プロジェクト報告
新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年11月19日にクラウドファンディングが成立して約1年2ヶ月がたちましたが、いまだにミクロネシアに渡航できず、なかなか計画通りにプロジェクトが進められない歯痒い状況が続いております。そんな中、僕なりに日本国内でできることを行ってきました。
遅くなりましたが、今日は皆様にプロジェクトの報告をさせていただきます。
ミクロネシアの現状
ミクロネシアへの渡航は依然厳しい状況です。
政府関係者やJICA関係者も入国できていません。
在日ミクロネシア大使館による出入国情報では、以下の通りです。
ミクロネシア連邦(FSM)出入国情報
1 ミクロネシア連邦(FSM)入国
1)ポンペイ州(7月10日から30日間:2021年8月8日まで)
* 例外に該当する者の入境を認めることがある。
2)チューク州(7月20日から9月30日まで)【更新】
* 空路・海路による他州からの入境(ウエノ島のみ)は可能(但し,出発地保健局から搭乗前に検診を受けること)。
3)コスラエ州(10/16~90日間:2021年1月13日まで)
* コスラエ州の市民,居住者を除き,新型コロナウイルス感染国・地域からの渡航者の入国(境)を禁ずる。
4)ヤップ州(7/22~30日間)
* 全ての渡航者の入国(境)を禁ずる。
(出典:https://www.micronesia.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Generalinfo_coronavirus.html)
WHOによると2020年1月3日から2022年1月4日まで、COVID-19の感染例は0人と報告されています。
(出典:https://covid19.who.int/region/wpro/country/fm)
関係者によると、海外からミクロネシアへの渡航は、11月下旬の便を最後に運行を中止しており、現在発令中の非常事態宣言が1月下旬まで延長される可能性もあり、渡航便の再開時期も未だ定かではないとのことです。
プロジェクトの現状
クラウドファンディング終了後、プラスチックリサイクルの機械の改良や製作を行いました。
プラスチックをリサイクルするための機械(破砕機2台、射出整形機2台、押出機1台、各種工具)を準備することができました。
また、コスラエ州の同僚と継続的して情報共有を行ってきました。
KIRMA(コスラエ州資源管理局)の同僚に現地の状況や職場の状況の変化があればその都度連絡を取り合っています。
皆様からいただいた資金は以下の通り使わせていただきました。
支援金合計 |
2,147,000円 |
ready for 手数料 |
283,404円 |
返礼品代
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40,000円 |
機械、機械部品、消耗品 (破砕機×2 射出整形機×2 押し出し機×1、その他部品、工具)
|
480,000円 |
残金(機械改良費、消耗品費、輸送費、現地運営費に利用予定)
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1,343,596円 |
今後の方針
クラウドファンディング成立から約1年2ヶ月が経過し、これまで準備を進めてきましたが、いまだにミクロネシアへの渡航の見通しが立っておりません。大変悔しい思いでいっぱいですが、何度も熟考した上で、このプロジェクトを”一時延期”することを決断いたしました。
プロジェクトが再開する日に向けて、皆様からいただいた資金・機械を大切に保管し、僕自身、語学や機械の加工・整備について学ぶなど、力を蓄える時間とさせていただきます。
今後の進捗や情報発信は引き続きready for の新着情報ページにて更新させていただきます。その際は皆様に進捗報告メールが届きますので、よろしくお願いします。
新型コロナウィルスの影響で困難に直面している方も多いことと思います。僕自身上手くいかないことが続き、体調を崩したこともありましたが、応援してくれた支援者の皆様、友人や同僚のためにも、もう一歩頑張ろうとの思いで、今までなんとかやってこれました。
皆様も健康には充分気をつけてお過ごしください。
最後にはなりますが、皆さんの健康とご発展を心からお祈り申し上げます。
ご質問やご意見があれば下記までお願いします。
田中大樹(イショ)