本日応援頂いたプロジェクトが完了致しました。
応援頂いた皆さまへ
「パーキンソン病に一筋の光、希望の運動プログラムを広げたい」2018年の8月から始まったこのプロジェクトも、ついに完了となりました!ご協力本当にありがとうございました。心から感謝の気持ちでいっぱいでおります。(´∀`*)
皆様の温かい応援で始まったこのプロジェクト、メールやお手紙でお願いすると「頑張って!知り合いに話してあげる。」「パーキンソン病ってどんな病気なの?」「ボクシングの動きって想像できないよ」こんな答えが皆様から帰ってきました。
私たちは「少しずつだけどみんながパーキンソン病に関心を持ってくれている」と少し嬉しく思っていました。なぜなら、皆さんは病気で熱があってしんどいときや、身体に痛みのあるとき、みんな堂々と「苦しいよ。痛いよ。水枕持ってきて、背中をさすって」と助けて欲しいことを口にできるのに、パーキンソン病の患者さんたちは安心してカミングアウト(公表)できない人が多く、助けて欲しいことを気軽に口にできないのです。
多分、「難病だから」と思われるのが辛かったり、人によって症状が様々なので、「私の病気ってこんな感じ」と表現しにくいからなんだなと思っています。ですから、私たちのクラウドファンディングがきっかけになり、もっと皆さんがパーキンソン病について正しく知ってくれたら・・・そんな想いを持ちながら、出来る限り沢山の人にお話する機会を持つ努力をしました。
ロックステディボクシングについてですが、昨年の4月から毎週パーキンソン病に立ち向かおうと私達のジムに来てくれたボクサー達と一緒に過ごしてきました。あっと言う間の一年でしたが、ボクサーたちの本物の笑顔に触れ、また心身の改善を実感されている様子を観ていて「やっぱりいいプログラムだな。もっと沢山の人に知ってほしいな」とますます感じています。
今年に入りコーチ希望者も他府県から見学にきて下さるようになりました。また、講演会も増えています。皆様のお陰で、講演会に来られなかった方や、インターネットが苦手な世代の方にも、情報をお届けすることが出来るようになりました。大阪の教室には上越地方から飛行機で時々参加するボクサーもいます。昨日その人のご家族からは、「この本に載っている運動で次に来るまでを頑張ることができますね」と言って頂きました。皆様の応援ご支援で出来上がった本は、私たちの願っている形で活躍し始めました。
本のリターンで応援頂いた方にはもうすぐ本がお手元に届きます。でもゴールデンウィークで、少しいつもよりお届けに時間がかかると郵便局の方から伺いました。(レターパックでお送りしているので、届かない時にはこちらで追跡調査が可能です。お気軽にお申し出ください。)予定より遅くなり、皆様にお待ちいただくことになり大変申し訳ありませんでした。この本は、パーキンソン病ご本人,家族さんだけでなく、沢山の方に読んで頂きたいとそう願いながら執筆しました。届いた時に「えっ?」と思って頂きたくて本の表紙は今回の写真には撮っていません。
最後に、このプロジェクトを通して、沢山の方々に応援されているのを実感し、そして心強く思いました。Facebookでシェア、いいねで応援頂いたり、私たちの代わりにクラウドファンディングについて説明してくださった方、地元で熱く応援してくださった方、
一度もお目にかかったことがないのに私たちのプロジェクトを温かいコメントと共にご支援してくださった方・・・本当に応援頂きありがとうございました。まだまだ、私達の「パーキンソン病を正しく認識していただく」ための活動や、ボクサーとの伴走は続きます。これからも私たちの活動を叱咤激励頂きたいと思います。
引き続きどうぞ応援よろしくお願い致します。
平成31年 4月 29日 ROCK STEADY BOXING WTS JAPAN
公認ヘッドコーチ 坂井美穂 公認コーチ 津野明美