~原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします~

支援総額

1,605,500

目標金額 700,000円

支援者
186人
募集終了日
2022年9月11日

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2022年08月17日 10:30

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話③

 

クラウドファンディング18日目

 

皆様 応援ご支援ありがとうございます!

ネクストゴールへの挑戦

どうか応援よろしくお願いします!

 

プロジェクトは、9月11日23時まで

 

皆様には、当法人の活動が

ご理解が頂けるものであることをお伝えしていくことを

継続していくつもりです。

 

このシリーズの文書は長くなるため

何回かに分けて書かせて頂いています。

私が今、なぜ富岡町にいるのか理由が解って頂けると思います。

 

引き続きお読みいただけると嬉しいです!

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話①

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話②

 

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話③

全村避難の村 飯舘村と葛尾村

 

※飯舘村に残されていた犬

 

東日本大震災によって起きた原発事故により

警戒区域に指定された福島第一原発から20キロまでの地域

には入らなかったが放射線量が年間20ミリシーベルトに

達する恐れがあるとして

「計画的避難区域」に設定された村 

飯舘村と葛尾村

 

※雪深い飯舘村

冬は飯舘も葛尾村も本当に雪が良く降る村でした。

車がスタックすることも度々ありました。

 

そのふたつの村には

震災前から沢山の犬猫が暮らしていました。

 

事故直後は、放射能が

どういう風向きで降り注がれたかが解らなかったため

避難は村民の自主的なものであったのだと思います。

その後に計画的避難区域となり

村民ほとんどが避難を余儀なくされました。

 

でも、犬猫の避難はなかなか進まず

ほとんどの家屋で繋がれたまま、残されたまま

 

しかし、2013年の区域編成までは

ほとんどの行政区で立ち入りに許可が要らなかったため

飼い主さんは避難先から通い

お世話を続けている方も多かった村です。

 

飯舘村にはペット可の仮設住宅も無く

※のちに借り上げアパートなどで対応

また、飼育している犬の大きさや性格など

共同生活に向かないことを考え

飼い主さんが避難先に連れてくることを遠慮していたため

村に残された犬も本当に多くいて

 

※飯舘村久保曽の犬

 

私達が訪れる家々に

繋がれたり放し飼いをされていました。

 

※葛尾村の仮設住宅では仮設の敷地に犬の避難所がつくられていた。

 

猫もかなりの数を震災前から飼育していましたが

ほとんどの子が避妊去勢手術をされていなかったため

人がいない場所で沢山生まれていました。

 

※飯舘村久保曽で生まれた猫

 

※まだ田舎の農村地帯では普通に行われていた

川に流されたりで殺される子が少なかったため

餌だけおいていれば殖えるばかりになっていた。

 

震災一年目からこれらの村へ足を運び

村民の方やボランティアの方に

色んな情報を聞きながら、

わんにゃんのいるお家を調べつつご支援を運び

飼い主さんが戻ってこれずに避難先でも飼育が出来ず

保護依頼を受けた子を、各団体につなげて里親募集をすること。

 

家の敷地内で飼育はしているが

避難先から通ってお世話するのも追いつかない方への

給餌・給水のご協力をすること

に力をいれていきました。

 

それと、上手く行ったかは解らなかったですが、

動物のいるお宅の地図リストなんかも作成して

給餌に来るボランティアさんがはじめての方でも

スムーズに支援を届けられるような仕組みづくりもしました。

※飯舘村の猫たち。ものすごくお腹をすかせていた。

 

2011年10月 飯舘村に行った際に

道路であるわんちゃんをみつけて導かれてお家に伺うと

そこには猫たちもいて。。。

 

※飯舘村のくまとげん

 

そのころにはあちこちで子犬・子猫が

生まれたのを保護していた時期でした。

まずは、避妊去勢手術がしてあるかが気になりました。

次に伺った時に家主さんとお会いすることが出来まして、

避妊去勢をしてあげないと生まれてしまうし

人がいない場所でこれ以上殖やすわけには行かないと説明。

 

