働く親が安心して子どもとつながっていられる環境を
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 25人
- 募集終了日
- 2022年9月21日
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- 総計
- 0人
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- 総計
- 364人
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- 1,026,000円
- 支援者
- 88人
- 残り
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- 現在
- 41,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 28日
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- 総計
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- 4人
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- 総計
- 35人
プロジェクト本文
ページをご覧いただきありがとうございます。フルティフルは、子どもが安全に園で過ごし、働く親が安心して子供とつながっていられる環境を実現するためのクラウドの仕組み「QRだれドコ」を運営するために立ち上げた会社です。立ち上げた私はエンジニアです。今年まで下の娘が保育園に通っていました。
私の家は夫婦どちらもフルタイムで働いています。子供は園やスクールに預けなければなりません。ある時、小学生の息子が放課後スクールの送迎バスに乗り遅れ、バスが行ってしまったことがありました。先生がすぐに気付いたため無事でしたが、あの時、先生が気付いていなかったら夜まで置き去りになっていたのだろうか。。と考えると怖い思いがしました。
今、共働きの家庭が増えて園に入る子供も増えています。一方、園で子供を守る先生の負担も大きくなっています。バス車内での熱中症の事故もありました。その中で子供の安全を確保し、かつ園の先生の確認負担を減らし、さらに働く親が安心して仕事に行くことができる環境をクラウドの仕組みで実現できないか、と考えて作ったのがこのスマホとQRコードを使った仕組みです。
子どもの安全を確実にすることに加え、子どもと保護者がつながることができる機能も入れました。「すまいるモード」では子どもが保護者対し自発的にメッセージを送ることができます。「ごはんちゃんとたべたよ」「えんていであそんだよ」--- 親がどこにいても子どもの気持ちと活動が伝わる機能です。
このシンプルな仕組みを知って頂きたく、地元静岡県の浜松市役所の担当部課に行ってご協力をお願いしています。ただ、保護者からの要望・理解がなければ市や園も積極的に動くことができないことも分かってきました。
そこで、保護者の方々にこの仕組みを広く知って頂きながら、公立・私立の園に機器を無償貸与したく、本プロジェクトにチャレンジさせて頂くことにしました。今回のご支援はこの仕組みの告知、貸与機器の購入と運営に使わせて頂きます。
置き去り事故を防ぎ、働く親が喜びと安心の中で働くことができる環境を作りたい --- 「こんな仕組みができたみたいだよ」と周りの人に言って頂けるだけでもサポートになります。皆様のご支援を何卒お願いいたします。
バスでの送迎やお散歩などの園外活動において園児が置き去りになる事故が取り上げられています。東京都に報告されているだけでも置き去り事故は一年間に78件発生しています(2021年度)(引用元:朝日新聞 2022年6月1日 「園児「置き去り」、都への報告が年78件に急増 住民が保護した例も」)。
置き去りが発生するケースはいくつかあります。公園でシャボン玉を追いかけて集団を離れたり、虫に気を取られて移動中の列からはぐれたりするだけで、置き去り発生のきっかけになってしまいます。そして置き去りになってしまった場合、先生やお友達を探してその場を離れてしまうのも自然なことです。体の小さい子どもが道路に出てしまえば重大な交通事故につながる危険性は極めて高くなります。
置き去りが発生するケース
園の先生が注意していれば防ぐことができるという考えもあるかもしれません。しかし、ただでさえ負担の大きな保育という業務の中、急な休みや登園が日々発生するようなイレギュラーな状況下では限界があります。事故が起きた時、先生の注意不足を責めるだけではこれらの問題は解決しません。
園で働く保育者の肉体的・精神的負担は増加しています。保育士から見た「負担となるもの」についての調査では、保育士の人数不足、保護者からの苦情、持ち帰る仕事が上位5位にランクインしており、保育者の負担の軽減も急務となっています(引用元:日本保育協会「保育士における業務の負担軽減に関する調査研究報告書」 平成26年度)。
