
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 494人
- 募集終了日
- 2024年1月8日
【あと5日】令和のいまも続く松代藩真田家と宇和島藩伊達家の絆

江戸時代、宇和島藩伊達家と松代藩真田家とは深いかかわりがありました。
初代藩主・真田信幸の孫にあたる三代藩主・真田幸道の正室には、宇和島藩伊達家から豊姫が輿入れしています。千曲市や松代周辺で栽培される杏(あんず)は、豊姫によって宇和島から松代へ伝えられたという伝承があります。
また、十代藩主・真田幸民(ゆきもと)も宇和島藩伊達家から真田家へ養子として迎えられています。幸民は幕末の混乱期にあって新政府軍として戊辰戦争に参戦し、版籍奉還・廃藩置県の後松代藩知事に任命されました。
2023年は幸民の没後120年忌にあたり、長野市松代町の真田宝物館では、特別展「真田家と宇和島藩伊達家」、愛媛県宇和島市にある伊達博物館では、宇和島伊達家誕生や真田家と親交のきっかけとなった『大坂の陣』を中心にした秋期特別展「対決!大坂の陣―宇和島伊達家の誕生と真田家との絆―」が開催されました。
昨年の秋、真田宝物館で開催中の特別展に行った私は、真田庵修繕プロジェクト行脚も兼ねて、宇和島市立伊達博物館に行ってきました。展示品の前に立つと鳥肌が立つことがあります。ここで真田の六文銭旗を目にするとは!藤堂高虎の甲冑にも感動しました。
また徳川四天王のひとり、井伊直政が真田信幸に宛てた書状からも直政の人となりがあらわれていました。関ヶ原合戦後には真田昌幸、信繁と共に、徳川家康によって切腹を命じられていましたが、徳川方の真田信幸は父昌幸の命乞いをしています。
「真田家武功口上之覚」には、次のような内容の逸話があります。
真田信幸は、井伊直政と本多正信に一命を賭して父昌幸と信繁の助命を嘆願する。直政と正信は家康の許しを得ることなく、昌幸への 切腹の命を撤回した。その報告を聞いた家康は立腹したが、直政は真田親子は分かれて「忠義」を尽 くしたのであり、ここで昌幸を誅するなれば、信幸の家康への奉公も難しくなるだろうという。それは私と本多においても同じだと、昌幸の助命の許しを得て高野山へ遣わした。
伊達博物館では、館長様はじめ職員の皆様には大変お世話になりました。
そして、今回のプロジェクトに応援メッセージをいただいております真田紐師 江南の和田伊佐男様がお繫げくださいましたことをこの場をお借りして感謝を申し上げます。
真田幸民(ゆきもと)
伊予国(愛媛県)宇和島藩10万石藩主・伊達宗城(だてむねなり)の長男として生まれました。九代藩主幸教(ゆきのり)が病弱であったため、養子に迎えられ17歳で松代藩十代藩主となりました。
藩主就任直後に京都御所の警衛を命じられ上洛しました。1868(明治元)年からの戊辰戦争では、いち早く新政府軍に参加し、飯山・越後・会津と藩兵を派遣しています。戦後、新政府より賞典禄3万石を賜りました。
1869(明治2)年版籍奉還により松代藩知事となり、1884(明治17)年子爵、同24年に伯爵となり、1903(明治36)年54歳で没しました。
(※真田宝物館公式サイトより)
真田宝物館公式サイト
https://www.sanadahoumotsukan.com
宇和島市立伊達博物館
https://www.city.uwajima.ehime.jp/site/datehaku-top/
昭和49年に開館した伊達博物館の経年劣化は激しく、近い将来に起こるとされている南海トラフ巨大地震に対する耐震性もないため、宇和島が誇る歴史文化を安心して後世につなぎ、その魅力を国内外に発信するために新しい博物館を整備します。なお、新博物館は天赦公園内に移転し、現博物館敷地跡は建物解体後に児童向けの公園として整備する予定です。
令和6年1月より工事が始まり令和9年春には新博物館が開館される予定です。
文・写真
真田庵修繕プロジェクト事務局
折原美樹
リターン
5,000円+システム利用料

A│全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
5,000円+システム利用料

A│全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 117
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|全力応援コース【報恩感謝】
・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)
- 申込数
- 65
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月

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