こどもを望む願いのそばに|総合病院だからできる不妊治療を目指して

こどもを望む願いのそばに|総合病院だからできる不妊治療を目指して

寄付総額

29,299,000

目標金額 10,000,000円

寄付者
212人
募集終了日
2024年9月30日

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プロジェクト本文

 

【総支援者数 248  

※システム上での支援者人数は、直接お預かりしたご支援を人数どおり反映ができず、実際の人数と異なります。そのため、実際の支援者様の総数をこちらに表示しております。多くの皆さまからのご寄付に、心から御礼を申し上げます。

 

第二目標達成のお礼と今後の取り組みについて 

 

7月8日(月)よりスタートしたクラウドファンディングですが、多くの方々のお力添えにより第二目標の2,000万円に到達することができました。改めて深く感謝申し上げます。

 

これまでの期間、多くの方々からご賛同、ご寄付をいただくと同時に、温かい励ましや応援のお言葉をいただいており、職員一同、大変感激しております。

 

本クラウドファンディングは9月30日(月)23時まで継続いたします。目標を超えたご寄附については、引き続き生殖補助医療のために必要な治療機器購入費用の一部に充てさせていただければと考えております。


一人でも多くの方の願いを叶えるため、職員一同、全力で取り組んでまいります。皆さまの変わらぬご寄付とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

済生会宇都宮病院(2024年9月13日追記)

 

宇都宮でこどもを望む願いを叶えるため、

「生殖補助医療」が受けられる環境を。

 

近年、不妊に悩む夫婦は4.4組に1組と言われ、年々増加しています。しかしながら、宇都宮では生殖補助医療まで受けられる施設が限られており、その需要に対して足りていません。

 

そんな中で、都内まで足を伸ばし、懸命に不妊治療を続けるご夫婦もいらっしゃいます。不妊治療は定期的で長期的な通院が必要なケースが多く、ご夫婦にとっては大きな負担です。

 

 

そこで私たち済生会宇都宮病院は、地域の医療を支える総合病院として不妊外来を開設し、生殖補助医療を受けられる環境を整えるためのクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。

 

今回、いただいたご寄付は生殖補助医療に必要な機器購入費の一部に充てさせていただきます。総合病院だからこそできる包括的なケアと、妊娠〜出産、そして産後までご夫婦と小さな命に寄り添い続けてまいります。

 

こどもを望む方々にとっての希望となり、この地に生まれる命を守り続けていくため、あたたかいご寄付をお願いいたします。

 

※参照:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001073887.pdf

 

プロジェクトリーダーよりご挨拶

近年、産婦人科医の不足が深刻な社会問題となる中、当院は宇都宮市でお産を行う総合病院として、多くの命の誕生に寄り添い続けてきました。この役割を果たす中で、近年、少子化の進行や、ライフスタイルの多様化により、周産期医療へのニーズ、必要な医療提供体制が大きく変化していることを強く実感しております。


こうした状況を踏まえ、私たちは新たに不妊外来の開設と生殖補助医療の導入を計画いたしました。総合病院としての強みを活かし、この地域でこどもを望む方々へ切れ目のない安心・安全な医療を提供することが、私たちの使命であると考えております。


皆さまのご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

 
済生会宇都宮病院 副院長 兼 統括診療部長

篠﨑浩治

 

 

なぜ今、このプロジェクトが必要なのか
増加する不妊治療の需要に対して、環境整備が追いついていません。

 

▍済生会宇都宮病院 産婦人科のこれまで

 

ページをご覧いただきありがとうございます。済生会宇都宮病院 産婦人科主任診療科長の飯田俊彦です。当科では、宇都宮市でお産を行う総合病院として、正常分娩から様々な合併症を抱えたハイリスク症例まで年間1,000件近い出産に寄り添ってまいりました。

 

 

