プロジェクト概要

シカの食害被害の現状を知っていただくための写真集第一弾・関東甲信越地方エリア特集を発行します!

 

はじめまして、朝倉裕と申します。私は日本オオカミ協会に所属しています。現在日本でシカの増殖から起こっている森林破壊等の食害の究極の原因は、生態系ピラミッドの頂点にいたオオカミが絶滅したことにあり、日本の自然にオオカミを戻して生態系のバランスを回復することは獣害問題の解決方法の1つであると、これまでオオカミの復活を目的とした活動を行ってきました。シカの食害ってどんなものか、みなさま、ご存知でしょうか?

 

それを知ってもらうために、みなさまにシカの食害を伝える写真集1000部の発行に向け、お手伝いをいただけないでしょうか。

 

(実際のシカがエサとする木の皮が食い散らかされ、木が枯れ始めています。)

 

シカは愛らしいだけじゃないのです。実は、シカがもたらす食害に困っている地域がたくさんあります!それも農林業だけじゃありません。

 

(木が鬱蒼とおい茂る森でさえも、枯れ果てさせてしまうほどの脅威をシカの食害は持っています。)

 

今回のプロジェクトは、シカの食害を伝える写真集・第一弾として“関東甲信地方で被害のあるエリア”を集めて写真集を製作します。写真集では、150~160枚の写真(日光や南アルプスで高山植物がシカの食害を受けた結果、10年で景観が変わってしまった例)などを挙げ、いまの関東中部地方の山や森が置かれている状態について明らかにしていきたいと考えています。自分たちで撮りためた写真のほかに、被害地の地元の人たちに呼びかけて撮影してもらったり、出向いたりする中でシカの食害の現状を伝えることができる写真を集めていきます。

 

20年近く前から自分の足でシカの食害の現場を追ってきたからこそ、伝えたい現状があります!

 

(日本全国でシカの食害に苦しんでいる地域を調べています。)

 

今日本中で野生動物、特にシカが増えすぎて困っている地域が多数存在します。その被害は農業以外に自然林や高山植物、樹木にまで及び、食害を受けて森全体が枯れてしまうという結果にもつながります。ところが、どれほどひどい状態なのかを実際に見ることができないため多くの人たちの目には農業被害は映っても農地の奥にある自然林が食い荒らされていることまでは知りません。

 

たとえば、世界文化遺産に登録されて観光客も増えている富士も山麓に広がる森にはたくさんのシカが生息しています。原生林である青木ヶ原樹海に隣接する大室山は富士山が噴火して溶岩が流れ出した3000年前から育ってきた森が、樹木を食い散らすシカの食害によりすでに裸にされています。また、富士山五合目の森林限界線を巡る散策路では、貴重なコケの上にシカの足跡がついていました。シカに食べられた森がどのような状態になるのかを知っていなければ見過ごしてしまうかもしれないようなことですが、シカの食害の爪痕はいたるところに残っているのです。

 

シカが増えると、エサとなる植物が食い散らかされ、そこに集まる蝶や鳥がいなくなり、その蝶や鳥を狙う捕食者もいなくなってしまいます。また、植物がなくなると土砂が流れ出して渓流は土色になり、渓流魚も減ってしまいます。最後には鹿たち自身が飢えることになります。

 

(少し古いお写真になりますが、1994年次の調査の際に実際にシカが樹木を食い荒らす様子です。)

 

まずはこの写真集を完成し、シカの食害について皆さんに知っていただきたいと思います。そしてシカ害対策に苦しんでいる農家や林業家、猟師さんだけでなく、増えすぎて植物を食べつくし、やがて飢えに苦しむようになるシカたち自身を助けることもになる、「生態系の修復」の方向に進めていきたいと考えています。

 

みなさまには、シカの食害をたくさんの方に知っていただくための写真集の出版に向けてのご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
 

**引換券のご紹介*

・サンクスレター

・オオカミデザインメモ用紙

・完成した写真集へのお名前の掲載

・オオカミのポスター(29×38センチ)

・オオカミデザインマグカップ

・羊の皮をかぶったオオカミのパペット

・これまで発行された本2冊


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