このプロジェクトでは継続的な支援を募集しています
聞こえない・聞こえにくい子どもたちのため|きらきらサポーター募集!

マンスリーサポーター総計
プロジェクト本文
◆聞こえない・聞こえにくい子が安心して集える居場所「きらきら」
NPO法人きらきらは、聞こえない・聞こえにくい子どもを持つ保護者が主体となって平成27年1月に群馬県に設立されました。
県内では、聴覚障害児とその家族を支援する機関がとても限られています。特に当事者であるろう者の経験、想いが生かされる場はほとんどありませんでした。
聞こえない・聞こえにくい子どもたちの将来像が描きにくいまま、子どもたちは大きくなっていき、「あの時こんな支援があればよかった」「もう少し早く知りたかった」と親も子も後になって気づく、そんな状況がもう何年も続いていました。
教育機関、メディア、コミュニティには子育てに関するたくさんの情報が溢れていますが、聞こえない・聞こえにくい子どもの家族にとっては、そのどれもが「ウチには当てはまらないなぁ」と感じられてしまい、むしろ孤独感を募らせることさえあるのです。
気兼ねなく集い、たくさん話して笑いあい、時に泣き、共感し、情報を得て、考え、悩み、また語り合い・・・人は社会の中でそうやって生きて、育っていく。
「この環境は、聞こえる・聞こえないにかかわらず、すべての人に必要なはず」
そんな思いから、まずはNPO法人を立ち上げ、講演会や子どもたちが集まる自主事業を実施し、県内の同じ境遇のご家族と出会える場を提供してきました。
そして、更に充実した支援を行うため、自主事業の中の聞こえない・聞こえにくい子どもが集まり共に遊び学べる事業を、児童福祉法に基づく放課後等デイサービス事業及び児童発達支援事業として発展させ、平成28年4月に「聴覚障害児児童クラブきらきら」を開設しました。
「聞こえない・聞こえにくい子が安心して集える居場所」である「きらきら」を守っていきたいという気持ちを強く持ち、希望をもって活動を続けていますが、私たちの努力だけでは厳しい状況が続いています。
そこで、皆さまから継続的に応援いただきたく、継続寄付を募ることといたしました。
皆さまからの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
■聴覚障害児児童クラブきらきら
◎基本理念
聞こえない子どもに必要な「視る」力を育て、一人ひとりに寄り添い、共有体験や異年齢の交流を通して、社会性と個人のもつ良さが育まれることを目指します。
「聴覚障害児児童クラブきらきら」は、平日の放課後と第二・四土曜日(9:00~16:00)に開所しています。春・夏・冬休みは月曜から金曜(9:00~16:00)まで開所します。子どもたちは、季節の行事を題材に工作などをしたり、近くの公園で思いっきり体を動かしたりしています。
きらきらに通い始めたばかりの子どもたちの中には、ルール遊びを苦手とする子が多くいます。
これは、聞こえるお友達や聞こえる家族と遊んでいるときに、自分だけが聞こえないのでルールが十分理解できないまま遊ぶ環境も、原因のひとつになっていると考えています。
「きらきら」でルール遊びをする際は、ルールを文字や絵で書き、それを手話で説明しています。そして、遊びに参加する子全員と目を合わせて「ルールはわかった?」「よしOK!」とお互い確認してから遊び始めます。
それでも、ルールがわからなかったり、勘違いしたりする子もいますが、そんな時は、年上の子が手話や身振りで優しく教えてくれます。
「聴覚障害」は「情報」の障害と言われます。
これまで「きらきら」では「聞こえない・聞こえにくい子が安心して集える居場所」として、手話や文字や写真などの視覚的な情報から身の回りに起きている出来事が「見てわかる環境」を整えてきました。
「見てわかる環境」にこだわる「きらきら」の中では、子どもたちは障害を感じることなく主体的に生き生きと活動できます。
スタッフには聞こえない当事者であるろう者も多く、手話や身振りで放課後の他愛ないおしゃべりをしたり、当事者だから理解できる悩みを打ち明けることもあります。
子どもたちとろう者のスタッフ、同じ仲間が集う大切な場所。それが「きらきら」です。
■もっと子どもたちに笑顔と安心を
設立当初の私たちの資産は乏しく、それでも少しでも早く「子どもたちが安心して集える居場所を!」と利用児のほとんどが通う群馬県立聾学校から子どもの足で30分弱の古く狭い民家をお借りして事業を始めました。
そして、子どもたちと共に「安心できる居場所」作りをしてきました。
放課後に毎日30分かけて「きらきら」に歩いて通うことで、子どもたちは交通ルールを学び、体力も付きました。
