＃７「依存症」という言葉の誤解。知ってもらえませんか。

 

 

こんにちは！新着ページをご覧いただきありがとうございます。今日はギャンブル依存に関するちょっとした誤解について簡単にお話ししたいと思います。プロジェクトにとって大切なことなので、お付き合いいただければ幸いです。

 

最近になってようやく「ギャンブル依存症」という言葉がメディアやSNSで露出されるようになりました。しかし、「依存」と「依存症」は少し意味が異なります。何かに執着したことや「のめり込んでしまった」こと、ありませんか？先ず、「依存」とは、ある特定の対象を繰り返す傾向のことを指します。この意味で言えば、依存は誰にでも起こりうる、そして社会での生活上、必ず経験がある現象です。そして依存は大きく3つに分かれます。

 

「モノ」に対する依存

「ヒト」に対する依存

「プロセス」に対する依存

 

ギャンブル依存はこの中の「プロセス」に対する依存に当てはまります。パチンコ店に並んでしまう、ボートレースを見てしまう、実際に賭けて(遊んで）しまう。1回の行動なら全く問題ありませんが、この行為を反復的かつ自動的に行ってしまうと、それは「依存」の傾向がみられるということになります。そしてこの行動を抑制することによって身体に何らかの症状をきたしてしまう、そしてその行動の抑制自体が不可能な状態にまで陥る精神的な疾患が「依存症」と呼ばれるものです。故に依存症は医療的な治療が必要とされています。

 

コロナによって行動自粛が求められた際にも関わらず、パチンコ遊技をしてしまった方、賭け事をした方は確かに「依存症」の可能性は高いです。しかし、自粛を終えてすぐさまパチンコ遊技に耽る方、こちらはギャンブルに強く「依存」している状態といえます。

 

Rehabプロジェクトは、「ギャンブル依存症」に陥り本人、周りの方々や社会に問題を起こしてしまう状態になる前に、ギャンブルに「依存」している方々にその行為を自制するためのアプローチを行う事をミッションとしています。

引き続き、プロジェクトへのご協力をよろしくお願いいたします！