プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

誰一人取り残さない―No one will be left behind―

出来る事をひとつずつ

 

 

 

 

 

私たちのページをご覧いただきありがとございます。

認定NPO法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)の小山光晶と申します。

 

SPJ(旧ミレニアム・プロミス・ジャパン:MPJ)は2008年より国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」*の達成を目指して、世界で最も貧しい地域であるサハラ砂漠以南のアフリカに住む人々の自立支援等を行ってきました。

 

*2015年までは「ミレニアム開発目標(MDGs)」

 

 

~誰一人取り残さない世界を目指して~

 

 

南スーダンの内戦から逃れウガンダ国内に難民として暮らす人々は、83.3万人と言われています。(6月30日現在)*

その多くが祖国を追われ、家や家族を失い、心の傷を受けて生活しています。

中には戦争のトラウマや心の傷が悪化することで自殺してしまう難民の人々さえ出てきました。

そんな心の傷を埋める為に今心理社会的支援への注目が高まっています。心理社会的支援は心にトラウマを抱えた人々がその心の傷に向き合えるように支援する手法です。

 

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)では2019年にウガンダ国内における35万人の南スーダン難民の児童へ心理社会的支援を届ける事を目標としています。**

 

過酷な状況の中で暮らす彼らの心に寄り添いたい…』 という思いから、このプロジェクトは立ち上がりました。

 

*Uganda Comprehensive Refugee Response Portal https://data2.unhcr.org/en/country/uga

**Uganda Country Refugee Response Plan January2019-December2020 https://data2.unhcr.org/en/documents/download/67314 P56

 

 

 

~昨年のクラウドファンディング~

 

昨年のクラウドファンディング

 

昨年のクラウドファンディングでは、58名の方々からご支援いただき、目標金額を達成し、心のケア・ワークショップを行うことができました。

改めてご支援ご協力いただいた皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました!!

 

今回は、そのご支援で開催できた昨年の心のケア・ワークショップの様子をお伝えします。

 

 

 

 

~昨年( 2018年8月 )事業終了後の児童たちの声~

 

 

【児童名:S.W 性別:女 学年:5 年生 年齢:15 歳】

 「南スーダンで紛争が始まる前、私たちの生活は悪くありませんでした。父は亡くなっていましたが、母はまだ生きていて幸せに暮らしていました。紛争が始まって、反乱軍に撃たれて弟を亡くしました。ウガンダへは国境の町まで歩き、そこから車で叔父に別の町に連れて行かれ、その数日後、難民居住区にたどり着きました。

 このワークショップに参加する前、母が B 型肝炎にかかり難民居住区で他界したので落ち込んでいました。実は今でも兄弟の一人が病気にかかっています。でもワークショップに参加した後は、少し気分が良くなっています。なぜなら自分のストーリーを共有することを習ったからです。そして、このような問題を抱えているのが自分一人でないことを知りました。同じような人はたくさんいるし、話が出来る友達もいます。ワークショップで友達と会って過去について話すと、気分が良くなります。抱えている問題を話すことによって、解決出来ると学びました。」

 

 

【児童名:N.K 性別:女 学年:5年生 年齢:17歳】

 「紛争が始まる前の南スーダンでの生活は、良くも悪くもありませんでした。私の村でも紛争が始まりましたが、若い人たちと一緒に逃げる元気のなかった祖母を置いていかざるを得ませんでした。祖母がまだ生きているのか、既に亡くなっているのかもわかりません。祖母が住んでいた小さな家も反乱軍によって破壊されました。私たちの村全体も修復できないくらい破壊されてしまいました。南スーダンから逃れていた大勢の人々の後を追って、私もウガンダまで歩いてきました。ほぼ7日間歩き続けてウガンダとの国境にたどり着き、UNHCRの援助によって難民居住区まで来ることができました。

 MPJのワークショップに参加する前は、親戚でもない全く知らない人達と一緒にウガンダに来て暮らしているので、多くのストレスを抱えていました。また、祖母が生きているのか、殺されてしまったのかと今でも考えています。でも、MPJから色々学ぶことが出来たので、今は良くなっています。一緒にワークショップに参加している友達も同じような問題を抱えていて、自分だけじゃないという事を知っています。そんな友達に私の話を聴いてもらう事で、確実にストレスが減りました。みんなで話し合って南スーダンで起こった出来事を思い出さないように、よく友達と一緒に遊んでいます。頑張ればこれからの人生はより良くなっていくと自信を持っているので、もっと頑張ります。」

 

 

 

 

~このような児童に

心のケア・ワークショップを行っています~

 

