JICAに訪問　水運びの現状

こんにちは、中久喜亜美です。

クラファン開始から一週間経過しましたが、徐々に支援の輪が広がってきてとても嬉しいです。支援者の皆様、本当にありがとうございます！

今回は、このプロジェクトを始めるにあたりJICAを訪問した時に学んだことを皆さんに共有したいと思います。

突然ですが、皆さんは水を汲みに川や井戸まで行き、重い水の入った容器を持ち歩いたことはありますか？

JICA地球広場に訪れるまで私はありませんでした。そこでは約8、13ℓの水が入ったバケツが置いてあり、誰でも持つ体験ができます。実際持ってみると、持ち上げるだけで大変なのにそれを何時間もかけて運ぶ子供たちの姿を見て居た堪れない気持ちになりました。

日本では蛇口をひねれば綺麗な水を使えますが、世界には6億6000万人が安全な水へアクセスすることができずにいます。特に後発開発途上国の農村部では、人口の38%が安全な水を入手しにくい生活をしています。そのような地域では給水施設が足りず、早朝から井戸で列をなし何時間も待つ、また井戸がないところでは川の水を汲むこともあります。

多くの場合、水汲みは女性や子どもが担っています。

女性は妊娠中でも水を運ばざるをえず、流産する可能性も大いにあります。その上、せっかく運んだ水に細菌や寄生虫が潜んでいることもあり、水に関わる病気で多くの子供たちが亡くなっています。

私たちはこのような子供たちや女性の力になりたいと思い、この活動に取り組んでいます。

引き続きご支援、そして応援をよろしくお願いいたします！