ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 6枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 2枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 3枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 4枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 5枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 6枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
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ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 5枚目
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ! 6枚目

支援総額

6,443,000

目標金額 4,000,000円

支援者
344人
募集終了日
2025年1月31日

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プロジェクト本文

残すところあと1日。最後までよろしくお願いします!(2025年1月30日追記)

 

皆さま、本当にありがとうございます。サードゴール600万円に到達しました!

 

クラウドファンディングをやっている間、私は夜に状況をチェックしないことにしています。昼間は結構真面目に状況を追い、支援が入ってすぐにお礼のメッセージを送ることを心がけています。でも夕方仕事を終え、夜の時間はなるべく自分の心を落ち着かせようと、適当な日本のドラマを見たりして過ごすようにしています。

 

そして今朝クラファンのページをチェックしたら、なんとっ!600万越えとなっていたのです。夕べのうちに、これはもしかしたら行くかも…と期待していたのですが、私は捕らぬ狸の皮算用をしてしまうことも多く、自分の浅ましさを責めます。

 

しかし今日は狸捕りました!捕れた狸は皮を剥ぐ…なんて残酷なことはせず、共に巡回診療目指して突っ走ることにします。ここまでご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました。私たちの出番はもう目の前です。

 

3回目のクラファンを成功に導いてくれたのは、ハラハラしながらも私たちのことを見守ってくれた皆さまです。きっとこれからもハラハラさせてしまうかと思いますが、よろしくお願いします。

 

私たちが弱音を吐くときは、黙って後ろから蹴っ飛ばしてください。

私たちが愚痴っている時は、ビールの一本を持って、一緒に愚痴ってください。

私たちが笑っている時は、何を笑っているかわからなくても一緒に笑ってください。

私たちが泣いている時は、鼻をかむためのティッシュを差し入れしてください。

みんなのおかげでワンラブがある。よ~し、勝負はこれからだ!


クラファンは1月31日(金)日本時間23:00まで。どうぞ皆さま、最後の最後まで応援してくださいますようお願い申し上げます。そしてクラファン終了後は私たちにお任せください。一人でも多くのルワンダの障害者に義足が配れるよう、できる限りのことをします。そのご報告が早く皆さまにできますように。皆さま、資金のご支援は何よりもありがたいけど、シェア拡散も一気によろしく!

 

 

 

100万人以上の人が命を奪われたルワンダ大虐殺。虐殺の被害者に義足を贈り続けて27年。地方に住む障害者にも義足を届けたい!

 

ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクトのルダシングワ真美です。1997年にルワンダの首都キガリ市に、夫であり仕事のパートナーであるガテラと義肢製作所を開き、義足を無償で製作・配布してきました。

 

 

ルワンダでは1994年に大虐殺が起こり、たった3か月の間に100万人以上が殺され、また紛争に巻き込まれ障害を負った人がたくさんいます。

 

私たちは義肢製作所でずっと義足を作り続けながら、また地方に住む障害者には「巡回診療」という形を取って義足を配っています。

 

小さな子供も義足や装具を必要としています。
巡回診療に来た障害者の足元には、粗末な杖が転がっています。

 

しかし2020年までにワンラブ・プロジェクトの活動場所は5度の洪水被害を受け、政府は住民を避難させるため建物の強制撤去という手段に出ました。活動場所を失ってしまいましたが、幸い2年後に新しい義肢製作所を建て、活動を再開。しかしコロナ禍の影響もあり、この5年間巡回診療が中断してしまっています。

 

洪水で川が氾濫し、濁流が流れ込み、施設にも大きな被害が…。
追い打ちをかけるように、政府からの強制撤去で活動拠点を壊されました。
みんなに助けられ活動再開!

巡回診療のための400万円集めるぞ!

 

活動を再開したものの、首都から離れた地方を訪ねる巡回診療が中断しています。地方の障害者たちも義足を必要としています。彼らに義足を届けたい!まだ義足を履いたことのない人がたくさん残されています。そして既に義足を持っている人の義足も、もう古くなっています。巡回診療を再開させるための資金を400万円集めて、100人分の義足を作りたい!

 

両足義足の男性。この笑顔をもっとたくさんの障害者に!