心理社会的支援は、今や世界中で「心のケア」の代名詞となっているモデルです。

心の傷(心的外傷:トラウマ)に焦点を当て、絵を描いたり粘土で作品を作ったり、音楽や映画、演劇制作などを通して、心の中にあるものを「形にする」という方式です。

形にすることでトラウマを受け入れ、無理なく心の元気が取り戻せると同時に、支援する側にも相手の心の変化がわかりやすいという特徴を持っています。難民の方々が作り出す世界を、皆さんの身近に感じてもらえるような、そんな活動でもあります。

このプロジェクトでは、特に心の健康が害されるリスクが高い児童を対象に、心のケア・ワークショップを実施し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の予防に取り組みます。

 

子どもたちや保護者には、活動の目的や内容を説明した上で、任意でワークショップに参加してもらいます。参加者は決められたテーマに沿って創作活動を行いながら、参加者同士でディスカッションを繰り返し、自分たちの体験したトラウマについて語り合います。

 

 

 

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ワークショップ内容

 

現在下記の内容でワークショップを実施できるように調整を進めています。)

 

1回目 オリエンテーション/アイスブレイク
・心理テストを通して子供たちの心の状態をチェック

・ゲームを通じてグループ内の緊張をほぐす

・事前の心理テストを実施してデータを得る

2~3回目 二次元創作ワークショップ
・ファシリテーターが子どもたちのディスカッションを促進しながら、描画を通してトラウマについて考え、過去の出来事の「物語化」を進める

4~5回目 三次元創作ワークショップ、心理社会ワークショップ

・粘土を使って「得たものと失ったもの」「忘れられないあの日」を表現

(心的外傷のケアとPTSDの予防のために必要な「記憶の抜け落ち現象」*と「記憶と情動の解離現象」**を解消するのが目的)

 

6回目 針金の人生ワークショップ

・70㎝の針金を自分の人生に見立てて折り曲げ方の程度によって自身のライフ・ヒストリーを表現

(人生の連続性(継続するという感覚)と主人公性を取り戻すのが目的)

 

7~8回目 四次元創作ワークショップ
・これまで分かち合ってきた相互のトラウマ体験を歌詞としてメロディに乗せ、みんなの前で発表

 

9回目 最終回

・全体の見直し・反省を行います。事後の心理テストを実施して比較、評価

 

*心的外傷を受けた者は、体験した出来事の時系列を順番に覚えていない場合がある。記憶を整理し正しく理解することが、PTSD予防のために重要である。

**心的外傷を受けた者は、心的外傷の原因となった出来事とその時に感じた情動を、同じ瞬間に起こった事象だと認識していない場合がある。記憶と情動の認識を繋げることも、心的外傷を乗り越える一助となる。

「心理的社会的ケアマニュアル 傷ついた心に寄り添うために」 福村出版(2017/8/11)桑山紀彦 著 (37・57頁)

 

 

※プログラム内容の詳細は今後変更になる可能性があります

 

 

 

~心理社会的ケアの根本は、トラウマに向き合い

それをしっかりと形にし、紡ぎだすこと~

 

これらのワークショップを通し

「自分が経験した過酷なトラウマ体験が、実は世の中の役に立つ」という思いを得て、効果的に子どもたちの心の傷を和らげ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になることを防ぎます。

 

 

 

 

自分の人生で、トラウマの出来事があり、それによって傷付いた自分を表現し、それを他者と共有していく。

そして、マイナスの出来事をプラスの方向へ意味付けし・心の復活を果たしていく作業。

それを心理社会的ケアは目指しています。

 

 

 

 

 

 

 

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~プロジェクトメンバー紹介~

 

 

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鈴木りえこ

特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)理事長。電通総研(当時)の主任研究員として様々なプロジェクトに取り組み、政府の審議会委員を務めた。97年に読売論壇新人優秀賞受賞、電通総研社長賞を受賞。2004年~2006年ニューヨーク滞在中にMillennium Promise(NPO法人)の創立者で国連事務総長(当時)特別顧問のジェフリー・サックス教授夫妻らと共にセネガル、ケニア、マラウィを訪問。帰国後の2008年に、ミレニアム・プロミス・ジャパン(現SPJ)を設立。これまで、アフリカ13カ国を訪問している。

 

SPJ理事長 鈴木りえこからのメッセージ

SPJ理事長の鈴木りえこでございます。 

2015年末が達成期限の「ミレニアム開発目標(MDGs)」を継承発展させた世界全体の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」では、「誰一人取り残さない」ことが大きな目標の一つですが、現在、最も「取り残された」状態にあるのは、紛争により母国を追われた難民の人々ではないかと感じています。

紛争の中で性暴力の被害にあったり、家族を殺されたりするなど、トラウマを抱えた人々が多いにも関わらず、心理社会的支援を行っている団体が非常に少ないことは切実な問題です。

少し落ち着かれたのち、教育や職業訓練はもちろん必須ですが、精神的に不安定な状態ではこのような支援も、残念ながら身につかず無駄に終わってしまう可能性が少なくありません。彼らが前向きに自立への道を歩むことは厳しいと案じています。