地域周産期母子医療センターにも指定されており、宇都宮市内に加え遠方の医療機関からの緊急搬送も昼夜問わず受け入れております。産後のケアにも注力しており、妊娠から出産、産後までお母さんと赤ちゃんを幅広くトータルサポートできる体制を整えております。

 

 

 

 

▍栃木県でも進む少子化。県内の出生率は4年連続で過去最低を更新。

 

総合病院としてこれまで多くの命の誕生を支えてくる中で、栃木県の抱える課題にも直面してきました。中でも、解決が急がれていることの一つが栃木県の出生率の低さです。日本全国でも少子化は問題視されていますが、栃木県は減少率が非常に高く、直近は日本全国の出生率よりも低い数値が出ています。

 

そんな中で栃木県では「とちぎ少子化対策緊急プロジェクト」を立ち上げ、出産・育児支援に本腰を入れると同時に、宇都宮市も“共働き子育てしやすい街2023”を合言葉に独自の「宇都宮市不妊治療支援制度」を創設しました。しかしながら、県内の出生率は4年連続で過去最低を更新し、少子化に歯止めがかからない状況が続いています。

 

 

▍不妊治療を必要とする方々も増えています。

 

少子化が深刻化する中で、「こどもを欲しくても医学的理由からどうしても妊娠・出産ができない」不妊に悩むご夫婦は増加傾向にあり、約4.4組に1組は不妊治療を受けたことがある(または現在受けている)というデータも出ています。

 

※参照:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001073887.pdf

 

体外受精に健康保険が適用されたことで、こどもを望むご夫婦の経済的負担は大幅に軽減され、以前よりも多くの患者さんが治療を受けやすくなりました。しかしその反面、この地域にはそれに応えるだけの不妊専門施設が不足しているのが現状です。宇都宮で不妊治療にあたるご夫婦の中には、都内まで時間をかけて不妊治療のために通院をする方々もいらっしゃいます。

 

不妊治療は定期的な通院と、治療が長期間にわたることが多いため、不妊治療をしたことのある方の4人に1人は仕事と両立ができなかったというデータもあります。できるだけ負担を減らすためにも、自分の住む地域、生活圏内に不妊治療を行える医療機関があることは非常に重要なのです。

 

 

そこで、宇都宮の新しい命の誕生を支える総合病院として、不妊外来の開設と生殖補助医療の導入を目指し、この地域でこどもを望むすべての方々が安心して治療から妊娠、出産、そして産後まで、切れ目のないケアを受けられる環境を構築したいと考えています。

 

 

不妊治療の中でも、生殖補助医療とは?

 

 不妊治療は、一般不妊治療と生殖補助医療に大きく分かれます。

 

 

不妊症が疑われる場合はまず、精液検査、血液検査、超音波検査などの様々な検査を行い、不妊を引き起こしている原因を調べます。検査によって不妊の原因が分かった場合は、原因に応じて薬による治療や手術を行います。しかし、検査をしても原因が分からないことも少なくありません。原因がはっきりしなくても、妊娠を目指して治療を行うこともあります。

 

そんな中で、生殖補助医療はさまざまな不妊治療をしても授かれなかった時の、最後の希望として残されている治療法です。宇都宮でこどもを望む方々にも、最後までその選択肢が取れる環境を整えたいと考えています。

 

 

皆さまのご寄付で実現できること
こどもを望む方々に寄り添った不妊治療を目指して

 

▍手術と生殖補助医療を組み合わせたハイブリッド治療の実現
 

不妊で悩んでおられる方の中には、婦人科疾患や他診療科の合併症を抱え、妊娠・出産のために特殊な検査や手術(生殖外科手術)が必要となることは多々あります。特に、手術と生殖補助医療を組み合わせたハイブリッド治療を行うことで、より有効的な不妊治療が可能となります。これらを同じ施設内で行うことにより(現在は当院で検査や手術を行い、その後の不妊治療は他院で実施している)、時間的ロスをなくし、検査、手術後の不妊治療再開までをスムーズに進めることができます。

 