 

彼らが義足を履いて、少しでも生きやすくなるように、どうぞ皆さまの力を貸してください。よろしくお願いします。

 

▶︎index---------------------------------------

ワンラブ・プロジェクトって何をやっているの?

洪水被害と政府による強制撤去。そして再建に向けて。

更に前へ!巡回診療を再開したい!

つらい時は過ぎて…。

応援メッセージ

---------------------------------------------------ワンラブ・プロジェクトって何をやっているの?

 

 

ワンラブ・プロジェクトって何をやっているの?

 

私たちの思いは1990年からスタートしました。私、ルダシングワ真美がケニアに語学留学していた時に、ルワンダで起こった民族対立のため祖国を離れ、ケニアに逃れ難民として暮らしていたガテラと出会ったことがきっかけです。

 

幼い頃の医療ミスが原因で足に障害を負ったガテラは、ルワンダに平和が戻ったら自分と同じように障害のある人たちのために役立ちたいと願っていました。

 

障害者を自立させること。それがガテラの夢でした。

 

初めてガテラが日本に行った時、ガテラの履いていた「装具」が壊れてしまいました。作り直すために訪れた横浜の義肢製作所で義足や装具を作るその技術を目にし、二人でこの技術がルワンダで必ず役に立つと確信しました。その後、ルダシングワ真美はその義肢製作所に弟子入りし、5年間修行して義肢装具士の国家資格を取りました。

 

1997年開所した頃。

 

ルワンダの悲劇

 

現在ルワンダは治安も安定し、穏やかな国になっています。でも過去に大きな出来事がありました。

 

ベルギーに植民地にされたルワンダは、もともと一つだった国民を3つの民族に強制的に分断され、優劣をつけられたことによって民族の対立が始まりました。

 

植民地時代が終わった独立後も、ルワンダは植民地時代に植え付けられた民族意識を引きずり、それが大きな憎しみとなり、更に政府がそれを率先して煽ったことによって、いわゆるツチ人に対しての虐殺となっていきました。

 

人気のあるラジオのDJを使って対立を煽るプロパガンダが流されました。それは今の時代のヘイトスピーチの走りだったのかもしれません。

 

そして1994年に100万人以上のツチ人が殺されるルワンダ大虐殺が起こりました。

 

ルワンダには体を傷つけられ、生き延びた人がたくさんいます。民兵が主体となって殺戮が行われた大虐殺。鉈や斧を使って手足を切り落とされた人。地雷や手りゅう弾の被害を受け、手足を失った人。虐殺後のルワンダではそんな人の姿をあちこちで見かけました。

 

大虐殺のあった教会。ここだけで5000人以上の人が殺されました。
もう二度とあの恐ろしいことが起こらないように。ルワンダのアーティストが描いた虐殺の時の絵。

 

その出来事はルダシングワ真美が義足づくりの修行をしている時に起こりました。そして不幸にも虐殺の被害を受けて障害を負う人が増えてしまいました。

 

立ち上がるルワンダ。

 

虐殺後のルワンダはその惨劇から立ち直ろうと、政府・国民が国造りに向けて努力をしています。悲劇の発端となった民族の違いを失くし、ルワンダ人として彼らは生きています。その発展は目覚ましく、「アフリカの奇跡」と言われています。

 

ともに国造り。

 

ワンラブ・プロジェクトもその発展の様子をずっと見てきました。そして一緒に国を造っていこうと、1997年に義肢製作所を開き、義足を作り続けながら、さまざまな障害者へのプロジェクトを行ってきました。

 

活動を始めて27年。これまでにのべ10,000人以上の人に義足や装具・杖・車いすなどを無償で配布してきました。訪れる障害者は後を絶ちません。

 

真剣なまなざしで義足を作る。
時には虐殺に加担した服役者も義足を作りにやってきます。義足を作る対象は、民族によって決して選びません。
履いていた義足が古くなってしまったので、新しい義足を作りに来た中学生。

 

義足を作りながら患者さんはそれぞれのストーリーを話してくれます。

 

子供の頃、鉈を持った民兵に追いかけられ、手を切りつけられ、顔に傷を負った女性に義手をプレゼントしました。伏し目がちに、手を隠しながら話をしていた彼女が、義手をはめて真っ先に言った言葉が忘れられません。

