支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 135人
- 募集終了日
- 2021年2月16日
地球の宝を守りつづける|マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 632人
新たな循環を生みだす泊まれるセレクトショップを京都亀岡につくりたい
#地域文化
- 現在
- 1,588,000円
- 支援者
- 91人
- 残り
- 37日
今後の日本の生産者、消費者を救う自然栽培「半夏生米」にご支援を!
#地域文化
- 総計
- 35人
京都花園・大本山妙心寺|重要文化財「明智風呂」と伽藍整備にご支援を
#地域文化
- 現在
- 11,220,000円
- 支援者
- 313人
- 残り
- 20日
京都音楽博覧会2024。環境・文化・音楽を“くるり”と繋ごう。
#地域文化
- 現在
- 3,471,000円
- 支援者
- 290人
- 残り
- 7日
小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか
#地域文化
- 総計
- 116人
次世代へつなぐ伝統。小平市唯一の無形民俗文化財鈴木ばやしを守りたい
#地域文化
- 現在
- 535,000円
- 支援者
- 58人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
目標達成の御礼
私たちのクラウドファンディングは2月3日、目標を達成することができました。
ご支援をいただいた方々には心から御礼を申し上げます。
初めてのクラウドファンディング。
こんなプロジェクトで、本当に支援をいただけるのだろうかと不安なスタートでした。
支援者や支援金額、さらにはサイト訪問者数に一喜一憂の毎日でした。
サイトを訪問下さった方々、地域の方々、知人や家族、そしてその方々の呼びかけに応じて下さった方々と、支援の輪を大きく広げていただき感謝に堪えません。
目標を達成していただきました時にはメンバー一同歓喜の情報交換をいたしました。
この感激を今後の活動につなげていきたいと思っております。
本当にありがとうございました。
ネクストゴールの設定
サイト上の応援メッセージはもとより支援活動を通じて”ささゆり”の復活と地域の活性化に多くの期待の声をいただきました。
そこで、これらの声に一歩でも近づくため、今年の6月に”ささゆり”を鑑賞してもらえる工夫をすることとしました。
公益的な場所での飾花や一昔前の”ささゆり”の風景を思い起こせるような場所の創作です。
獣害対策が必須のため、限られたか所数しかできませんがご期待に応えたく思います。
残り1週間の支援期間は、これらの取り組み経費をご支援いただく期間としてネクストゴールを設定することといたしました。
ネクストゴールは1,800,000円です。
引き続きのご支援をお願い申し上げます。
▼自己紹介
京都府の中央、南丹市の東部に位置する人口約150人の超高齢化の佐々江。
018年1月11日シニア6人が「佐々江ささゆりクラブ」を設立しました。
私は、その代表の中田裕といいます。
私は自然、特に山野草が大好きで、25年前に京都市内からこの佐々江にIター
ンしました。他の5人は佐々江で生まれ、一時佐々江を離れていましたが時期こそ違えそれぞれUターンしてきました。
6人は、地域の諸行事にあれやこれや注文を付けたり、ニホンミツバチの飼育やソバ打ちにチャレンジしたりと、とにかく好奇心旺盛で、何ごとにつけよく集まっていました。
ここでクラブの設立動機と経過について、もう少し詳しくご紹介いたします。
クラブの設立に先駆けてメンバーの一人が自宅の裏山を切り開いて山野草苑を整備し始めました。
昭和の時代、6月になると、ここ佐々江の里山にはいたる所で”ささゆり”が咲いていたそうです。草姿が清楚な”ささゆり”は甘くて上品な香りを発して誰もに好感されたそうで、都会育ちの私も、田舎を訪れるたびに魅了されました。
この”ささゆり”は、整備中の山野草苑には絶対に欠くことのできない山野草です。
しかしながら、”ささゆり”はいつの間にか獣害、特にイノシシが球根を掘り起こすため、今ではイノシシが入り込めないような急峻な崖っぷちなどの限られた場所でしか見ることができません。
そのため、山野草苑に自生”ささゆり”の球根を集めて開花させることは困難で、自ら球根を作る道しかありません。
”ささゆり”は種子から開花までは一般的に7~8年を要すると言われています。”ささゆり”を山野草苑の中心として咲かせるのが遅れるとあきらめかけていました。
そんな時、バイオテクノロジーなら球根の生産期間を短縮でき、かつ大量生産が可能であることがわかりました。
早期に大量生産が可能なら、山野草苑の需要を満たすだけでなく、地域の”ささゆり”を復活させ、さらには将来の産業へと発展する可能性があることにも気づきました。
そこで、好奇心旺盛な有志に声をかけ「”ささゆり”でふる里に活力を取り戻そう!」を合言葉にバイオテクノロジーに取り組むこととしました。
幸い、地元にバイオテクノロジー指導の経験がある元高校教諭が住まわれており、2017年暮れに皆で教えを請いに行きました。
先生からは、バイオテクノロジーに取り組むにはクリーンベンチとオートクレイブは必須機器だと言われ、その場では誰も何をする機器かもわからない状況でした。後に、いずれも100万円以上する機器で、前者は無菌作業台、後者は高温滅菌機であることはわかりました。そしてその機機の現物を見、さらには活用方法を見聞するため、つてをたどってK大学へ出向きました。
なお、設立と前後してバイオ生産の先進地であるY県、ささゆり球根の盛んなI県、さらには”ささゆり”研究者といろいろなところで教えも請いました。
そして、有志6人が出資金を持ち寄り「佐々江ささゆりクラブ」を設立しました。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
クラブは、会員の出資金及び趣旨に賛同してくれた人たちからの借入金でスタートし、売り上げが順調に進めば資金循環する計画でした。