また、治療が功を奏して妊娠された方が、出産までの期間中に妊娠由来の合併症が発生し、緊急での処置や手術が必要になることもあります。実際に他院で不妊治療を受けて妊娠された方が、合併症を併発し緊急手術が必要となった場合、不妊治療を受けた医療機関では対応が難しく、当院に搬送されて入院・手術を行うケースが多々あります。 

 

 

こうした状況に対応するために、複数の診療科を有し、必要な際には手術、入院治療も可能な総合病院内に不妊治療施設が必要なのです。このように、私たちのような総合病院が不妊治療を行うことは、患者さんにとって安心かつ安全な医療環境を提供する上で、最大の利点と考えております。

 

▍同じ担当医による継続した診療で、心理的安心感を。

 

不妊治療から妊娠、出産、そして緊急時の対応まで、一貫して同じ施設内で、さらには同じ担当医による継続的な診療が可能となります。通い慣れた施設で、これまでの治療歴をすべて把握している環境での治療は、患者さんに大きな心理的安心感をもたらすと考えています。

 

 

|不妊治療をしていらっしゃった患者さんより

 

「これまでの経過も一緒に把握していただける環境は、不妊治療をしている患者さんにとって心強いだろうなと思います。」

 

私は心臓が悪く済生会宇都宮病院に幼い頃から通院していました。男性不妊も抱えていた私たちは2人目不妊で治療しようとした矢先に、心臓の手術をすすめられました。無事に手術は成功し、他院で不妊治療の結果、体外受精2回目で妊娠。


次なる不安は自分の身体で出産に挑めるか。何かあっても24時間母子共に対応可能な済生会での出産は私にとって心強いものでした。そしてお腹の赤ちゃんも胎児発育不全の傾向があり低出生児での出産となりましたが、ドクターが安全を見極めての判断で緊急帝王切開となり、出産後すぐにNICUのある済生会は私にとって母子共に心から頼りになる所でした。


優しいドクターや看護師さんに励まされた事、今でも忘れません。出産の際に、これまでの経過も一緒に把握していただける環境は、不妊治療をしている患者さんにとって心強いだろうなと思います。今後も多くの方が、安心して治療ができ赤ちゃんを抱けるような、そして見守る家族からも安心して預けられるような施設になったらなと思っています。皆さまのご協力よろしくお願いいたします。

 


 

「先生、看護師、培養士さん達が不安に思っている事を寄り添って聞いてくださり安心して進むことが出来ました。」

 

赤ちゃんはすぐに授かると思っていましたがなかなか授かる事ができず通院を考えました。
不妊治療にもタイミング法、人工授精、体外受精と色々な方法があり、私は段階を踏みながら進めていきました。タイミング法と人工授精を何度か挑戦しましたが授かることが出来ず体外受精に切り替えました。


体外受精に挑むには不安な気持ちがありましたが、先生、看護師、培養士さん達が不安に思っている事を寄り添って聞いてくださり安心して進むことが出来ました。
体外受精は注射や薬を使用しながら進めていき、正直見えないトンネルを進んでいる感じでしたが一つ一つ説明をしてくれいつか我が子に会えるという目標を持ち皆さんと頑張ることが出来ました。


判定日、陽性反応のキットを見せていただき嬉しさのあまり涙が出ました。皆さんに『おめでとうございます』と言われ感動した気持ちが忘れられません。
反応が出てからも道のりは長く胎嚢確認そして心拍確認と妊娠がわかってからも不安はいっぱいで母子手帳を受け取って初めて実感がわきました。


出産も不安でしたが我が子に会えるという気持ちの方が大きかったです。
私が小柄のせいかお腹の赤ちゃんも小さく成長曲線ギリギリかそれ以下でしたが毎回成長はしているので大丈夫ですと言ってくれました。赤ちゃんの生命力を信じ一緒に 10ヶ月頑張り無事出産することができました。