ぜひ、多くの皆様に本プロジェクトにご協力いただき、まずは南スーダンの将来を担う子供たちが希望を抱けるよう、支援を開始したいと切望しています。

何卒、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

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桑山紀彦
特定非営利活動法人地球のステージ代表理事

心療内科医・精神科医・精神保健指定医・医学博士。岐阜県高山市出身

このプロジェクトでは、事業全体を専門家として桑山先生に監督をしていただきます。桑山先生は、紛争の影響を受けた人々や災害の被災者への心理社会的支援を専門にされています。これまでもパレスチナ、ヨルダン、イラン、東北等で心理社会的支援事業を実施されてきたエキスパートです。

ワークショップのプログラムは、桑山先生が過去に実施してきた心理社会的支援の内容を踏襲しています。私たち駐在員も専門的な研修を受けて事業実施に臨みます。

 

 

 

MPJからSPJへ

国連では、2015年9月、MDGsにかわる新たな目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」を定めました。これに対応し、SPJは、2018年4月に設立満10周年を迎えたことを機に、名称を「SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)」に変更することとしました。

 

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これからも、SPJは、トラウマを抱えた子どもたち、ひとりひとりの物語を受け止め、彼らに寄り添う為、心のケア・ワークショップを開催したいと思っています。

みなさまご支援よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

~ご支援の使いみち~

・ワークショップのファシリテーター等人件・派遣費:20万円
・難民居住地へ移動するための車両借上げ代:16万円
・ワークショップ実施のための備品購入費:6.5万円
・リターン作成、発送費用:1.5万円
・クラウドファンディング手数料:6万円

 

 

 

~ご寄附いただいた方へ~

ギフトについて

 

■3,000円のご支援:3人にワークショップ1回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ
・寄付受領書

 

■5,000円のご支援:5人にワークショップ1回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ

・寄付受領書


■10,000円のご支援:10人にワークショップ1回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ

・寄付受領書

・事業終了報告書


■30,000円のご支援:30人にワークショップ1回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ

・寄付受領書

・事業終了報告書

・報告書へのお名前/社名の掲載 (希望されない場合はご連絡ください)*


■50,000円のご支援:50人にワークショップ1回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ

・寄付受領書

・事業終了報告書

・報告書へのお名前/社名の掲載 (希望されない場合はご連絡ください)*


■100,000円のご支援:50人にワークショップ2回分の心のケアを提供できます。
・お礼のメッセージ

・寄付受領書

・事業終了報告書

・報告書へのお名前/社名の掲載 (希望されない場合はご連絡ください)*

 

*注意事項:「報告書へのお名前/社名の掲載」に関するリターン・条件の詳細については、リンク先の

 https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

 

~特定寄附金による税制優遇について~

本プロジェクトを通じて寄附を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。


・個人の場合:2,000円以上の寄附をされた方は、寄附金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

 

<寄附金領収書の発行について>

寄附をされた方には、後日「寄附領収書」を送付致します。

領収書の発送日は2019年10月頃(リターン送付月)を予定しています。
発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。

 

 

 

 

 

~プロジェクト終了要項~

2019年07月08日から2019年09月15日までの間、ウガンダユンベ県ビディビディ難民居住地区で南スーダン難民コミュニティ心理社会的ケア事業を開催したことをもって、プロジェクトを終了とする。 
天災等やむを得ない事情により予定していた日にイベントが開催できなかった場合延期する。(延期日:未定。2019年9月1日までには決定する)

渡航先のスケジュールについて 
2019/07/08ワークショップ1回目(Zone2) 
2019/07/09ワークショップ1回目(Zone3) 
2019/07/16ワークショップ2回目(Zone2) 
2019/07/17ワークショップ2回目(Zone3) 
2019/07/19ワークショップ3回目(Zone2) 
2019/07/22ワークショップ3回目(Zone3) 
2019/07/24ワークショップ4回目(Zone2) 
2019/07/25ワークショップ4回目(Zone3) 
2019/07/29ワークショップ5回目(Zone2) 
2019/07/30ワークショップ5回目(Zone3) 
2019/08/01ワークショップ6回目(Zone2) 
2019/08/02ワークショップ6回目(Zone3) 
2019/08/06ワークショップ7回目(Zone2) 
2019/08/07ワークショップ7回目(Zone3) 
2019/08/08ワークショップ8回目(Zone2) 
2019/08/09ワークショップ8回目(Zone3) 
2019/08/13ワークショップ9回目(Zone2) 
2019/08/14ワークショップ9回目(Zone3) 
2019/08/15ワークショップ10回目(Zone2) 
2019/08/16ワークショップ10回目(Zone3) 
2019/08/22ワークショップ11回目(Zone2) 
2019/08/23ワークショップ11回目(Zone3) 
2019/08/26~2019/09/15モニタリング 
※2019/07/16時点 変更可能性あり


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