支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 68人
- 募集終了日
- 2017年11月6日
ロヒンギャの歴史2
なぜロヒンギャとミャンマー人の間にはこれほど深い溝があるのか、その歴史から理解を深めてみたいと思います。
まず、ロヒンギャの起源に関してはいくつかの説が存在しますが、概ね15世紀、アラカン王国の時代に現在のラカイン州に流入したという説が多く語られています。その後、18世紀の英領統治、戦後東パキスタンからの流入と、3度にわたる流入が重なり、現在の形に至っています。
対立の歴史としては、18世紀英領統治時代の反インド人運動もまた、対立のひとつであると私は考えています。
英領統治時代は、統治された地域内の移動制限はほとんどなく、インド人が現在のミャンマー地域に入ることができました。彼らは金貸しが多く、次第にミャンマー人の不満が高まっていきました。そこで行なわれたのが、反インド人運動です。そのとき標的とされたインド人が、ムスリムであったのです。
しかし、多くの人が「インドはヒンドゥー教の国ではないのか、なぜヒンドゥー教徒ではないのか。」そう思われることでしょう。その理由は、仏教とヒンドゥー教の生活習慣上の共通点が多かったからだと言われています。そこで、共通点が少ないムスリムが標的となったのです。
そして次第に「敵=インド人=ムスリム」という流れに変わっていったというのは、十分考えられることであります。このように、ムスリムに対する抵抗心は18世紀頃から存在していたと思われます。
その後、第二次大戦での日英代理戦争が彼らの対立の溝をいっそう深くすることになりました。
仏教徒とムスリムの対立は長い年月をかけて、後戻りできないほど深刻なものになっていきました。
次回は、1962年のクーデターによりミャンマーが軍事政権となった後、ロヒンギャに降りかかった差別と弾圧の歴史を見てみたいと思います。
リターン
1,000円
【学生限定コース】約2家族分の1日の食料を届けることができます。
感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
現地での支援状況を記した報告書を送らせていただきます。
*治安、その他事件等で支援内容が変更する可能性もあります。
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年12月
5,000円
約10家族分の1日の食料を届けることができます。
感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
現地での支援状況を記した報告書を送らせていただきます。
*治安、その他事件等で支援内容が変更する可能性もあります。
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年12月
10,000円
約20家族分の1日の食料を届けることができます。
感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
現地での支援状況を記した報告書を送らせていただきます。
また、報告書にご芳名を記載させていただきます。
*治安、その他事件等で支援内容が変更する可能性もあります。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年12月
25,000円
約50家族分の1日の食料を届けることができます。
感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
現地での支援状況を記した報告書を送らせていただきます。
また、報告書にご芳名を記載させていただきます。
*治安、その他事件等で支援内容が変更する可能性もあります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年12月
50,000円
約100家族分の1日の食料を届けることができます。
感謝の気持ちを込めたメールを送らせていただきます。
現地での支援状況を記した報告書を送らせていただきます。
また、報告書にご芳名を記載させていただきます。
*治安、その他事件等で支援内容が変更する可能性もあります。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年12月