家主さんは解って下さって、手術を了解してくださいました。

 

この時の避妊去勢手術が私のはじめてのTNR活動でした。

 

※手術した猫さん

 

飯舘村ではその後、他のボランティアさんと協力しながらも

給餌・給水・保護・TNRを行いました。

 

当時、避難区域に指定された地域はどこも悲惨な状況でしたけど

飯舘村と葛尾村は

まだ立ち入りに許可が必要で無かっただけ

良かったのだと思います。

ボランティアさんも参加しやすく

TNRが出来るという判断もそのためでした。

 

この地域では、

まず給餌・給水

必要個体の保護

そしてTNRを行って

給餌を行う。

保護まで殖やさないために

が基本でした。

 

葛尾村も他のボランティアさんから

現地に行っているなら様子を見て来てほしいと

何ケ所かのリストをもらって

 

いつも静岡から

仕事が終わってからすぐに出発して福島に向かいます。

 

川内村~都路町~葛尾村~飯舘村

という感じで進んで行きます。

 

残されている子たちの給餌・給水・見守りをしていきました。

 

※ 飯舘村待っている猫

 

新しく見かけた犬猫たちは

他のボランティアさんと居場所を共有し

緊急性の高い子を見かけたら保護

という感じで

この地域の犬猫は、すべてを保護出来るような数では無かったのと

飼い主さんが頑張ってお世話を続けている子たちも沢山いましたから。

残されている子たちが飢えたり苦しくないように

リードが絡んで動けなくなっていないか。

病気やけがで弱っている子はいないか

毎回の活動時に気をつけながらまわっていました。

 

※飯舘村TNR活動

 

※手術が済んで耳カットが入った飯舘村の猫

 

※痩せて汚れてしまっていた飯舘村長泥の猫

今でも保護出来なかった後悔があります。

 

※飯舘村のわんこ 雪深く水は簡単に凍ってしまいます。

少しでも温かくなるように工夫し

美味しいものを届けました。

 

※飯舘村比曽で飼い犬が産んだ子たちが家を拠点に数匹放浪していた。

※どうしても捕獲出来ない子たちもいて苦戦しましたが

KDPの菊池さんが協力してくださって保護出来た子もいます。

※弱っていた子は病院に連れていき治療をしてもらう。

※葛尾自警団にいた石井食堂のモップちゃん

 

※葛尾村雪の中での給餌。

車が入っていけない道をそりやリュックを背負って進んで行きます。

※葛尾村のわんこ

その後静岡の里親さんのもとに行ったと聞いています。

 

 

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話①

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話②

これらが

2011年から2013年末までの私自身個人の活動でした。

 

もちろん時間が少しでもありそうなら

保護した子たちがお世話になっていた

のちに私がスタッフとなるにゃんだーガードの

シェルターのお手伝いにも行きました。

 

私自身は、被災した方からの信頼を得て

立ち入り禁止であった場所に

許可書を頂き入域することが出来ました。

 

ペットの保護依頼もあり、

飼い主さんはいけない場合でも、

そのお手伝いというスタンスで入域をしていたのです。

 

でも、遠い静岡から頻繁にタイミングよくは通えません。

 

当時、私は介護職だったので、勤務が不規則でした。

休みに一定の規則性も無かったため

二週に一度の入域が出来ませんでした。

そのため私はボランティアさんとの連携の必要性を強く感じ

給餌と保護を行えるボラさんを募り

連携することになりました。

 

私が行けなくても誰かが行けるようにと

ボランティアさんをまとめる役をし

警戒区域では、

二週に一度の入域を維持していきました。

 

なので、私はタイミングで、

警戒区域の保護活動

葛尾村や飯舘村に行くか

はその時によって違っていたのです。

 

当時連携して頂いたボランティアさんには

本当に感謝しかありません。

 

