教育制度

教育制度 セネガルは小学校6年、中学校4年、高校3年の教育制度を取り入れており、この14年間の授業料は無料です。小学校の6年間中学校の3年間は、義務教育と定められています。このシステムは、19世紀に取り入れられたフランスの教育制度が中心で、中学校以上の学校に進学するには進級試験を受けなくてはいけません。他にも、「フランコ-アラブ」と呼ばれるフランス語の授業とアラビア語の授業を並行して行う学校や、「ダーラ」と呼ばれる、アラビア語のみでイスラム教経典であるコーランを学習する初等教育の学校もあります。

小学校

セネガルには多くの異なった部族があり、それぞれ異なった言葉を話します。そのため、小学1年生からフランス語を学び、フランス語で授業を受けます。一般的な授業時間は、午前は8時30分から11時まで。それから30分の休憩を取り、11時30分から13時まで授業があります。一般的に午後の授業は、月、水、金曜日にあり、16時から18時まで行われますが、地域によって火・木のみのところもあります。 授業内容は、フランス語(国語)、算数、歴史、理科、道徳などあります。また、日本の小学校のように、45分単位の授業ではなく、連続的に休憩なしで授業が行われています。午後の授業がある場合、街にある学校の昼食は、日本のように児童全員と教員が一緒になってとる給食ではなく、家に帰って食べる児童がほとんどです。遠い所から通っている児童がいる村落部にある学校の子供たちは、学校付近の家で食べさせてもらうか、何キロも歩いて家まで帰っていました。しかし、近年WHOや諸外国の支援により学校給食を村落住民と学校が協力して運営するプロジェクトがあります。そのおかげもあって、学校で給食を食べられる子どもたちが増えました。このことにより、以前なら午後の授業に戻ってこなかった遠方に住む子どもたちが、続けて授業を受けられる機会が増えています。

学期制(3学期制)

1学期(10、11、12月)と2学期(1、2、3月)の終わりには2週間程度、学期末(3学期は4、5、6月)には3ヶ月程度の休みがあります。基本的に夏休みの宿題はなく、ちょうどセネガルの雨季にあたるなので、子どもたちは畑の手伝いや家の手伝いをして過ごします。

セネガルの小学校では、生徒数に対し学校と教室数が圧倒的に少なく、1つの教室に100名ほどの生徒が詰め込まれて授業を受けていることが問題になっています。また、村落部では学校数や先生の数、物資が少ないことなどが問題になっています。村落部では学校へ通っている子どもたちの数が、まだまだ少ないのが現状です。勉強をしに学校に行きたくても、行かせてもらえない子どももまだ存在しているのです。

また、セネガルの小学生は、小学校6学年を終了した時点で、小学校終了試験と中学校入学試験を受けなければなりません。この小学校修了試験に合格すると、小学校卒業の資格がもらえます。この試験に合格できないためや保護者の同意を得られないために、中学校に進学できない子どもが村落部には多くいます。中学校の数は、小学校よりもかなり少ないので、中学校に進学できる村落部の子どもたちは、中学校がある街の親戚や知り合いの家に居候をしながら通学することになります。

セネガルの学校環境は日本と比べてなかなか厳しいです。しかし、生徒や先生たちはとても楽しそうなのが印象的です。休憩時間の遊びは、男の子はサッカー1番人気です。女の子は木陰でお話をしています。学校の様子の写真はまた後日の記事に載せますのでこうご期待!
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