残り1か月を切りました。70%まであと6万円！正直なかなか厳しい状況です。

いつもレーベンの活動にご理解とご支援をありがとうございます。

始まって1か月。進行をやきもきしながらたどり、活動報告を何人かのスタッフで綴っています。毎日着信の通知で失礼しております。

嬉しいことをみつけ、キツイことはドンマイで楽しい日々をお伝えしてきましたが、毎日元気なレーベンっ子達。新たに壊れた箇所が増え、追加工事の見積もりが止まりません。クラファンの成功が叶ったらやろうと思っていた修繕が待てず、前倒しで一部始まっています。工事も優先順位をつけながら、今無理なことは保留しなきゃと思っても、どれもこれも先送りしながら保護活動を続けられないよー、と頭を抱えています。深刻になった頃は世界中で感染症対策をしており、イベントも譲渡も進まず運営が難しい時期でした。毎年計画的に修繕するということができずに、ここまで来ています。

シェルターは個人宅なので内部の部屋割りなどは公開できないのですが、犬を入れていない部屋はトイレと収納くらい。老犬や子犬と成犬他の区分けをしたり、繊細で静かなところが必要な犬にコーナーを作る時間帯があるなど、全ての部屋に犬達の暮らした跡が残っています。食事時は、キッチンの足元やお風呂の脱衣所、トイレのドアの前などにも食事会場が。

もうちょっとこのまましのげるだろう、とためたからこうなりましたが、家を壊してそのかけらを口にして事故を起こすことを避け、衛生的な環境を維持するために、今やるしかないと思っています。

これは先日、見かけない業者の方が部屋に大きな部材を持って入り、少し音が出ながら窓枠を変えている時の様子。代表が室内にいることもあり、威嚇ではなくてびっくりしていることもあり、犬達はじーっと様子を凝視して騒がなかったのは立派でした。不安そうな犬にはボディタッチで落ち着かせ。人間も犬と助け合って心を落ち着かせているかのよう。

工事で取り替える建材の材質も、理想的な高価なものはいろいろ世の中にはあると思いますが、折り合う点を見つけて決定しているので、もう二度と壊れないというわけにはいかないと思います。持続的に良い状態を維持するには、この先の手直し計画も立てていかなければ。これが借りた物件であったら、決定権が持たずもっと支出が大きかっただろう、と怖い。

all-or-nothingというクラファンのルールは、目標に届かなければ失敗になり、そこまでで届いていた支援金をお返しするものです。そんなこと言ってたいがい成功するんでしょう、と思われるでしょうが、失敗返金を経験した団体のお話を先日聞きました。そうかー、やっぱりそうなることもあるのね、と。なかなか高めの第一目標が設定できなかった理由の一つです。工事はやらないわけにはいかない状況なので、自己資金でやることにはなりますが、それはなかなかに厳しい。どちらにせよ、日常の会計に赤字を出さずに、保護頭数はある程度確保してうまく回していく方法をもっと研究しなくては。自分の家の家計簿を超えたレベルで、勉強になることばかりです。

保護活動も何年か続けていけば、譲渡に時間のかかる成犬や老犬が残っていき、どんどん家庭犬として卒業していく子ばかりではないのは世の常、ですので。どの子もみんなその子の運命のタイミングというものがあるから。

普段からの節約と貯蓄が足りなかったというご批判が出るのは承知で、食費や医療費など削れない犬の生活経費のやりくりに努めています。同じ方からの支援を繰り返しお願いすることも心苦しく、より広い方々に活動を知ってもらうことを目的に取り組んでいるクラファン。周囲に勧めてくださるのも簡単ではないと思いますが、レーベンってこんなことやってて、今クラファンにチャレンジしてるんだってー、という発信のできる方は、是非ご協力ください。よろしくお願いします。🙇