「この爪にネイルをしていいの?」

その言葉に彼女が今までやりたかったことへの思いがすべて詰まっていました。

 

この時初めて彼女の笑顔を見ることができました。この活動をやって良かったと思う瞬間です。

 

ガクエバおじさんは両手に杖を突いているので、結婚してから一度も奥さんと手をつないで歩いたことがありません。そして義足をプレゼントし、やっと奥さんと手をつないで歩くことができました。その後ろ姿を見た時、胸の中が熱くなりました。

ガクエバさんとその家族。

 

隣の国からやってきた少年。紛争に巻き込まれ、足を失いました。初めての義足にちょっと戸惑っているけど、将来の夢を聞いたら…。「僕はサッカー選手になりたい。」

 

二人とも夢はサッカー選手。新しいスポーツシューズを買って、義足を取りに来ました。

 

同時に、障害者スポーツの活性化も進めてきました。今までルワンダでは障害者は何もできない人と思われることも多く、その意識を変えるために障害者スポーツの普及に力を入れました。2000年にはワンラブ・プロジェクトが動いたことによって、ルワンダを初めてのパラリンピック出場に導き、シドニー大会にはたった一人でしたが、パラリンピック選手を送り出しました。

 

2000年ルワンダが初めてパラリンピックに出場した!

 

こうして国の復興に一緒に参加できたことが、私たちの誇りです。洪水被害と政府による強制撤去。そして再建に向けて。

 

 

洪水被害と政府による強制撤去。そして再建に向けて。

 

しかし困難がワンラブを襲います。

 

活動を始めるために動き始めた1996年、政府から1.5ヘクタールもあるとても大きな土地を寄贈していただきました。活動の意義を認められ、土地を譲ってくれたのです。そこに義肢製作所を建て、活動を続けてきました。その場所はただの荒れ地。すべてを一からやらなくてはいけません。

 

資金節約のためにレンガ作りから始めました。レンガをひとつひとつ手作りし、一週間かけて焼き上げます。だから長い時間がかかりました。

 

政府から寄贈された土地。な~んにもない。
ただひたすらにレンガ作り。
大変だったけど、意外と楽しい時間でもありました。

 

でもコツコツやっていると、いつかは形になります。みんなの血と汗と涙の混じった建物の中で、私たちは義足づくりを進めました。

 

 

しかし、2005年頃から気候変動のため、土地の中を流れている川が氾濫し、洪水の被害を受けるようになりました。合計5回の洪水に遭い、その都度泥水が義肢製作所の中や、資金を生み出すために併設したレストランやゲストハウスに流れ込んでしまいます。

 

義足の材料や機械・道具、全部泥だらけになって使い物にならなくなり、さらに20年以上かけて調べ上げた障害者のデータ(個人情報や障害の種類・原因などの調査結果)をすべて失いました。

 

近所の人にも力を貸してもらい、流れ込んだ泥水をかき出します。

 

何よりもつらかったのは、活動の様子を撮りためた写真類を失ったことです。スタート当時はまだ写真をデータで保存する技術もなく、ネガを現像するスタイル。虐殺直後のルワンダの様子や、政府から寄贈された土地を作り上げていく様子、初めて義肢製作所を訪れた患者さんの写真など、すべて泥だらけになってしまいました。

 

でも私たちが活動できる場所はここだけしかなかったので、みんなで力を合わせ、せっせと洪水被害の後始末をします。

 

 

悪夢のような強制撤去。

 

そして更なる困難が目の前に出てきます。

 

活動場所は低地にあり、雨が降ると一気に水が川に流れ込みます。同じ幹線道路沿いに住む地域の住民もみんな洪水被害を受けました。

 

世界中で問題になっている気候変動はルワンダにも大きな影響を与えており、その地域がこの先も洪水被害に遭う可能性がある。政府はそう判断し、今後もっと大きな被害をもたらしては大変と、地域一帯に住む人たちを退去させようとします。

 

でも住民も私たちも行く当てがありません。だからみんな、退去することを拒みます。そしてついに政府は建物を壊すという強硬手段に出ました。

 

ショベルカーが建物を壊していきました。
今でも思い出すと胸が痛いです。

 

