小児科若手医師からメッセージ

小児科医になって日は浅い私たちですが、日々この処置室で頑張るこどもたちと接しています。

治療のために何度も採血や点滴を受ける子も多く、こどもたちはみんな、この処置室に入るとされることをよくわかっています。痛いこと・怖いことをされると分かっているお部屋には誰だって入りたくありませんよね。さっきまでにこにこと遊んでいた子どもたちがお部屋の前に来ただけで、すでに大号泣ということも少なくありません。それでもいつも、付き添いのご家族の応援もあり、がんばっていろんな検査や処置を乗り越えてくれています。

もしこのお部屋が少しでも明るいお部屋になって、痛い・怖いの記憶を少しでもかわいい動物たちの記憶に変えることができれば、きっと次に処置室に向かう足もちょっと軽くなるのではないかと思います。こどもたちの頑張りを後押ししてくれる素敵なお部屋になりますように！