家庭菜園支援と市場の建設で、ロヒンギャ難民と受け入れ地域を応援!
寄付総額
目標金額 2,500,000円
- 寄付者
- 145人
- 募集終了日
- 2022年8月31日
【現地の声】フィールドコーディネーター・オンワールさんの想い
8月1日から始まったクラウドファンディングは、早くも残り4日となりました。依然厳しい制約と環境下での暮らしが続くロヒンギャ難民キャンプと受入れ地域の人々のニーズに応えるため、チーム一同、達成に向け最後まで頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。
本日は、現地パートナー団体でフィールドコーディネーターをつとめる、オンワールさんのお話を紹介したいと思います。コックスバザールのプロジェクトでは、プロジェクトスタッフとして農業技術普及員、コミュニティモビライザー(裨益者とのコミュニケーション、能力向上や研修の実地でのフォローアップを行う)や有償ボランティアなどたくさんのバングラデシュ人・ロヒンギャ難民が活躍していますが、その全ての活動をまとめてくれているのがオンワールさんです。
高齢のロヒンギャ女性の方と
オンワールさんは、バングラデシュ農科大学を卒業したあと、NGO業界へ。現在のムクティコックスバザール(IVYの現地パートナー団体)では、2017年7月から働き始めました。スタッフをまとめあげるマネジメント能力だけでなく、農業や生計向上事業に関する豊富な経験と知識を持ち合わせており、現在の事業にいなくてはならない存在です。そして、フィールドを歩いて自分の目でみて、裨益者や地域の人から話を聞き、周辺の様子をみて、『発見』を体系化することができる貴重で珍しい人でもあります。
というのも、バングラデシュに限らず日本でも同じかと思いますが、プロジェクト開始前には、もちろん計画も予算も立てますが、はじまってみると自然災害などの気候の影響も含めて、ハプニングが目白押しになります。全然計画になかった意外なことが起きるのですが、計画外のことに気づいて、柔軟に対応できるのがオンワールさんです。
熱い想いをもってプロジェクトに関わり続けてくれている理由を、オンワールさんは次のように語ってくれました。
「ロヒンギャ危機以降にコックスバザールに移住し生計向上事業に関わってきたけど、今回はじめて難民キャンプでのプロジェクトを任されて、実際にロヒンギャの人たちと関わることで、たくさんの制約に苦しんでいることを改めて実感しました。私たちの家庭菜園プロジェクトの中だけでも、限られたスペースでの栽培、世帯によっては日当たりや土壌の状態がよくなかったり、さまざまな困難への挑戦があります。
キャンプで現在までに行われてきた家庭菜園プロジェクトは成果の見えるものとなっていなかったこともあり、当初、女性の参加は積極的とは言えませんでした。しかし、今では研修で得た技術や新しい栽培方法を取り入れ、さらに自分のアイデアでシェルター横の敷地に栽培スペースをつくったり、空き地を借りて栽培を始めたり、年間を通しての野菜栽培に生き生きと挑戦しています。
これは、コミュニティモビライザーとボランティアの伴走の成果と言えると思います。今では、キャンプに行くと、こういう工夫をしているというのをみせてくれたり、もしこういう資材を支援してくれたら栽培しやすくなる、今の時期キャンプの環境ではこの野菜の栽培は難しい、など女性たちから積極的に提案があり、毎回学んでいます。」
世界環境デーイベントでのロヒンギャ女性たちとの意見交換
また、難民を受入れている地域の女性が利用しやすい市場の建設プロジェクトについては、
「現在の公設市場では、女性の販売者は稀です。それは、施設としても仕組みとしても整っていないからです。今回のプロジェクトは、この地域において、女性の農業ビジネスを応援し、後押しするきっかけになるものとなるはずです。」と話してくれました。
市場建設予定地の前で図面をもとにレイアウトについてチームで検討
オンワールさんから日本のみなさまへメッセージです。
「男性はお茶を飲みにお店や買い物に行ける、でも女性たちは家の中しかない。ロヒンギャ難民キャンプの家庭菜園は、そんな難民女性たちのアミューズメントであり、隣人同士のコミュニケーションの場でもあります。新しい栽培方法・ハンギングガーデンの普及や長期的に利用できる耐久性のある資材を配布し、いかに彼女たちだけで運営していけるように、持続可能なしくみを創り出すか、を主軸に活動していきたいと思います。また、受入れ地域の市場の整備は女性が利用しやすい施設にしていく上で核となります。ぜひ、両方の地域の女性を応援するプロジェクトを一緒に支えてくれるひとが一人でも増えたらと思います。」
林知美・IVYバングラデシュ事務所
ギフト
10,000円+システム利用料
10,000円コース
・サンクスメール
・オンライン報告会ご招待
(難民キャンプ家庭菜園ツアー)
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。
- 寄付者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,000円+システム利用料
3,000円コース
・サンクスメール
・寄付金領収書
- 寄付者
- 63人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
30,000円+システム利用料
30,000円コース
・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待
(難民キャンプ家庭菜園ツアー)
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。
- 寄付者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
50,000円+システム利用料
50,000円コース
・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
100,000円+システム利用料
100,000円コース
・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。
- 寄付者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
300,000円+システム利用料
300,000円コース
・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
・ご支援者さまのお名前や企業名を、建設する市場にプレートで掲出
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月