しかし、歩道を一列になって歩きながら手話で話をすることはよほど慣れないとできません。聞こえる子どもたちなら前に歩く友達とおしゃべりをしながら歩くことは造作もないことですが、手話ではそれが難しいことも多いのです。
放課後の貴重なこの30分を使ってもっともっとたくさんおしゃべりして笑いあったりしてほしい。それを実現するためにも「聾学校の近くに引っ越したい!」これが私たちの夢でした。
そして、昨年からの新型コロナウイルス感染症拡大。
これまでの狭い民家の活動室では子どもたちの感染を十分に防げる自信がありませんでした。そこで、引っ越しのための資金は十分ではありませんでしたが、聾学校から徒歩3分の好立地にちょうど空きが出たこの機会を逃すまいと令和3年8月に引越しをしました。
そしてようやく念願の引っ越し。子ども達は広くなった活動室を体いっぱいで楽しんでいます。これまでの狭い活動室ではできなかった遊びもできるようになり、遊びの幅もぐっと広がりました。
■これからも子どもたちの大切な居場所を守りたい!
〜いただいたご支援でできること〜
子どもたちのうれしそうな様子に喜んでいる一方で、経営的な不安を抱えているのも現実です。
利用人数は1日10名という制限もあるため収入を増やすことは難しい中で、引っ越しに伴う契約内容の変更により、家賃や光熱費などの支出は引っ越し前と比較して毎月15万円ほど増加しています。
※定員の設定は部屋の広さやスタッフの人数など、国の基準があり簡単には増やすことはできず、利用料(単価)についても同様で、自由に設定することはできません。
※保育士や児童指導員の資格を持ったろう者が社会的資源として不足している現状があります。
そのため、きらきらでは配置基準を満たすスタッフ数に加え、ろう者のゲストやろう学生アルバイトなどにお願いしています。そのため、他の施設に比べて人件費や謝金の費用が余分にかかっています。
さらに、赤字になってしまう原因には、他の放デイより大きな負担となっている送迎費用の問題があります。「きらきら」は、群馬県内唯一の聴覚障害児のための放課後等デイサービス及び児童発達支援事業所であるため、他の施設と異なり県内の様々な市から利用児が集まります。
「自宅から車で1時間かかるから利用しにくい」「仕事をしているので、きらきらで送迎をしてくれるならぜひ利用したい」という保護者の方もいます。
毎日の送迎はご家族にとって大きな負担です。そんなご家族の気持ちに寄り添い、子どもたちが「きらきら」に集う機会を奪わないために、「きらきら」ではご希望があれば片道1時間の送迎もお受けしています。
これまでは、保護者のご負担や制度の問題を考慮し、送迎者の給与や車の燃料費などの送迎費用をきらきらが負担しながら、なんとか経営を継続してきました。
経営を続けるため送迎費用の一部を保護者にご負担いただくことも検討いたしましたが、
現在の制度では送迎費の徴収は認められないと行政から回答がありました。
燃料費は1kmあたり20円で計算しており、毎月6〜8万円にのぼります。さらに送迎のための人件費も加えると月に15万円前後の支出があります。
しかし、今後どんなに経営を圧迫することになっても「きらきら」には送迎業務が必要です。
ご家族が安心してお仕事をできる環境と、子どもたちが「きらきら」に通える環境を守りたい。
そのために、皆さまの継続的なご支援が必要となります。ご協力をお願いいたします。
また、皆さまからのご支援で、新しい活動室をより「見てわかる環境」で溢れた居場所にしたいと思います。
私たちはこれまで、子どもたちと工夫しながらみんなが安心して過ごせる居場所を手作りしてきました。以前の活動室では、「見てわかる環境」にするため、すべての壁に掲示物を貼るためのボードを貼り付けていました。
ランドセルやおもちゃを置く棚も手作りです。おもちゃ置き場は、みんなにわかるように写真と文字(ルビ付き)で置き場所を示してあります。これも子どもたちが話し合いながら作ってくれました。
みなさまのご支援で、子どもたちが安心して過ごせる居場所を子どもたちと共に作り上げていきたいと思います。
■きらきらから社会へ!飛び立つための学びと大きな勇気を
私たちは子どもたちの今を支えていると同時に、未来を支えています。
きらきらの子どもたちはいつか学校を卒業し、社会に出ていきます。聴覚障害は「目に見えない障害」とも言われます。補聴器や人工内耳を装着していないと、見た目では障害がわからないからです。
そのため、社会に出てから「なんで無視するの?」「どうしてできないの?」「こんなマナーも知らないの?」など、会社や周囲の人に誤解されたり、トラブルになったりすることがあります。
聞こえない子どもたちは、聴覚障害の特性を知り、どのように周囲にそれを伝えるのか、自らの立ち居振る舞いを考えて身に付けていく必要があります。
