明けましておめでとうございます。

イスラエルとパレスチナの子どもたちに、たくさんの笑顔を!

本年も皆さまとともに励んでいきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、前回の新着情報に引き続き、『スタディ・ツアー2014』の参加者の声をお届けします。

今回は、 藤居由依さん(社会人)の感想です。

 

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私の将来の夢は平和構築に携わる仕事に就くことです。新社会人として一般企業で働き始めましたが、日々の業務に追われて夢を忘れてしまわぬよう、「何らかの形で、平和に関する問題が起こっている現場につながりを得たい」という思いから、このスタディ・ツアーへの応募を決意しました。

 

私の学びは三つあります。

 

第一の学びは「現地に赴くことの重要性」です。

現地でお世話になったパレスチナ・イスラエルの友達から、不自由な日常生活の一端を聞き、また実際に難民キャンプや西岸地区の入植地を訪れることで、ありのままのイスラエル・パレスチナ問題を目の当りにしました。メディアを通していないありのままの情報は、私たちに深く考える余地と心に刻み込まれる感情を与えてくれました。現地でこれからも大切にしたいと思える友人を得たことで、問題が「遠いどこかで起こっている大変なこと」という感覚から、真に自分に迫った問題と捉えるようになりました。

 

第二の学びは「考えを聞きあうことの重要性」です。

日本人のメンバーと現地で見たことについて考えを共有しあうことで新たな気付きを得、自分の考えを深く掘り下げることができました。またパレスチナ・イスラエルの方との考えの共有も私の視野を広げてくれました。特に印象に残っているのが、イスラエルのホームステイ先のお父さんがおっしゃった言葉です。
「イスラエル人のほとんどが何とかパレスチナ側と平和な関係を築きたいと考えている。しかし、極右の人たちがそれを許さず、彼らの持っている力は計り知れない」
この言葉に私は「一連のイスラエル政府による行為=イスラエル人が持つ感情」と一般化していることに気付きました。壁の向こう西岸地区に住むパレスチナ人の方も「パレスチナ人のほとんどはイスラエルと平和を築きたいと考えている」とおっしゃっていました。お互いが持つ思いには共通するものが存在しています。この事実は間違いなく平和への糸口となるでしょう。しかし、またしても「分離の壁」が、考えを聞き共有することを遮断しています。第三者である私にできる一つの行動はイスラエル・パレスチナに「想いの橋」架けることではないかと思います。

 

最後の学びは「将来のビジョン」です。

今回のツアーではたくさんの平和に関する活動を行うNPO法人の方のお話しを伺いました。今までは平和構築となるとどうしても国際連合や大きな枠組みで働く組織を想像しがちだったのですが、草の根レベルで小さいけれども着実に変化をもたらしているNGO団体の存在に感銘を受けました。このような団体の存在を知るにあたって、将来自分がどの場に属して活動していくか、選択に広がりが出ました。現場に役立つ人材になれるまで、みっちり社会人として勉強を重ねようと士気が高まっています。  藤居 由依

 

▲現地スタッフからパレスチナ状況について説明を受ける参加者たち

 

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3月5日から16日まで、12日間の予定で実施されるスタディツアー。

参加者募集は1月5日に締め切られました。

面接を経て、間もなく参加者が決定します。

 

引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!

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