寄付及び活動のご報告
この度は、伊吹山「蘇湯」プロジェクトにご賛同いただき、また温かいお言葉も沢山頂き、誠にありがとうございます。
皆様のお気持ちに改めてプロジェクトメンバー一同、心より感謝を申し上げます。
2023年11月6日より始めたクラウドファンディング。
初めての挑戦で、目標金額の3,000,000円を達成できるかどうか不安な気持ちでスタートしましたが、おかげさまで総額3,565,000円のご支援をいただき、無事に伊吹山再生委員会に寄付をする事が出来ましたので寄付のご報告と今年の活動報告を致します。
【植生活動のご報告】
2024年6月にプロジェクトメンバーで伊吹山3合目の植生活動を行いました。
3合目の草原にはユウスゲの群生地があり、既にニホンジカなどによる食害対策として防護ネットが設置されいますが、防護ネットを剥がす作業と金属柵の設置しました。
梅雨時期で天候が悪い日が続くなか、今回も奇跡的にお天気は曇り。
気温も暑くなく丁度よい気温でスタートしました。

ドリルで先に穴を開ける作業から始まります。
土の下に大きい石が埋まっていると上手く杭を打つ事ができません。

杭を打つのも一苦労です。

金属柵は頑丈ですが繊細なので、慎重に設置していきます。
女性の力でも十分持てる重さの金属柵ですが、高く設置するには男性の力が頼りになります。

柵と柵を固定するワイヤー留めも一つ一つ手作業で行います。
ワイヤー留めもコツがいります。


金属柵の下の部分は、小動物たちが侵入できないような細かい金属網を隙間なく設置していきます。

前回の活動時よりも人数は少ない人数でしたが地元の方々のご協力もあり、無事に柵の設置を完了する事ができました。
【支援金寄付のご報告】
皆さまからご支援頂きました3,565,000円の内、蘇湯の製作費や活動費用を差し引きまして、寄付金額(総額の10%):356,500円を「伊吹山を守る自然再生協議会」へ寄付を致しました。
皆さまからご支援頂いた支援金は、金属棚の購入に活用頂きます。
また、地元の新聞社でも取り上げられ、この活動を広く知って頂く事にも繋がりました。

「失われつつある伊吹山の自然に、今こそ力を。蘇れ、万物にウェルネスを」というスローガンをかかげて始まった伊吹山「蘇湯」プロジェクト。
日本古来の「薬草湯文化」に光をあて、この体験を再解釈した価値を多くの方々に届けたい。伊吹山の素晴らしさを蘇らせるだけでなく、日本の未来に向け、皆が前に進めるメッセージを送りたい。蘇れ、万物にウェルネスを。
そう願いプロジェクトを進め入浴用ボタニカル「蘇湯」が誕生し、無事に皆さまのお手元にお届け出来たこと、このプロジェクトに関わってご尽力くださった全ての方に感謝しかありません。
また、あたたかくこの活動をお見守り頂いた方々へ、心より感謝申し上げます。
伊吹山の自然回復にはまだまだ時間がかかります。
クラウドファンディングでは終了報告となりますが、これからも伊吹山「蘇湯」プロジェクトの植生回復活動は続けてまいります。
伊吹山「蘇湯」プロジェクトチーム




