先のお話にも書きましたが

あの時大きな転機を迎えた。

活動の中で、人生が変わった

というのは

 

私がこの土地で、餌やりをはじめてしまったからなのです。

 

でも給餌をしなくては多くの命は

保護を待たずに亡くなってしまったことでしょう。

 

 

 

2013年 春

保護犬猫がお世話になっていた団体で

ある騒動がありました。

 

この出来事により

シェルターはかなりのボランティアが去ってしまい

年々支援自体も減って来ていた中での騒動で

団体は信用を失い厳しい状況に追い込まれていました。

 

里親募集を頑張ってくださったスタッフや

シェルターのお世話を行っていたボランティアさんも

ほとんどの方が日常に戻っていったきっかけだったと思います。

 

2013年秋にスタッフが辞めるとの話を聞いていたころ

 

今まで私が保護してきた子たちを

そのまま受け入れてくれた にゃんだーガード

保護して頂いた子もまだシェルターに多くいましたし

私は、にゃんだーガードに

そして動物たちに恩返しが出来ないかと

考えるようになっていきました。

 

そこに代表からスタッフとして来てくれないかと申し出があり

承諾することにしたのです。

 

 

※ 2014年1月 私はにゃんだーガードのスタッフとして

福島県に移住しました。

その後2019年春まで

5年間にゃんだーガードとして活動することとなります。

 

当時のブログ

幸せへの栖にゃんだーガード


​​​​2014年から

シェルターでのスタッフの長として

お世話から里親探しまで

ブログの更新や給餌・保護

本当に目まぐるしい毎日でした。

でも時間は限られているし人手もなく

充分に出来なくてとても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

給餌もこの時期から飯舘村の活動は

頻繁にはいけなくなってしまいました。

にゃんだーガードとして、

TNRを行っている場所もあったので

とても申し訳ない気持ちでしたけど、

飯舘村のボランティアさんは移住してくださった

hibiさんをはじめ

ボランティアさんもいらっしゃったので

安心してお任せすることが出来たと思っています。

その後にもご相談を受けて飯舘村の子たちの

保護には協力出来たましたので

栖のシェルターには飯舘村の子たちもいます。

 

東日本大震災による原発事故で

被災した地域での動物レスキューは何もかも初めての事でした。

 

行政がこれだけ密な給餌・保護活動は出来なかったですし

個人や民間団体が救った命はとても多いと思います。

 

でも、私自身も出来ない事だらけで

動物たちに申し訳なく思いながらの活動でした。

 

 

 

 

今日は長くなりました<(_ _)>

また次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

500+システム利用料


感謝のメール①

感謝のメール①

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

1,000+システム利用料


感謝のメール②

感謝のメール②

ランチ1食分くらいならいいか、と思ってくださる方、よろしくお願いします。
サンクスメールとお写真をお送りします

支援者
22人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

3,000+システム利用料


感謝のメール③

感謝のメール③

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


感謝のメール④

感謝のメール④

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


感謝のメール⑦

感謝のメール⑦

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします!

支援者
36人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


感謝のメールとがま口小銭入れ

感謝のメールとがま口小銭入れ

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真と会津木綿のがま口小銭入れをお届けします。
ボランティアさん手作りの小銭入れです。

支援者
13人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


追加 感謝のメールとがま口小銭入れ

追加 感謝のメールとがま口小銭入れ

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真と会津木綿のがま口小銭入れをお届けします。
ボランティアさん手作りの小銭入れです。

支援者
7人
在庫数
6
発送完了予定月
2022年11月

30,000+システム利用料


感謝のメール⑤

感謝のメール⑤

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

50,000+システム利用料


感謝のメール⑥

感謝のメール⑥

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

100,000+システム利用料


感謝のメール⑧

感謝のメール⑧

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

300,000+システム利用料


感謝のメール⑨

感謝のメール⑨

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします!

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

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