【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

昨日、ネットワーク参加劇場のひとつ、「THEATRE E9 KYOTO」で、舞台技術者の方による「今だからできる」新企画（再開プログラム）が発表されました。

 

https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20200624

 

このような各劇場の新しい動き・ニュースは、新着情報でもご紹介して参ります。

 

さて、本日も応援のメッセージをご紹介します。全国小劇場ネットワーク・事務局メンバーのひとり、鄭慶一とゆかりある方々からのメッセージです。前回に続き、第二弾！

 

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●酒瀬川真世（俳優）

 

舞台に立つひとりとしても、演劇が好きなひとりの観客としても、大切な劇場空間。土地の香り、ひとの息づかい、履歴書のように刻まれたあちこちの傷にさえ、愛しさを感じる小劇場が大好きです。
もう何ヵ月あの空気に触れていないのかしら…。
また、劇場でいろんなひとに、いろんな人生に、触れたい。
思いきり深呼吸したい。
ゆっくりでもいいから、確実に、町の劇場とともに生きていけますように。

 

●山口大器（劇団言魂）

 

僕は三年くらい前に初めて、北九州は枝光にある枝光本町商店街アイアンシアターという場所で演劇作品を作りました。
そのときのお客さんはといえば、半分くらいは日頃演劇なんて見ない知人でして、「来てくれてありがとう」「こんなところに劇場があるなんて知らなかった」なんて会話をしました。まるで制服を着ていない高校の友人に会うような、いつもと違う彼らと出会った気がしました。
劇場で初めて会う方もいました。変な人たちばっかりでした。でもすごいことをしている人たちばかりでした。そんな人々を見ていると、知らないことや知らない人、知らない作品、色々な世界がずっと遠くまで広がっているんだろう、と思いとてもワクワクしました。
そして、あのとき劇場に足を運んでくれたお客さんたちにも、きっと知らない世界が広がっていたんだと思いました。そうであったら嬉しいなぁと思いました。
劇場という場があったから、僕はたくさんの人たちと出会いました。そして、これからももっとたくさんの人と出会いたいと思っています。
そして、その出会いの場で、今後も作品を作っていければ、これほど幸せなことはありません。

 

 

●渡 猛（即興パフォーマンス集団6-dim+(ロクディム )共同主宰）
 

心臓の音が聞こえるほどにドキドキしたり、泣いたり笑ったり、自分の人生について考えたり、素敵な出会いがあったり。

劇場は、演じるほうにも観るほうにもたくさんのことを教えてくれたり与えてくれたりします。

人間に濃密な部分にスポットライトをあてる場所。なくしちゃいけないと強く思います。

参加劇場をみると「花まる学習会王子小劇場」「新潟古町えんとつシアター」「シアターねこ」「早稲田小劇場どらま館」「犀の角」「枝光本町商店街アイアンシアター」「わが街の小劇場」お世話になった劇場がたくさんあります。どれも僕にとって大切な青春の場です。

人間にあてる光がなくなりませんように。応援いたします！

 

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※応援メッセージをくださった方々をはじめ、全賛同人の方々のリストはこちらから。