドアを閉めたのですが、飲み終わってドアを開けると、またポロがドアの前に座って待ってくれていました。
もしかしたらリビングに入りたいのかな？とも思ったけど、ポロはリビングに入らず、私の足にスリスリ…
ポロは私が不安になっていること、ちゃんと気づいているんだ、励ましてくれてるんだと気づき、もうぼろぼろ泣いてしまいました。
しゃがみこんでポロを優しく撫でると、何度も頭を擦り寄せて、喉をゴロゴロ鳴らしてくれました。
家族が眠っているので、声こそあげなかったけど、しゃくりあげて泣きました。
病気で苦しんでいる子猫に、飼い主が気を遣わせるなんて、なんて情けないんだ。
プロジェクトページにも、ポロの前では元気でいます、って書いたのにな…

ポロは私にとってはじめての猫です。
猫は気ままな生き物だなんて聞いていたのに、こんなに愛情深くて、優しい動物だなんて思いもせず…
ポロに気を遣わせているのが申し訳なくなり、「ごめんね、ありがと、もう寝よう」とポロに告げて、部屋に戻るため階段に上がると、ポロは後ろからついてきてくれました。
最近覚えた遊びのかくれんぼをしながら二人で階段をのぼり、ポロは部屋まで私を見送ってくれました。
投薬をする時ベッドでしていることから、病気になってからはベッドに上がりたがらなくなったポロだったけど、私の横に飛び乗り、涙でぐしゃぐしゃになった私の顔をザリザリの舌でたくさん舐めてくれました。
もう、涙は止まりませんでした。
私の懐で一回座った後、部屋を出て行って、またすぐ様子を見にきたので、
「もう大丈夫だよ」
と言うと階段を降りて行ったようでした。
その後はもう多分玄関で寝ていたのだと思います。

どうしてこんな優しいポロが死んでしまうような病気にならなきゃいけないのかな。

どうしてあんなに薬を飲まなきゃいけないのかな。

ごめんね…

ポロのおかげでその後はスッと寝ることができました。
一番辛いはずのポロにあやされて眠る自分はとても情けなく思いましたが、それ以上にまだ産まれて一年にも満たないのに、優しい気持ちに溢れたポロを心から愛しく思いました。

今朝は、もう気持ちも晴れて元気です。
ポロのおかげです。
本日からもポロの命を守るために力を尽くして参ります。
どうか、ポロの病気が寛解しますように。



もしここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら感謝を申し上げます、ありがとうございます！