今年も熱中症対策がニュースで取り上げられている中、置き去り問題に対する具体的な解決策は見えていません。幼稚園や保育園などでICTが徐々に進みつつありますが、書類作成などの業務をカバーするサービスが多い一方、園児の安全にフォーカスした小規模な仕組みはまだ少ないと言えます。
置き去り事故を限りなく0に近づけ、だれでも簡単に使える合理的な仕組みは作れないのだろうか。。そのように考えて作ったのが「QRだれドコ」という仕組みです。印刷したQRコードを園児の名札などに付けておいて公園やバスでスキャンするだけで点呼ができ、その情報を(一人の先生だけではなく)園に居る先生たち全員で共有することができます。
「だれでも簡単に使える」ようにするため、ほとんどのスマホやPCで使えるような仕組みを採用しました。また、「コストをかけずに使える」ようにするため、紙に印刷したQRコードだけで運用できるように工夫しました。
開発にあたって目指したこと
園児の安全と保育者の負担軽減を実現する仕組み
「誰がお散歩に出たのか」
「帰ってきた子どもはだれか」
「帰ってきていない子どもはいるか」
「バスには乗ったけれども入園していない園児はいないか」
といった情報が一覧表示されます。園への出入りの記録は先生同士で常に共有されているため、担当の先生に負担が集中することがなく万が一の時でも気付きが早くなります。
保護者は自分の子どもの外出や入園などの情報を園と共有することができます。そのため子供を見守りながら安心して仕事をすることができます。
保護者と子どもの心をつなげる「すまいるモード」
すまいるモードは、タブレットを設置しておくことで園児が保護者に対し自発的にメッセージや気持ちを送信できる機能です。保護者は仕事の休憩時間に今日の子どもの活動を知ることができ、喜びと安心の中で仕事をすることができます。
タブレットボックスの例です。園児がタッチできるように低い位置にタブレットを配置しています。
メッセージや絵を選び、スマイリーを押して自分のQRをタブレットにかざすと保護者にメッセージが伝わります。
この仕組みの利用を、保育園・幼稚園であれば園児199人の登録まで無料にします。これにより、ほとんどの規模の園が無料で利用できるようになります。
よりたくさんの人に使って頂くために工夫したこと
アプリをインストールせず、Webブラウザから利用できます。ICカードなどと違い、特別な読み取り機も不要です。また、QRコードにはニックネーム程度の情報しか含まれていないため紛失しても安全で、再発行も容易な仕組みにしました。
ご支援をお願いする目的とご支援金の使途
今回ご支援をお願いするにあたり、このプロジェクトにネガティブな反応が出ることも想像しています。例えば、「子どもをIDカードのようなもので管理するのはいかがなものか」というお考えです。
確かに先生の園児に対する気持ちが強ければ事故は起きないという考えもあると思います。ただ現実の問題として、子どもが好きであえて激務である保育者という仕事を選んだ先生方でも確認ミスを100%防ぐのは難しく、置き去り事故が毎年発生しているという事実があります。
将来、園や先生が増え、周囲の環境も安全になり、このような仕組みが不要になる環境になればそれがベストだと思います。今回のプロジェクトを通して、先生方や保護者の皆様から様々なご意見を頂ければ、今後の取り組みに活かせるものと考えています。
本プロジェクトで今回ご支援をお願いすることにより、
- この仕組みを保護者や幼稚園・保育園の方々により広く知って頂くこと
- 様々な立場の方からのご意見を頂くこと
- 実際に保育園・幼稚園に試して頂くための機器を調達し、無償で貸与するための費用を捻出すること
を目指しています。
ご支援金の使途としては次のものを計画しています。
- 試験導入したい幼稚園・保育園を募集するための告知、広告宣伝にかかる費用:20万円
- タブレット10台と必要な周辺機器を購入する費用:40万円
- サーバー費用と運営費用:20万円
- 諸経費:20万円
試験導入に応募頂いた園、または本クラウドファンディングにご支援下さった方/団体様より指定頂いた園で、試験導入にご賛同頂けた園に機器を無償貸与する予定です。
ここで紹介させていただいた仕組みが、園児・保育者・保護者がみな安全で安心な生活ができる環境を作るための助けになることを願っています。また今回目指している試験導入を実際に行うことができましたら、実際にお使い頂いた園や保護者のご感想やご要望をもとに、更に使いやすく、役に立つ仕組みに改善していきたいと思っています。
現在、「バスモード」機能を開発中です。「バスモード」では各バス停で乗降する子供の情報を園と運転手(または添乗の先生)がより細かく共有できるため、各バス停での乗せ忘れや降ろし忘れを防ぐことができます。
「バスモード」では、その日に各バス停で乗せるべき子ども、降ろすべき子どもを登録しておくことができます。これにより各バス停で確実に点呼・乗降を行うことができるため、バスの運行にかかわる運転手や添乗の先生の負担を軽減できます。熱で急に登園できなくなった園児がいても、その情報はすぐに運転手や添乗の先生に伝達されます。
最後に
