里親さまからのメッセージ　サスケのご家族より

わたしたちがサスケを迎えて、ちょうど1年が経ちました。

正直、まだ慣れないことも多く、サスケと本当に打ち解けられているのかはわかりません。
急に知らない人のように距離をとったかと思えば、深夜にハイテンションで部屋を走り回ったり（笑）。それでも、今ではサスケのいない生活は考えられないほどになりました。
保護犬を迎えることは大変だというイメージがあると思いますが、実際その通りだと思います。
けれど、少し距離が縮まったり、名前に反応してくれたりするだけで、とても温かい気持ちになるんです。

困ったときには、レーベンの代表をはじめ、ボランティアさんからたくさんアドバイスをいただきました。レーベンは「卒業したら終わり」ではなく、その後もずっと気にかけてくださっていると感じています。
ある譲渡会にサスケを連れて遊びに行ったとき、いつもは怖がって人に近づかないサスケが、自分からレーベンのボランティアさんに近づき、嬉しそうにしている姿を見て、大切に育てられてきたんだな、と実感しました。
私たちは保護犬を1頭迎え入れただけです。世界が大きく変わることはないかもしれません。それでも、保護犬の存在を知ってもらい、興味を持ってもらえること、そしてその背景には多くのボランティアさんの力があることを、少しでも多くの人に知っていただけたらと思います。その思いに共感し、支援につながればとても嬉しいです。