そのため、子どもたちのロールモデルとなる成人ろう者との関わりを提供するのがきらきらの大切な役割の1つだと考えているため、スタッフの多くがろう者です。
また、聴覚障害児は聞こえる人がなんとなく耳にした情報から学ぶ社会のルールを社会に出る前から意図的に学ばなければなりません。
そのため、引っ越した新しい活動室から、事務所が見えるようにしてあります。これはすぐにスタッフと子どもが目を合わせられるためでもありますが、聞こえない大人と聞こえる大人がどのように一緒に働いているのか、子どもたちが見て学ぶためでもあります。
子どもたちは「きらきら」でたくさんのことを学んでくれています。
そして、私たちは多くの方々へ聴覚障害について正しい情報を発信し、認識していただくことも大きな役目だと思っています。
このプロジェクトを通して、皆さまが聞こえない・聞こえにくい子どもたちのことを知ってご支援して下さることは、子どもたちにとって「自分たちを応援してくれる人が日本中にいるんだ!」と、これから社会に出るための勇気や希望に繋がることと思います。
どうか皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
【プロジェクト実現可能性に関する留意事項】
本プロジェクトの履行に必要な児童発達支援・放課後等デイサービスの認可はすでに取得済みです。
【その他留意事項】
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク)
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク)
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク)
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク)
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
- 寄付金が充てられる事業活動の責任者:
- 茂木京子(NPO法人きらきら)
- 団体の活動開始年月日:
- 2016年4月1日
- 団体の法人設立年月日:
- 2015年1月27日
- 団体の役職員数:
- 10〜29人
活動実績の概要
放課後等デイサービス及び児童発達支援事業は令和3年度 開所258日、受益対象者延べ2,387名。 聴覚障害児・者とその家族を支援する事業としては、相談会3回、講演会2回、家族向け手話教室6回 職員を対象に研修会などを行っている。
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プロフィール
当法人は、聞こえない・聞こえにくい子どもを持つ保護者が主体となって平成27年1月に設立されました。 聴覚障害児・者とその家族に対して、聞こえの違いなどお互いの立場を尊重して交流する場を提供し、コミュニティの形成が図れるように支援することを目的として活動しています。
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コース
500円 / 月
きらきら応援:月500円コース
・お礼のメールをお送りいたします(初回のみ)
※領収証が必要な方は質問欄にてご回答をお願いいたします
(年に1度の発行となります)
1,000円 / 月
きらきら応援:月1,000円コース
・お礼のメールをお送りいたします(初回のみ)
※領収証が必要な方は質問欄にてご回答をお願いいたします
(年に1度の発行となります)
2,000円 / 月

お礼のカード:月2,000円コース
・年に一度、子どもたちが作成したお礼のカードをお送りいたします(毎年1月頃)。
※領収証が必要な方は質問欄にてご回答をお願いいたします
(年に1度の発行となります)
3,000円 / 月

お礼のカード:月3,000円コース
・年に一度、子どもたちが作成したお礼のカードをお送りいたします(毎年1月頃)。
※領収証が必要な方は質問欄にてご回答をお願いいたします
(年に1度の発行となります)
5,000円 / 月

お礼のカード:月5,000円コース
・年に一度、子どもたちが作成したお礼のカードをお送りいたします(毎年1月頃)。
※領収証が必要な方は質問欄にてご回答をお願いいたします
(年に1度の発行となります)
プロフィール
当法人は、聞こえない・聞こえにくい子どもを持つ保護者が主体となって平成27年1月に設立されました。 聴覚障害児・者とその家族に対して、聞こえの違いなどお互いの立場を尊重して交流する場を提供し、コミュニティの形成が図れるように支援することを目的として活動しています。

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