目の前でショベルカーが、一から作り上げた建物を壊していきます。つらくて悔しくて、その日のことは一生忘れることはありません。

 

 

20年以上かけてルワンダの障害者のためにと思ってやってきたことが、一瞬にして壊されました。

 

ショベルカーが音を立てて建物を壊していく中、荷物をどうやって取り出すか、運び出すための人を何人雇えばいいのか、トラックを何台借りなくてはいけないのか、荷物をどこに運び出したら良いのか、そのための費用を一体どこから出せばいいのか…。

 

途方に暮れ、嘆き悲しんでいる暇もなく、今この場で判断しなくてはならないことだらけで、ただひたすら動きます。

 

そして壊された建物を前に、自分たちがこれからどうするべきか考えなくてはなりません。ここまでのことをされたので、ルワンダから撤退という選択肢も頭の中にありました。

 

でも20年続けた活動を、簡単に手放すわけにはいきません。まだ多くのルワンダの人が義足を必要としています。そして私たちの活動をずっと応援してくれた人たちがいます。「やめる」という一言は言えませんでした。

 

 

再建への道のり。

 

そして出した結論は「再建する」ということでした。

 

がれきとなった建物の中から、売りさばけるものは売り、再利用できる資材は傷をつけないように取り出しました。そして再建の一番大きな問題となった資金も、READYFORのクラウドファンディングで多くの方々の力を貸していただきました。

 

少しでも予算を減らそうと建設の機械を借りるのではなく、人海戦術の方法を取りました。多い時には100人以上の人を雇い、朝から晩まで建設作業を続けました。

 

そして約2年半の歳月をかけて、新しい建物が完成しました。

 

売れる廃材は全部取り出し、売りさばきました。
朝から晩までひたすら建築作業。みんなよく働いてくれました。
出来上がった建物。

 

再スタート。

 

2022年5月、たくさんの人の力を貸してもらいながら、やっと新しい義肢製作所を開くことができました。精神的にも経済的にもつらい時期は過ぎ、立ち直ることができたのです。そして今、その義肢製作所で今までと同じように義足を作り続けています。

 

再スタート。開所式の様子。

更に前へ!巡回診療を再開したい!

 

更に前へ!巡回診療を再開したい!

 

強制撤去という試練を乗り越え、また義足を作る日常を迎えられること。それが何よりも嬉しかったです。派手に建物を壊されたので、活動を閉じたと思ったルワンダの人たちもたくさんいました。でも私たちは再び立ち上がったのです。

 

洪水被害があり、強制撤去があり、再建のためにクラウドファンディングをし、その資金をもとに地元の人たちに建設を手伝ってもらいながら建てた建物。

 

これからも私たちは義足を作り続けます。

 

また義足を作りだしたよ。

 

 

未来のために、今やりたいこと。

 

ずばり、ずっと中断していた義足を配るための巡回診療を再開させたい!

 

巡回診療とは、自分たちの車で義肢装具士と一緒に、材料や道具・杖などを詰め込み、ルワンダの地方を訪ね、そこで義足などを配布する作戦のこと。

 

首都の義肢製作所に通えない人もいます。地方に住む障害者は都市に行く交通費が払えないからです。そんな人たちにも義足を配りたいと、2002年から巡回診療を続けてきました。

 

巡回診療に来た皆さん。
中にはもう壊れてしまった義足を履いてやってくる人も。

 

でも洪水の被害を受け、強制撤去に遭い、コロナが蔓延してしまい…と、巡回診療をこの5年以上進められていません。

 

まだ地方に住む多くの上下肢障害者は義足を持っていません。

 

そして以前巡回診療で配った義足たちも、5年の間に古くなってしまっています。地方は交通手段も十分に発達していないので、とにかく自分たちの足で歩きます。だから義足が痛むのも早いです。

 

あるいは義足を履かなくとも、杖だけでガシガシ歩きます。でもみんなが杖を持っているわけではなく、あるいは木を切っただけの棒きれを杖代わりにしています。

 

患者さんが履いていたボロボロの義足。
木を切っただけの杖でやってきた男性。
義足も車いすもなく、工事で使う猫車を車いす代わりに使っている人もいます。

 

