タイのエイズ孤児院が運営する宿泊施設にコミュニティスペースを

　こんにちは。

　えしかの代表の寺崎です。いつも応援ありがとうございます。

　私自身、チャリティーやボランティアといった言葉から受けてきた印象は、「シリアス」なイメージなのですが、本来はもっと楽しく喜びに満ちたものなのかも知れません。そもそも、私がバーンロムサイ孤児院の在り方に共感を得たキッカケは、そこなのでした。

　苦しいことも悲しいことも沢山あるに違いないのです。でも、いつも光の方に向いて、明るく乗り越えようとする「生き生き感」がバーンロムサイにはありました。

　このチャリティープロジェクトを気にかけて下さって、応援して下さる皆様にも、そんな生き生き感＝よろこびに満ちた感じを共有したいな、と思って、読んで楽しい新着情報を心がけるのですが、果たしてそれに適っているのかどうか・・・。

　とにもかくにも、お付き合いいただけたら幸いです。

　今回のプロジェクトは「えしか」というグループによる企画なのですが、今日はその「えしか」について。

　私は、ヨーガの先生という仕事をしているのですが、生徒さんの「先生、私たち折角ヨーガやってるんだから、何かいいことしましょうよ！」という言葉に打たれて、じゃやろう！ということではじまりました。

　誰もが、家族、地域の、社会の為に「なにかいいことをしたい」と思っていますが、地域・社会の為となると、一人で行動を起こすのは難しい。なのでやりたい、と思ったらそれに賛同する人がスキルやマンパワーを共有する形で、何かいいことしよう！というのが「えしか」。

　なので、NPOでもないし、特定の会員がいるわけでもありません。名前や、組織や、法律などの「枠組み」ではなく「思い」を大事にしたかったんです。

　ヨーガって体操！・・・というイメージがあるかもしれませんが、これは「幸せに生きるためのスキル」なんですよ。そして私たちの生きている世界は実は「全体」なわけで「自分の目の届くところだけが平和で幸せならそれでいい」という狭い考えが横行すると、全体の幸せの調和は乱れてきます。

　狭い考えとは「うちの家族さえ生き延びられれば、他の人のことは蹴落として良い」という思想のことです。しかし特に先進国における現代社会のメインストリームはここにあります。独占と奪い合いの世界。

　えしかは、「自分が幸せな分、他の人も幸せならいいなあ〜」ということで、ヨーガを勉強して得たちょっとばかりの心の余裕を持ち寄って社会に還元しよう！という試み。

これまでは、ご縁があった東北地方で、震災後のメンタルヘルスケアプログラムを行ったりしました。

　人と人の橋渡しをしてくれた方、チラシの絵を描いて下さった方、私は遠い昔にコピーライターだったことがあるので、チラシのコピーを作りました。現地に赴いてヨーガを教えて下さったのは、今回プロジェクトで事務局担当のYoshikoさんです。

　現在、FacebookやTwitterなどのリードをとってくれてるのはAyumiさん。小さな力を寄せ集めて私たち「えしか」があります。応援して下さる皆さん、一期一会からあらたな幸せのバトンを繋いでくれる皆さんも「えしか」。

　完全に駄洒落なんだけど、鹿かなんかをモチーフにしたキャラクターなんか作ったら楽しいかも、などと妄想しています。「えしか」ちゃんを考案して下さる方、募集中。

笑って、笑って、時々泣いて、気負わずにまた笑っていけたらいいな、と思っています。

読んでくれてありがとうござます。

また、機会があったら「えしか」について書きたいと思います！

寺崎　由美子