腺癌と闘うクリープ　春の花たちに囲まれて

＜菜の花とクリープ＞

※腫瘍にはモザイク加工を施しています


2016年4月に帯広保健所から引き取りしたクリープは、推定10～12歳の男の子です。

昨年2024年の3月に右目の上に腺癌が再発し、投薬での治療を開始して1年のご報告をしたばかりですが、ここ数日で身体的に症状がではじめ、まだ食欲はあるものの ぼぅーっとしている事が多くなってきました。


大好きなお散歩も副鼻腔の方にも腫瘍が広がっている為か、歩くと呼吸が苦しそうな様子も見らます。

また、右目は膨れ上がった腫瘍が覆いかぶさり、左目の方まで腫瘍の膨らみが迫ってきています。

いつどうなってもおかしくない状態まで癌がクリープの体を蝕んできました…





＜芝桜とクリープ＞

1年前の最初の大学病院の診察では、このまま癌が進行すると、最終的には元気食欲がなくなる、鼻血、腫瘍の自壊、脳の骨が溶けて腫瘍が脳に影響しぼぅーとする、性格が変わり凶暴になる可能性、寝たきり、痙攣発作を起こすようになる…との説明を受けていました。

どうか最後まで苦しまず、甘えん坊のまま、クリープらしくいて欲しい…

食べることが何より大好きなクリープから、食べる楽しみを奪わないでと願うばかりです…





＜パンジーの寄せ植えに囲まれたクリープ＞

来年もクリープが春の花たちと笑顔で撮影できることを願っています…

 

頑張るクリープを見守って頂けたら幸いです。

 

 

oＯo｡.:*:.｡oＯo｡.:*:.｡oＯo｡.:*:.｡oＯo｡.:*:.｡oＯo｡.:*:.｡oＯo｡.:*:.

クラウドファンディングですが、皆さまの温かいご支援のお陰で第一目標の1500万円を達成することが出来ました。本当にありがとうございました！！！


クラウドファンディング挑戦のきっかけとなった、昨年の過去1500万円と最高額となった医療費ですが、医療のかけ方として当会では、まずは体調を崩したり異変を感じた時にかかりつけ医に診察していただいています。

そこで、精密検査が必要な場合や改善が見られない時は、かかりつけ医が獣医系の大学病院へ紹介状を書いてくださり、予約を取って診察を受けています。


クリープは、2022年2月に右目にチェリーアイのような症状がみられ、かかりつけ医から病理検査を行い、悪性の腺癌であったことから切除の手術を行いました。


その後、昨年2024年3月におでこ全体がぶつけたように腫れていたため、初回で大学病院にかかりました。

診察では癌が再発していることが分かり、手術で取り切れることは難しいとの判断で、癌細胞を押さえる飲み薬を服用することになりました。

腫瘍は日増しに大きくなってきていて、右目の形も左右の位置も変わり、クリープの風貌も変わってしまいました。

ですが、唯一救いなのは、クリープが食べるものに目がなく食欲が旺盛なことです。

ただ、いつどうなるのか分からない状況であることは確かです。


今後もクリープだけでなく、一頭でも多くの命を繋ぎ救っていくために、重篤な子や慢性的な疾患の子に継続的に適正な医療をかけていきたいと思っています。


只今、ネクストゴール3400万円に挑戦中です。

支援募集期間は、あと6日、5月30日(金)23時までとなっています。

当会は認定NPO法人ですので、寄附金控除対象のコースもあり、所得税や住民税の控除も受けられます。


どうか、個人の方や法人の方からも応援お待ちしております！！！