産まれた瞬間は人生最大の喜びでした。


先生やスタッフ、家族、そして産まれてきてくれた子に感謝でいっぱいでした。
体外受精をしたことで我が子に会え、私をお母さんにしてくれました。
本当に産まれてきてくれてありがとうとこれからも伝え続けていきます。
子供を望むたくさんの夫婦が安心して治療、出産出来る病院が増えることはとても良いことだと思います。安心して挑めるようよろしくお願いします。

 

 

▍生殖補助医療の提供開始までの「あと一歩」を皆さまと。​​​​

 

当院はこの地域における不妊治療の充実を図るため、不妊外来の開設、そして生殖補助医療の導入を計画しました。医師、看護師、助産師、培養担当技師を中心とした様々な専門職がチームとなり、こどもを望む患者さんやパートナーの方に対して、有効で安全な不妊治療の提供を目指しています

 

幸いにも生殖医療の専門医師が当院に赴任したことで、治療開始まであと一歩というところまで来ておりますが、より専門的な不妊治療である「生殖補助医療」を開始するための設備や機器が揃っていません。そこで今回クラウドファンディングにより、この「あと一歩」を皆さまと共に進めたいと考えております。

 

第一目標 1000万円


資金使途

・生殖補助医療に必要な機器の購入費の一部

・クラウドファンディング手数料

プロジェクト実施完了予定日:2024年12月31日までにいただいたご寄付を活用いたします。

 

※本プロジェクトはAll in 方式で実施されます。寄付総額が目標金額に達しなかった場合でも、集まった寄付金は生殖補助医療に必要な設備購入費に充てさせていただき、目標金額の不足分は病院の自己負担とし、また必要な総額分も自己負担して、必ず上記の実施内容・規模の通り実行いたします。

 

 

 

さいごに
これからも地域の命の誕生を、支え続けていきます。

 

地域の未来を見据え、こどもを望むすべての方々に希望を届けたい。その想いから、不妊治療の裾野を広げ、専門的かつ質の高い安全な医療を提供するために本プロジェクトを立ち上げました。

 

本プロジェクトが達成した場合には、この地域で不妊治療が完結できるようにしたいと考えております。

 

将来的には、当院で生殖医療の修練ができるような環境・育成を行い、多くの産婦人科医が専門技術を学べる場を整えていきたいとも考えています。これは単に治療の質を高めるだけでなく、深刻な産婦人科医不足が叫ばれる中、地域全体の周産期医療を持続可能なものとすることにつながります。

 

そのためには、皆様からのご寄付が欠かせません。

 

今後、少しでも宇都宮市に限らず、地域の皆様が安心してこどもを育てられる牽引役になりたいと考えておりますので、何卒ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします。

 

 


プロジェクトメンバーより

 

事務部長より
石川 利光

 

当院は1942年の創立から今年で82年目を迎え、その間、「思いやりのある安全で質の高い医療を提供し地域社会に貢献します」という理念のもと、地域の皆様の病気やケガの治療はもちろんのこと、様々な社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。


そのような中、この度、社会問題ともなっている少子化対策の一環として、不妊に悩む方々の一助になればと、不妊外来の開設と生殖補助医療をスタートさせることといたしました。


当院では地域周産期母子医療センターとして、産科、小児科とも専門の医師を揃え、充実した診療体制を整えており、安心して不妊治療を行えるものと考えております。これから開設に向けた準備を本格的に進めていくにあたり、是非、皆様のお力添えをいただければ幸いです。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

産婦人科医師・日本生殖医学会認定生殖医療専門医より
𠮷政 佑之

 

当院は栃木県県央地域で婦人科手術(腹腔鏡手術含む)を担う総合病院であり、また県央の地域母子医療センターとして高度周産期医療に日々邁進しております。


こどもが欲しい方たちにとって、特殊な検査や手術が必要となることは多々あります。そのようなとき、時間をロスすることなく、同じ病院ですぐに検査や手術ができることはとても重要です。
また妊娠した後も、通いなれた病院で妊婦健診を受け、さらにはハイリスク妊娠・分娩まで対応できることは、安心・安全な出産につがなります。