子どもの安全を守り切れる環境、保育園・幼稚園の先生に大きな負担がかからない環境、そして保護者が日々安心して、喜びをもって働ける環境を実現したいと思っています。
このプロジェクトをご覧頂いて、園の先生に「こんな仕組みがありますよ」とお伝え頂けるだけでも大きな力になります。
ご支援のほど、お願いいたします。ここまでお読み下さり、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
- プロジェクト実行責任者:
- 南野真吾(フルティフル合同会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
広告宣伝費を20万円使用して本取り組みを告知し、試験導入したい幼稚園・保育園を募集します。40万円を使い、タブレット10台と必要な周辺機器を購入して応募した園または本クラウドファンディングをサポートして下さった方/団体様から指定頂いた園の中から貸与可能な園に無償貸与します。サーバー費用と運営費用に20万円、諸経費に20万円を使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- 無償貸与を希望する幼稚園・保育園が集まらない可能性があります。現在市役所や金融機関などに無償貸与の実施を告知しており、まずは地元の園での意見を集めることから始めています。
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プロフィール
南野 真吾(フルティフル 代表) 横浜国立大学工学部、ジョージア工科大学大学院(航空宇宙工学科)の在学中、コンピューターシミュレーション(流体・航空力学)を学ぶ。20年間、産業分野において人間の目視による確認ミス・注意ミスをコンピューターの目で防ぐ画像処理ソフトウェアの開発に従事。わが子がスクールの送迎バスに乗り遅れたり、バスに置き去りになった園児が亡くなる事故が報道されたりしたことから、「やはり人間は完ぺきではない、一人の人間が注意しているだけでは事故はこれからも防ぐことができない」と考え、人のミスをICTの技術で防ぐ「QRだれドコ」を開発した。モットーは大学院在学中にメキシコ人の友人から言われた、「考えるより、まず、やってみよう。やってみればなにかが見えてくる。」
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リターン
3,000円+システム利用料
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ご支援ありがとうございます。
機器購入費、サーバー費用等に充てさせていただきます。
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
5,000円+システム利用料
・感謝メールとWeb特別ロゴ表示、システム無償貸与の投票権利 x 1
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■QRだれドコ システム無償貸与の投票権利 x 1
※「QRだれドコ」のシステムを無償貸与したい園の投票権となります。
※貸与期間は最大3ヶ月となります。
※継続して園が利用をされる場合には、園で機器をご用意いただく可能性があります。
※万が一、同票であった場合には、貸与先と個別に調整させていただき双方のご同意の元、貸与先を決定いたします。
ご支援ありがとうございます。
機器購入費、サーバー費用等に充てさせていただきます。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年11月
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■QRだれドコ システム無償貸与の投票権利 x 1
※「QRだれドコ」のシステムを無償貸与したい園の投票権となります。
※貸与期間は最大3ヶ月となります。
※継続して園が利用をされる場合には、園で機器をご用意いただく可能性があります。
※万が一、同票であった場合には、貸与先と個別に調整させていただき双方のご同意の元、貸与先を決定いたします。
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- 発送完了予定月
- 2022年11月
プロフィール
南野 真吾(フルティフル 代表) 横浜国立大学工学部、ジョージア工科大学大学院(航空宇宙工学科)の在学中、コンピューターシミュレーション(流体・航空力学)を学ぶ。20年間、産業分野において人間の目視による確認ミス・注意ミスをコンピューターの目で防ぐ画像処理ソフトウェアの開発に従事。わが子がスクールの送迎バスに乗り遅れたり、バスに置き去りになった園児が亡くなる事故が報道されたりしたことから、「やはり人間は完ぺきではない、一人の人間が注意しているだけでは事故はこれからも防ぐことができない」と考え、人のミスをICTの技術で防ぐ「QRだれドコ」を開発した。モットーは大学院在学中にメキシコ人の友人から言われた、「考えるより、まず、やってみよう。やってみればなにかが見えてくる。」