地方は畑仕事をしている人も多く、義足を履いてまた農作業をすることもできるようになります。義足を履けば、いろいろなところにも行け、それだけ交友関係が広がります。自分でできることが増えると、それだけ自信もついて、家庭を持とうと思い始める人も多いです。

 

また歩くことが不自由でずっと家にいた子供も、義足を履いて学校に通えるようになります。大虐殺で多くを失ったルワンダでは、子供が未来を背負っています。

 

ルワンダの大虐殺終結から30年。一つの節目を迎えたルワンダで、障害者たちも社会に参加することを望んでいます植民地政策によって作られた民族の違いをなくし、ルワンダ人として国を造ろうとしている人々を応援すること。世界中で紛争が起こっている今こそ、その思いを大切にしたいです。

 

 

巡回診療の様子。

 

巡回診療をする時は、自治体や地域の人たちと相談をしながら進めます。自治体からその地域に住む障害者に巡回診療の告知をする傍ら、私たちはラジオを通してアナウンスをします。「〇月〇日、〇〇村の公民館に、ワンラブ・プロジェクトが義足や杖を作りにやってきます。ほしい人は集まってください。」と伝えると、たくさんの人がやってきます。

 

時には外で巡回診療のブリーフィング。

 

多い時は300人近く。でもすべての人が障害者というわけではありません。中には腰が痛いと訴えるおばあさん、子供の学費を工面してもらえないかと相談にやってくるお母さん。その日はよろず相談の日です。

 

巡回診療の際は来た人、一人一人にインタビューして、データを集めます。そのデータが今後の私たちの活動に役立ちます。障害のある人たちがどんな支援を必要としているのか、なぜ障害を負ったのかなど、必要な情報ばかりです。

 

たくさんの人が来るので、私たちのスタッフだけでは手が足りません。そんな時には集まった人の中から、読み書きができる人を募って手伝ってもらいます。年配の人や、障害のある人は教育を受ける機会も少なかったので、文盲であることも多いです。だからその中で読み書きができる人は貴重な存在です。

 

巡回診療に集まった障害者の中から、字の書ける人を選んで作業を手伝ってもらいます。

 

怒涛のように巡回診療の時間は過ぎていき、その時に取った切断部の型をもとに製作を始めます。

 

今回のクラウドファンディングでは、その巡回診療を再開させることが目的。巡回診療にかかる費用を集め、また彼らのもとに義足を届けたいです。

 

外で義足の型を取る。雨が降らないといいな。
杖を求めて長蛇の列。
たくさん来て、押すな押すなの状態。
こんなにたくさんの義足の型を取ったよ。もうへとへと。

 

< 目標金額 >

100人の障害者に義足を作るために、400万円集めるぞ!

 

< 資金使途 >

  • 義足を作る材料費(100人分)
  • 義足と一緒に配布する杖の材料費(義足を配った人100人分+義足を配れなかった人50人分)
  • 巡回診療に行くための車両レンタル費用(義肢装具士と材料や道具を詰めるような大きめの車)
  • 車の燃料費(約10か所を訪れたい!)
  • その他雑費(クラウドファンディング手数料も含む)

つらい時は過ぎて…。

 

つらい時は過ぎて…。

 

強制撤去された時はつらくて辛くて、これから先どうしたらよいのだろうと途方に暮れました。

 

でもこうして新たな活動場所を手にし、また気合を入れ直してみんなで義足づくりです。地方の障害者が私たちのことを待っています。自分で立って歩きたいと願っている障害者がいます。ボロボロになった義足を履き続けている彼らがいます。木を切っただけの粗末な杖を使って歩いている人がいます。

 

彼らが義足を履いて、杖を突いて、ガシガシと歩けるように、巡回診療を再開させるための力を私たちに分けてください。

 

これからまた大きな問題が立ちはだかるかもしれません。でも自分たちの想像を超えた強制撤去から立ち直ったことによって、私たちは打たれ強くなったと思います。そして大虐殺という未曽有の悲劇から生まれ変わろうとしているルワンダの人たちと、これからも手を取り合ってこの活動を続けていきます。

 