バイオテクノロジーでの球根の増殖は、450ccガラス瓶に約150ccの培地を注入してオートクレイブで滅菌し、クリーンベンチ上で種子や鱗片を植え付けます。そして、23℃に設定した培養室で約2年。その後、順化のため自然環境下で約1年栽培します。
培地作りは、植物の成長に必要な20種類の試薬を混合します。試薬は多いもので数g、微量な塩化コバルトは0.025mgを電子天秤で計量するという細かな作業が必要です。
また、クリーンベンチでの作業は、直径数mmの種子をピンセットでつまんだり、1mmほどの新芽をメスで切り取って植え付けるという、これも微細で根気が必要な仕事です。
当初、これらの作業はメンバーが行うこととしていましたが、シニアである会員では続かず、今では地元の若い人に頼っているのが実情です。
この経費は当初の想定外であり、このままではクラブの継続自体が難しくなってきました。
そこで今回、クラウドファンディングで多くの方々にご協力をいただきたいと思っています。
▼プロジェクトの内容
”ささゆり”は、概して球根のサイズに比例して着花します。直径1.5㎝程度の球根を秋に植え付けると翌春6月に開花します。直径が数センチの球根では数輪の着花が見られます。
クラブとしては、ヨーロッパのカサブランカのような華美なユリではなく、”ささゆり”の清楚感が感じられる1輪着花球根を生産の中心にしようと思っております。
ようやく今秋1.5㎝程度の球根を500球ほど生産できるようになってきて、いよいよ本格的な販売も視野に入ってきました。
なお、販売サイズには至らない球根は10,000球ほどを培養中です。
同時に、バイオテクノロジー技術を利用して”ささゆり”以外にも、ヤマユリ、タケシマユリ、乙女ユリやシラン、キンリョウヘン、サギソウの苗生産も行っています。
今までに少し大きめのささゆり球根やその他の苗をイベント等で販売してきましたが売り上げ金額としては微々たるものです。
一方、経費として培地を作るための試薬や精製水、容器となるガラス瓶、電気、ガスの燃料費、クリーンベンチで種子などを植え付ける雇用労賃などが、1ヶ月におおよそ90,000円発生します。
この大半を占める雇用労賃が前述の通り想定外費用で収支計画が狂ってきました。
メンバーは2回増資をいたしましたが、そろそろ限界に近付いており、このままでは”ささゆり球根”の生産を続けていくことが難しくなってきました。
今回お願いしております支援金はこの労賃を中心に、販売額が拡大して資金循環が軌道に乗るまでのつなぎ資金として活用させていただきたいと思っております。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
クラブでは、1年を通じて種子を蒔いたり鱗片を植え付けたりして、毎年秋には球根の生産が行えるようにしています。
現在培養中の着花サイズには至らない球根も来秋には十分に成長しますので、来秋以降からは毎年数千球の生産が可能であると思っています。
クラブ設立のきっかけとなった山野草苑では苑全体で”ささゆり”の花が楽しめるでしょう。
さらには、地域の全世帯に球根を配布して自宅の庭先などに植え付けてもらい毎年6月には地域のあちこちで”ささゆり”が見られるようになります。そして、地域に入ると”ささゆり”の甘い香りが漂うようになると思っています。
生産量にゆとりが生まれたら、当然販売もしていきたいですし、賛同者が増えれば規模拡大もして地域の産業化を目指していきたいと思っています。
こんな私たちの夢を多くの方々に支えていただけたら、こんな嬉しいことはありません。
どうかよろしくお願いいたします。
【プロジェクト終了要項】
製作物
ササユリの球根
製作完了予定日
2023年11月
製作個数
年間1万苗
その他
一昔前まで当地の里山のいたるところに咲き、その可憐で上品な香りを楽しませてくれた「ささゆり」は、獣害により絶滅寸前の状況にある。
この「ささゆり」を再興し、地域をささゆりの里とするために短期生産が可能なバイオテクノロジーを利用して球根生産を行う。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
皆さんの気持ちを応援します!
とりあえずクラブを応援していただける方へ。
「キンリョウヘン」の苗を添えて御礼メール又はお手紙をお送りします。
「あたご山野草苑」のイベントチラシをお送りします(2021年開催時)。
- 支援者
- 58人
- 在庫数
- 32
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円
球根生産頑張って!
とんかく”ささゆり球根”の生産を応援して下さる方へ。
「シラン」の苗を添えて御礼メール又はお手紙をお送りします。
「あたご山野草苑」のイベントチラシをお送りします(2021年開催時)。
- 支援者
- 28人
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
地域に”ささゆり”を広げて!
”ささゆり球根”を地域にお渡しできるように応援して下さる方へ。
「サギソウ」の苗を添えて御礼メール又はお手紙をお送りします。
「あたご山野草苑」のイベントチラシをお送りします(2021年開催時)。
- 支援者
- 33人
- 在庫数
- 63
- 発送完了予定月
- 2021年3月
30,000円
クラブの夢を実現して!
”ささゆり”の花と香りを一緒に楽しんでくださる方へ。
.”ささゆり”の球根を添えて御礼メール又はお手紙をお送りします。
「あたご山野草苑」のイベントチラシをお送りします(2021年開催時)
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 16
- 発送完了予定月
- 2021年10月
50,000円
バイオ体験をしてみたい!
施設見学とバイオ体験でクラブの実情を見てくださる方へ。
”ささゆり”の球根を添えてご案内します。
開催予定日 2021年6月20日(日)
「あたご山野草苑」のイベントチラシをお送りします(2021年開催時)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年5月