『この子は〜だから』諦めるの早くない？

 

 

実は週1担当の吉江です。

いつも書くのが夜になってしまい、次の日になる傾向ありなので

カレンダーしっかり見ときます。(･_･;

題名にあるお話。

よく、聞くんですよ。

介護の現場においても

この人話せないからー
この人分かってないからー

 

保護活動においても

この子は⚫︎⚫︎だから　
この子はもう✖︎✖︎だから、、、と諦めワード。

言ってる事は間違ってはないんですよね。

確かにその子その子、その方その方の特性があります。

ただ、だからもうダメ、やっても意味ないって言うのは
なんか違うと日々思うんです。

 

バスケット漫画の監督さんの名言にもある様に

 

 

諦めたら終了。

 

 

 

何かが出来なかったり難しかったとしても
そこから動かないものってやってみなきゃわかんないと思う派なんです私。

 

 

介護現場でも

 

『無口な方らしい』

『話しかけてもスルーされるよ』と聞いてても

 

だったら

 

その方の興味はどこにあるのだろう。
少しでも表情が変わる話題はあるのかな。

なんて色々考えて
時には真面目な話、時には自分の話や動物の話、どこかでピピっと反応あったら良いなと思う。

 

 

すぐ忘れる方だったとしても
毎日初めましてを続けて
500回に1回でも『あんたの顔見た事ある』
と言われたらそれはもう歓喜。

記憶の引き出しに私がちらついたと思うだけで嬉しい。

 

わんこ達もそう。

この子は歩けないらしい
寝たきりらしい
余命短いらしい

 

私の心の受け入れ的には

『よし、これから伸びしろしかないやん』って感じです。

歩けないと決まった訳やない。
やってみなきゃ分からない事もいっぱい。
本犬がやる気満々だった場合、なおさら。

表紙にも使用されてるうちのごいちゃん

【はぴねすDOG預かり犬、ごいごいすーちゃん♀チワワ推定4.5歳里親様募集中】もその１匹。

 

 

レスキューの当日、犬達１匹１匹
代表間柴さんと長澤さんと初期症状確認してました。

 

長澤さんがひとこと

 

『吉江さん、この子立てんかもしれん、脚』

 

さて、何をしていこうかと思いましたね。

まず痩せてたのでご飯、筋力つけて体力づくり

環境に慣れてきたら

洗面台に水張って犬かき

おやつ持ちながら呼びかけ

人がすきなごいちゃんは一生懸命

身体があちこちに転びながらも

こちらへ行こう行こうと

ひたすら足をバタバタ

顔をぐいっと頑張ってあげてました。

 

 

 

来た時はほぼ
ボーッと過ごしていたごいちゃん。
表情もあまり変わらなく。。

 

 

でも今は。
めっちゃ陽キャやし楽しい事大好きやん！

 

 

 

そんなん知ったら尚更

生まれつきの四肢異常だとしても

『この子を歩かせたい』
そう思う様になりました。

思ったらもう、一直線。

間柴さんにすぐ連絡。

『ごいちゃん車椅子試してみようと思います』

早速車椅子作成。

そうしてできた車椅子を使い
ごいちゃんは現在もリハビリ中。

スピードはまだゆっくりですが
うまく使いこなすんです👀✨

 

 

 

 

譲渡会も車椅子で参加😊

 

 

寝転がりながら見る景色とは違う　自分の見たい方に行ける見える景色を楽しみながら。

今はなんと
拒否チワもするんですよ。笑

 

（帰宅拒否、嫌がるチワワ）

まだまだ諦めるつもりはありません。

寄り添いながら
彼女の楽しいを形に、彼女の可能性を形にしていこうと思ってます。

老犬ホームが出来たら
１匹１匹のそういうストーリーも見れるのではと、今から楽しみです。