現在、テレビ取材を受けています。

湘南1lebenでは、現在NHKのテレビ取材を長期に受けている最中です。放送日などは未定です。

これから犬を迎える方々に絶対に覚えていただきたい散歩の際の人のあり方をお伝えする、練習場面の撮影です。この日の登場犬は、良（よき）と　かんたみたいですね。2匹とも来客などではしっかり「この方、初めての人です！」と番犬ぶりを発揮するタイプですが、さすが代表がお連れした取材スタッフや里親さん候補には、落ち着いてニコニコしています。

これまでもさまざまなメディアや局から取材を受けて来ましたが、犬達は初対面の緊張が和らぐと自分達に関心を寄せてくれていることには嬉しく、撮影されていることはわくわくするのか、ご機嫌な子が増えていきます。

やっぱり選ばれ者として鼻が高いのかなぁ。スタッフがお帰りになってもその気分が抜けず、ご注意を聞き流そうとして叱られた子も過去にはいたなぁ笑。人間も舞い上がってしまいそうですものね。

私達ボランティアが日々たくさん犬達の魅力を伝えたくてカメラを向けますが、そのしつこさに辟易して寝てしまう子と、こんなポーズも撮りなよとついて回る子がいます。だから保存フォルダはいつもいっぱい。腕を上げていくと、選別しての消去も容易ではありません。まずはお掃除の効率を上げて、撮影の余裕が生まれるまで初めは精進か。

テレビ番組に仕上がる時は編集がたくさん入るので、総時間は短くなるのが当たり前ですが、魅力的にまとめてもらえたなぁ、とまるで知らない団体の方のように新鮮な気持ちで視聴しています。

テレビの中で募金を呼びかけることはないので、それで会計的に余裕が生まれるわけではありません。でも、保護犬達や活動への理解が広がることの影響は大きいと感じています。

生命の淵から救われ、新しい、生涯続く生活が始まる前に、もうこの犬が危険にさらされることがないように、ご家族と強い信頼関係で結ばれるように、トライアル期間を迎える前の練習をとても丁寧に繰り返すのが、湘南1lebenの譲渡スタイルです。どうしても熱くお伝えする内容が多くなりますが、この子達が必ず幸せに、最期の瞬間まで愛され続けて欲しいという思いの強さと受け取っていただきたいところです。そのくらいの気持ちで、犬達のリードを手渡しています。

もちろん譲渡後のご相談にも逐一対応しています。