ルワンダの発展していく様子を見ることができたのは幸せです。自分たちの活動が、ルワンダの国づくりの一環となれたことが誇りです。ルワンダを通して平和を学びました。ルワンダの人たちに生きる強さを教えてもらいました。ルワンダに行くことによって、日本を見つめなおすことができました。

 

どうせ生まれたからには、命の限りできることをやっていきたい。そのために皆さまのお力を貸してください。よろしくお願いします。

 

ワンラブ・ランドの前で。一人でも多くの人が義足を手に入れられますように。

応援メッセージ

 

 

応援メッセージ

 

アナウンサー

膳場貴子様

ワンラブとの出会いは「プロジェクトX」での取材。ルワンダの大虐殺はニュースで知っていたものの、傷ついた人々を地道に支援し、義足作りに打ち込む日本人が彼の地いることは、驚きでもあり喜びでもありました。

 

あれから20年以上。決して平坦ではない道のりに挫けず、義足作りに懸命に取り組むワンラブの活動を、心から応援しています。これからも頑張ってくださいね。

 


 

カトリック東京大司教菊地功枢機卿

1990年代後半から長年にわたってルワンダで支援活動をしてこられたワンラブが、ますます大きく飛躍しようとしています。継続は力です。地道な支援が大きな変化をもたらします。真美さん夫妻に出会って30年近くになりますが、その息の長い支援に敬意を表しつつ、多くの人が、このクリスマスに支援してくださることを願っています。クリスマスは愛を分かち合うときです。

 


 

乙武洋匡様

2018年にルワンダを訪れ、真美さん、ガテラさんの活動に触れてきました。日本のようにITが一般家庭にまで普及していないルワンダでは、「障害者の自立」と言っても、まずは行動の自由が大前提となってきます。そんな彼らに文字通り「足」を提供しているお二人は、ルワンダに生きる障害者にとっての“インフラ”でもあるのです。そんな真美さんとガテラさんの活動に、私自身、いつも刺激を受けています。ぜひ、みなさんの元気玉を、ルワンダで奮闘するお二人に送ってください!

 


●プロジェクトに関するご留意事項

・本プロジェクトへのご支援は寄付金控除の対象にはなりませんので、予めご留意ください。

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

・支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
ルダシングワ真美(ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクトがルワンダの各地で義足を配布する巡回診療にかかる費用として使用する(義足材料費・燃料費・車両レンタル代・その他雑費など)。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
巡回診療はルワンダの地方自治体と連携を組んで行う必要があり、自治体からの許可などが必要となる。巡回診療をスタートする前に自治体と連絡を取り合い、許可をもらう予定。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
日常的に集めている寄付や会費などで補填する。またルワンダで資金を集めるために運営しているゲストハウスからの収益を使用する。

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プロフィール

1997年からルワンダで「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」というNGOをスタートさせ、障害者支援のために義足を作っています。彼らの自立のために、これからも一緒に歩み続けます。 私たちのNGOはルワンダの首都キガリに義肢製作所を設け、義足作りを続ける傍ら、レストランとゲストハウスも併設しているので、ルワンダにお越しの際はぜひご利用ください。 ご利用することによって、活動の支援につながります。

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リターン

5,000+システム利用料


ハイハイコース

ハイハイコース

●ありがとうメッセージ

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


つかまり立ちコース

つかまり立ちコース

●ありがとうメッセージ
●オンライン報告会へご招待
・2025年12月〜2026年3月の中で開催予定です。詳細は2025年11月末までにご連絡いたします。

申込数
144
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

5,000+システム利用料


ハイハイコース

ハイハイコース

●ありがとうメッセージ

申込数
125
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


つかまり立ちコース

つかまり立ちコース

●ありがとうメッセージ
●オンライン報告会へご招待
・2025年12月〜2026年3月の中で開催予定です。詳細は2025年11月末までにご連絡いたします。

申込数
144
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月
1 ~ 1/ 8

プロフィール

1997年からルワンダで「ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」というNGOをスタートさせ、障害者支援のために義足を作っています。彼らの自立のために、これからも一緒に歩み続けます。 私たちのNGOはルワンダの首都キガリに義肢製作所を設け、義足作りを続ける傍ら、レストランとゲストハウスも併設しているので、ルワンダにお越しの際はぜひご利用ください。 ご利用することによって、活動の支援につながります。

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