難聴ってそうなんだ!「聞こえづらい世界」の正しい理解を常識に

難聴ってそうなんだ!「聞こえづらい世界」の正しい理解を常識に

支援総額

1,831,000

目標金額 1,260,000円

支援者
227人
募集終了日
2021年1月25日

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2022年12月21日 18:01

聞こえないが故の突出した力は仕事の発展に大いに活かせる!

皆さん、こんにちは!
岩尾です。

 

先週、娘の歯の定期検査に行ってきましたが、今、シーラントをしていってます。
虫歯にならないように、セメントを埋めるのは知ってる方も多いと思いますが、セメントよりも効果のある埋めるやつです。
いいのかな?この説明(笑)

 

これをやるときに、
口を閉じないように、ゴムみたいなのを奥歯に入れて噛ませるんですね。
それを見た娘、

 

娘「今日はこの色なの?」
先生「そうだね」
娘「前はピンクだった」
先生「あ、ピンクのあるね」
娘「歯ブラシみたいな形だった」
先生「ああ、そうそう!よく覚えてるね!」

 

僕は形はおろか色さえも記憶にございません(笑)
やっぱり難聴児、視覚は強いです!

 

かけはしでは、「難聴者の持つ5つの能力」ということで、よく講座などでは紹介させてもらってますが、当事者の方は、当然認識してると思ってたのですが、当事者の方に言うと、
「言われてみると、確かにあるかもと思いました」
と言われることがよくありまして、本人もそれほど気づいてないことが多いんだなと思っていたところです。

 

かけはしは、来月1/27 福岡よかとこビジネスプランコンテストの最終プレゼンに残っていますが、このテーマが、

 

聞こえない人たちの強みを活かす~難聴者に特化した事業発展コンサルティング

 

です。

 

繰り返しになってしまいますが、今までは障害者雇用というものは、障害がある「けど」雇用しましょうという流れでした。

 

でも、かけはしが提唱したいのは、
難聴者の強みを活かした採用をしましょう!

そうすれば、事業発展にも間違いなくつながるんです!
というものです。

 

そして、聞こえないのでコミュニケーションは工夫する必要がありますが、ここはかけはしがサポートします!

 

このサポートに対して対価を頂くビジネスプランです。

 

対価だけでも、かけはしに払う何百倍、何千倍になって返ってくるはずです。
それだけの、観察力や気づかう力などを、難聴者は持ってるんです。

 

実際に聞いた話では、
不動産の事務の仕事をしていた時に、年配の方に寄り添えるからと、年配の方がお客さまで来られた時は、特例として営業のサポートに入った方もいます。

これは、本人の力を正当に見てくれたいい例ですよね。
この不動産屋さんは、本当に素晴らしいと思います!
事業も伸びたことでしょう。

 

また、福祉関係の仕事をしていたとき、利用者さんの微妙な変化によく自分だけ気づいており、本人に確かめつつ接していると、ほとんどの場合当たっていたという方もいます。
利用者さんも、心地よい時間が過ごせたことでしょう。

 

活かせるんです。
良い結果を実際に残せるんです。

 

 

でも現状はどうでしょうか?

 

難聴の人に任せられる仕事をアンケート調査したことがありますが、営業は2%です。
半数以上が「補助業務」「軽作業」系なのです。

 

そのため、月額給与の平均は、一般の人より何と10万円も低いのです。
月額で10万円です。

 

補助業務が好きならもちろんそれでいいのですが、他にしたいことがある人は当然います。
でも、諦めてしまってるんです。
それも自然な形で。

 

それは、周りのロールモデルや社会の間違った常識がそうさせてるんです。

 

高校などは学校に来る求人はほぼ決まってます。
他にどこかないか、よっぽど先生が意欲的に動かないとなかなか増えません。

 

そして、ろう学校も同じです。
前から来る求人だけだと、補助的な仕事が多いわけです。
そのような状況に触れていると、自然に「聞こえないから将来の仕事はこれなんだ」と刷り込まれてしまいます。

 

中には、パティシエになりたいから専門学校に行きたいという生徒に、
「無理だよ。ここにした方がいい」
と、自動車のライン作業の仕事を勧めることさえあるんです。

これはあまりにひどい事例で、こんなところはここ一つであってほしいと願うばかりですが、人は新しいことをあまりしたがりません。
前年踏襲が楽なのです。
だから、長いこと求人が変わってないことが多いのです。

 

このように、聞こえないなら簡単な仕事がいいだろう、喋らなくて済む仕事がいいだろうというような昔からの暗黙の了解が広がっているから、難聴児の未来が押さえつけられるんです。

 

そういう情報しか取れないと、親もそう思ってしまい、仕方ないと無意識に諦めてしまうんです。
そういう制限された情報で親が子どもにアドバイスすると、子どもも自然にそうなってしまいます。
負のスパイラルです。

 

これでいいと思いますか?
仕方ないと思いますか?

 

全然、仕方なくありません。
僕はこれを打破したいんです。

 

もちろん、簡単ではないです。
まだこういう話をしても、企業で乗ってくれるところはありません。
でも、絶対に探してみせます。

 

誰かが変えないと、未来永劫このままです。
半数以上の求人が補助業務、軽作業でいいんですか?

 

僕は嫌です。
もっと広い選択肢の中で補助業務を選ぶのならもちろんいいです。
もっともっと、難聴の子たちの可能性は広いんです!

 

そのことをまず親御さんに知ってもらいたいし、
先生にも知ってもらいたいし、
何より、企業の方に知ってもらいたいです。

企業の方に知ってもらうには、やはり時間がかかります。

 

だからこそ、継続寄付をいただきながら、難聴者の就職をもっともっと良い方向に広げていきたいと思っています。

 

いよいよ、2日後です。
どうぞ皆さま、よろしくお願いいたします!

 

難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくりのクラウドファンディング
12/23(金)10:00スタート

 

公開後URL
https://readyfor.jp/projects/nancho_kakehashi

リターン

3,000


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ご好意応援プラン

①感謝のメール

支援者
76人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

5,000


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後押し応援プラン

①感謝のメール
②活動報告(報告レポートをメールにて7月あたりに1回送付)

支援者
64人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

10,000


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共感応援プラン

①感謝のメール
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)

支援者
80人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

30,000


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協働応援プラン

①感謝の手紙
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

100,000


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同志応援プラン

①感謝の手紙
②活動報告(報告レポートをメールにて7月・10月あたりに1回ずつ送付)
③会長の岩尾が完成した動画を基に、オンラインで難聴についての詳細説明をさせてもらい、ご質問等にも答えます(60分程度)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

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