プロジェクト概要

 

壁の薄い仮設住宅で、図り知れぬストレスをおっている被災者の方に、
キャンピングカーの中、教室、住宅で安心して話が出来る空間を。

 

日本中を震撼させた2012年3月11日の大震災。1年4カ月経った今だからこそ、多くの被災者が心理カウンセリングを必要としています。しかし、心理カウンセラーが不足しているのはもちろんのこと、石巻市には現在カウンセリングルームとして使用する建物が圧倒的に不足しています。そこで私は、キャンピングカー内での移動式対面カウンセリングをはじめ、小学校の教室や仮設住宅での被災者の心理カウンセリングの提供を行いたいと思っています。「移動式対面カウンセリング」は、キャンピングカーの中でカウンセリングを行うケアの方法で、建物が不足している石巻市においても、相談内容が漏れない安心して話が出来る空間である「個室」を提供できます。更に、経費も安く抑えることが出来るので、より多くの被災者のココロの支援をすることが出来るのです。

 

メンタル面での「被災」を少しでも和らげてもらうため、どうか皆さまの力をお貸し頂けないでしょうか。

 

 

はじめまして、NPO法人日本臨床心理カウンセリング協会、ココロの支援プロジェクト事務局の園田真司です。2011年3月11日に起こった東日本大震災は、日本で生活している全ての人々に大きな衝撃を与えました。

 

(震災後の南三陸町防災対策庁舎)

 

そのような状態の中、私は2011年6月1日より、ココロの支援プロジェクト~メンタルケアを通じた復興支援~として活動を行って参りましたが、東日本大震災から1年4ヶ月が経ったいまだからこそ、更なる心理カウンセリングの提供によるココロのケアの提供が必要です。私は、「100年(3世代)を通じて心理カウンセラーが必要とされない社会を築く」ために日々活動しています。この活動は、今の日本の中では他のどこよりも東日本大震災の被害が大きい東北で行う必要性を実感しています。そして、この活動こそが、心理カウンセラーを会員に持つ私たちJACCがやるべきことであり、JACCだからこそ出来る事だと思います。

 

 

被災地に求められている心理カウンセラー

 

一年目にあたる昨年は、毎週火曜日と木曜日に無料の電話相談を開始し、2012年8月現在も継続中です。無料電話相談以外にも、プロジェクト結の活動に賛同団体として参画し、石巻での子どもの学びと遊びのサポートをしながら、子どもや大人の心に寄り添うことを、そしてまた、プロジェクト結のボランティアに参加する方たちのケアをするために、心理カウンセラーとして隔週で訪問し活動していました。同じ心理カウンセラー(園田)が1年間隔週で訪問することで、2012年の3月11日が近付いた頃から、学校の教員や保護者の方を含む地域の方々に、心理的な悩みの相談をされるようになって来ました。

 

 

しかしその一方で、今後の石巻では「心理カウンセリングが必要なはず」「日常に活かせる心理学を学びたいはず」という勝手な思いこみで活動をしては、押し付けになってしまいます。そのような思いから、2012年6月のひと月をかけて、私は現在の石巻では心理カウンセリングやセミナーが必要とされているのかを調査致しました。

その結果、必要として待っている方々が多数いることがわかりました。もちろん、各学校等にはスクールカウンセラーが配置されていますが、気軽に利用されることも少なく、児童・生徒と同じように被災者である教員の利用も少ないとのことでした。そのうえ、高校生以上の大人や幼稚園にはスクールカウンセラーがいないため、学校を中心とした地域の大人や保護者、そして未就学児の対応をするカウンセラーが足りないのです。

 

 

キャンピングカーを利用した移動式のカウンセリングルーム

 

そのような経緯から、東京での無料電話相談に加え、第二ステージの活動として、キャンピングカーを利用した移動式のカウンセリングルームによる心理カウンセリングの提供を行うことにしました。通常、心理カウンセリングを行うのであれば、相談内容が漏れない安心して話が出来る空間である「個室」が必要になります。しかしながら、石巻市には現在カウンセリングルームとして使用する建物どころか、市民が安心して生活できる建物が圧倒的に不足しています。

 

 

そのような背景から、キャンピングカーを利用して、支援を求める人のいる場所(仮設団地等)にカウンセラーが訪問したり、特定の場所にキャンピングカーを駐車し、日常とは違う空間で安心して相談をして頂きたいと思っています。その為には、移動が簡単に出来て「どこでも心理カウンセリングが出来る」キャンピングカーが必要なのです。キャンピングカーを利用したカウンセリング活動の、もう一つの利点は、心理カウンセラーの「宿泊費」「ルームの賃貸料」などの諸経費が軽減できることです。

今回のプロジェクトでは、移動式対面カウンセリングに加え、プロジェクト結の学校サポートの拠点である「石巻フューチャーセンター(石巻市立開北小学校)」の教室をお借りして、毎月決まった日に話が出来る場所をつくり、そこに心理カウンセラーを常駐させ、非構成的エンカウンターグループや日常に活かせる心理学セミナーを無料で行う活動も行います。また、石巻市内の仮設住宅を訪問し、無料カウンセリングも行います。

 


日本を元気にするためにも、「心理カウンセラーの必要とされない社会を東北から」を実現したいと思っています。

 

皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

【カウンセリング詳細】

・活動期間: 2012年12月1日~2013年1月31日の間、各月1回連続5日間(月~金)活動する。
・活動場所: 石巻市内(仮設団地を含む)
・活動内容:
1.カウンセラーがキャンピングカーで市内を循環し、希望者に1~2時間のカウンセリングを無料で行います。(1日2名までカウンセリング可能)
2.カウンセラー2名が、「石巻フューチャーセンター(石巻市立開北小学校)」 に常駐し、非構成的エンカウンターグループや日常に活かせる心理学セミナーを無料で行います。
3.カウンセラー1名が、石巻市内の仮設住宅を訪問し、希望者に1~2時間のカウンセリングを無料で行います。(仮設住宅の訪問は、ニーズ調査を行い住居者の許可を得た上で行います。)

 

【引換券詳細】

*心理学セミナー~『職場や家庭で活かせる心理学講座』~にご招待いたします。

・開催日時:毎月第1~3水曜日
 午前の部10:30~12:00 / 夕方の部18:30~20:00
・開催場所:NPO法人日本臨床心理カウンセリング協会内
 〒112-0002 東京都文京区小石川2-3-28 DIKマンション小石川1303号
・開催定員:6名
・プログラム内容例:
1.自分のコミニュケーションパターンを知る ~自分を知る・職場や家庭でのやりとりのパターンを知る~
2.効果的な話の聴き方とは ~傾聴について~
3.効果的な話の伝え方とは ~Iメッセージについて~

 

日本臨床心理カウンセリング協会公式サイト (http://www.j-acc.org/

 


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