そのため当院における高度生殖医療(体外受精や顕微授精、凍結融解胚移植、他)の充実・充足は、当地域においてきっと大きな意味があるものになると感じております。現在、栃木県全体として不妊治療の専門医(日本生殖医学会認定生殖医療専門医)は未だ少なく、私は専門医として2022年に当院に赴任いたしました。そして当院の大きな可能性に気付き、胸を高鳴らせ、当プロジェクトの立ち上げに関わらせていただきました次第です。


今後も長く、患者様の治療に寄り添い、そして当地域のこどもが欲しい方たちにとって何らかの力になれたらと願っています。当院の新たな取り組みへの、皆さまの温かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

看護師より
(左から)産科病棟 係長 星 宏枝
一般外来 課長 高川 真紀
産科病棟 課長 大沼 のり子

現在不妊治療は、保険診療が可能になり、不妊治療に対し抵抗があった患者さんが治療を受けやすくなりました。当院では2024度より不妊外来を開設し、専任医師、看護師、助産師、培養士がチームとなり、こどもを欲しいと願う患者さんやパートナーの方に対して、有効で安全な不妊治療を提供していきたいと考えております。


不妊外来を開設するにあたり、専任の看護師・助産師が常駐する体制を整えております。また、患者さんやパートナーの方の思いをいつでもお話しいただける場として、専用の相談室を設けました。私たち看護師・助産師は、治療過程に応じたアドバイスや、医師、培養士、ケースワーカーなどへの橋渡しをする役割を担っています。不妊治療は、時に不安や葛藤が生じることもあるかと思います。

 

そんなときに、初めての外来受診時から、治療中、妊娠、出産に至るまで、いつでもご利用いただける場所になっています。一緒に悩み、思いに寄り添うことで、患者さんやパートナーの方が、安心して納得した治療が受けられるようサポートさせていただきたいと考えています。


また、済生会宇都宮病院は、地域周産期母子医療センターとして多くの出産に携わっております。お産に関わる看護職は全員助産師です。妊娠中は助産師外来にて体調管理や妊娠中の過ごし方などについて、ゆっくり時間をかけてお話する時間を設けています。また、出産後も、母乳外来や産後院など安心して育児ができる環境を提供させていただきます。皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

 

培養担当技師より
中里 貴絵
野崎 真弓

私たちは培養業務に携わり、それぞれ20年と6年になります。前職は突然閉院することになりました。転職するにあたり、なかなか培養士の募集がないので諦めようかと思っていました。そんな時、済生会宇都宮病院が生殖補助医療をはじめるというお話をいただき、積み上げた知識や技術を諦めたくないと思い応募しました。


済生会宇都宮病院では、妊娠前から出産、産後、出生時まで長い期間サポートできる体制になっており、医療体制が整っているのでハイリスク妊婦さんも受け入れることができ、初診時には、希望があれば専任看護師や培養担当技師とのカウンセリングも受けることが可能です。

 

今回のプロジェクトにより生殖補助医療に必要な機材の購入ができ、培養室、採卵室も新たに改修し、済生会宇都宮病院で本格的な不妊治療ができるようになります。私たちは前職でたくさんの不妊に悩む患者様と接してきました。治療を始めた頃から採卵、移植を通して色んな話をしたり相談を受けました。妊娠反応が出たとき、出産病院へと卒業するとき、とても嬉しく思います。


なかには出産報告を写真付きで送ってくれる方もいらっしゃいました。明るく嬉しそうな笑顔の写真を見ると、力になれて良かったと心から感じます。少しでも多く「やっと会えたね」と幸せな親子対面ができるよう、今まで培った技術や知識にさらに磨きをかけて全力で貢献していきたいです。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 


応援メッセージ

 

泉 章夫さんより
医療法人帯経会 理事長
さくら産院 院長

 

