さくら寮に寮生の大多数が元気に帰ってきました。サハサート・スクサー・スクールの2学期が始まったからです。さくら寮からすぐ近くにあるナムラット小学校がまだ休みのため全員はまだそろっていませんが、子どもたちがいるさくら寮はやっぱりパッと明るくなりますね。

 サハサート・スクサー・スクールはさくら寮生が多数通っている小中高一貫校でさくら寮から徒歩10分くらいのところにあります。全校生徒数は2800人くらいのマンモス校で山岳民族の子どもたちが多数通っています。わたしも支援者のかたが見に行きたいとおっしゃったときに何回か同行して見学したことがあります。

 先月も、毎年さくら寮に研修でこられている大学の教授と生徒さんに同行してサハサート・スクサー・スクールを訪れました。ウィチャイ校長先生のお話を聞く機会がありましたが、学校が今抱える最大の悩みは生徒たちの一部がマリファナなどの麻薬を所持していることです。毎週月曜日に抜き打ちで検査をしているそうですが、毎年多数の生徒が補導されているそうです。今年に入ってからも80人ほどが補導されたそうです。

 三輪さんが執筆された著作の中で1990年代のタイ山岳地帯における麻薬の横行を知ってはいましたが、こと現在においても沈静化されていません。近年タイ政府の厳しい取り締まりによりタイ北部・山岳地帯での麻薬の栽培は表面上はされていませんが、広く流通していることは疑う余地もありません。さくら寮の子どもたちには十分な見識を持って、誘惑に負けない素地を養ってほしいと思います。

 タイ・チェンラーイさくら寮より池田

 

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