当院は宇都宮市に隣接するさくら市にあります。当院の医療圏である塩谷郡市は3つの産婦人科診療所のみで総合病院産婦人科はありません。いずれも一般不妊治療は実施していますが生殖補助医療技術(ART)治療は行なっておりません。そのためART治療の適応があると判断された患者様は他の医療圏に紹介させていただくことになります。その多くは紹介先として宇都宮市の施設をご希望されるため、市内の不妊治療専門クリニックに紹介させていただいております。

 

このたび、総合病院である済生会宇都宮病院がART治療を含む不妊外来を開設されるとお聞きして患者様紹介の選択肢が大きく広がったと感じました。今後は①合併症があり他科との併診が必要な方、②ART治療前に子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜癒着などの生殖外科手術が必要な方、③妊娠成立後ハイリスク妊娠となり周産期センターでの妊娠・分娩管理が必要な方などは済生会宇都宮病院に紹介させていただけると安心しました。

 

ART治療の環境を良くして元気なお子さんを持てる方が増えるために、今回のクラウドファンディングに参加させていただくとともに、多くの皆さんにもご賛同いただきこのクラウドファンディングが成功することを応援し、祈念しております。

 

川面 充子さんより
宇都宮大学 DE&I推進センター
男女共同参画推進室 特任助教

 

「不妊外来の開設」と「生殖補助医療の導入」に際して、応援メッセージを送らせていただきます。私は「つながりサポート事業」「とちエール」を通して事業に携わり、済生会宇都宮病院のみなさまが、患者さんに寄り添う姿勢にはいつも感銘を受けています。
「出口の見えないトンネル」と言われている不妊治療は、子どもを望む人たち個人の問題と捉えられがちでしたが、2022年4月から保険適用になったことにより、他の病気と同じように社会全体で取り組むべき問題として意識を変えていかなければならないと考えます。また、少子化が進む日本社会において、子どもを望むご夫婦が安心して治療を受けられる環境づくりは非常に重要です。
だからこそ、宇都宮における医療の中核を担う総合病院が不妊治療専門外来を開設することは大きな意義があります。これにより、遠方まで通院することなく、身近で高度な不妊治療を受けることができるようになります。少しは、経済的な負担が軽減されるのではないでしょうか。また、包括的で質の高い医療を提供する環境が整うことで、安心して治療に専念できるようになると思います。
一緒にこのプロジェクトを応援し、みんなで不妊・妊娠についても理解を深めていきましょう!

 


寄附金控除について

 

当法人は厚生労働大臣から「税額控除」適用法人としての証明を受けております。
それにより、寄付金控除について、「所得控除」方式または「税額控除」方式が選択できます。

 

領収書の発行日とお手元に郵送される予定月 

寄付金領収証の発行日は、原則として本クラウドファンディングの募集終了日以降、READYFOR株式会社より済生会宇都宮病院への寄付金の入金後、2024年11月以降の発行となります。郵送のうえ寄付者さまのお手元に届くのは、2024年12月頃を予定しております。

 

【ご参考】(個人でのご寄付の場合)

当法人は厚生労働大臣から「税額控除」適用法人としての証明を受けております。
それにより、寄付金控除について、「所得控除」方式または「税額控除」方式が選択できます。

・所得控除方式

(所得金額-所得控除額(※1))×税率=税額

※1 寄付金額(※2)-2,000円=所得控除額

※2 控除を受けられる寄付金額は年間総所得金額等の40%が上限です。

・税額控除方式

税額-税額控除額(※1)

※1 (寄付金額(※2)-2,000円)×40%=税額控除額

(所得税額の25%相当額を限度)

※2 控除を受けられる寄付金額は年間総所得金額等の40%が上限です。

 

詳細及び法人様からの寄付の場合

詳細及び法人様からの寄付の場合については、国税庁ホームページ等でご確認ください。

 


免責事項など

 

▽ご寄付の前に、利用規約を必ずご一読ください。


▽ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

▽ページに使用しているお写真は全て掲載許諾を得ています。


▽寄付金領収書のお名前は、ギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書をお送りさせていただきます)のでご注意ください。


▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。


▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。

 

▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 


 

第一目標達成のお礼とネクストゴール(第二目標)について 

 

7月8日(月)よりスタートしたクラウドファンディングですが、皆さまのお力添えにより第一目標の1,000万円に到達することができました。改めて深く感謝申し上げます。多くの方々からご賛同、ご寄付をいただくと同時に、温かい励ましや応援のお言葉をいただいており、職員一同、感謝の念に堪えません。いただいたご寄付は生殖補助医療に必要な治療機器購入費の一部として大切に使わせていただきます。

 

本クラウドファンディングは9月30日(月)まで継続いたします。当初1,000万円を第一目標に掲げておりましたが、今回の生殖補助医療開始にあたっては治療機器購入費に約4,000万円、施設改修費に約3,000万円の計7,000万円が必要となります。このような背景から、残りの期間をネクストゴール(第二目標)として2,000万円という目標を掲げさせていただくことといたしました。

 

いただいたご寄付は、引き続き生殖補助医療で使用する治療機器購入費の一部に充てさせていただきます。一人でも多くの方の願いを叶えるため、職員一同、全力で取り組んでまいります。皆さまの変わらぬご寄付とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

済生会宇都宮病院(2024年7月31日追記)

 

プロジェクト実行責任者:
野間 重孝(済生会宇都宮病院 院長)/ 篠﨑 浩治(済生会宇都宮病院 副院長 兼 統括診療部長)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

済生会宇都宮病院が生殖補助医療を導入します。いただいた資金で治療設備購入費の一部に充てます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填します。

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ギフト

3,000+システム利用料


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応援コース|3千円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール

寄付者
53人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

10,000+システム利用料


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応援コース|1万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
96人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

30,000+システム利用料


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応援コース|3万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

50,000+システム利用料


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応援コース|5万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

100,000+システム利用料


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応援コース|10万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送

寄付者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

100,000+システム利用料


alt

【法人向け】ロゴ掲載つきコース|10万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送
●院内デジタルサイネージでのお名前掲示 (希望制)
*写真orロゴ掲載可。掲載ご希望のお写真やロゴのお伺いや詳細については、プロジェクト終了後2024年11月中にご連絡いたします
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

300,000+システム利用料


alt

応援コース|30万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

300,000+システム利用料


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【法人向け】ロゴ掲載つきコース|30万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送
●院内デジタルサイネージでのお名前掲示 (希望制)
*写真orロゴ掲載可。掲載ご希望のお写真やロゴのお伺いや詳細については、プロジェクト終了後2024年11月中にご連絡いたします
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

500,000+システム利用料


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応援コース|50万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

500,000+システム利用料


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【法人向け】ロゴ掲載つきコース|50万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送
●院内デジタルサイネージでのお名前掲示 (希望制)
*写真orロゴ掲載可。掲載ご希望のお写真やロゴのお伺いや詳細については、プロジェクト終了後2024年11月中にご連絡いたします
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

1,000,000+システム利用料


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応援コース|100万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

1,000,000+システム利用料


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【法人向け】ロゴ掲載つきコース|100万円

●寄付金領収書
※寄付金領収書は、2024年12月末までに送付予定でございます。領収書の日付は、宇都宮病院へ入金される2024年11月の日付になります。

●お礼のメール
●病院HPへのお名前掲載(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●院内へお名前掲示(希望制)
*掲載開始から1年間の掲載です
●感謝状ご郵送
●院内デジタルサイネージでのお名前掲示 (希望制)
*写真orロゴ掲載可。掲載ご希望のお写真やロゴのお伺いや詳細については、プロジェクト終了後2024年11月中にご連絡いたします
*掲載開始から1年間の掲載です

寄付者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年12月

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