ミャンマー人運営『寿司令和』応援プロジェクト終了&活動報告
ご支援頂いた皆様へ
先日は、クラウドファンディングサイト「レディーフォー/Readyfor」より浅草『寿司令和』店にご支援いただきまして、誠にありがとうございました。
皆さまからいただきましたご支援はコロナ禍においても当店の励みとなり、力強い後援となりました。リターンについて、お食事券は8月中に発送済みであるものの、東京都は9月中緊急事態宣言下であり、当店においても酒類を提供することができなかったため、実際に『お食事券』を使用されている方はまだいらっしゃいません。
一方、東京都はコロナ感染拡大対策として「リバウンド防止措置期間」を10月1日から24日まで発令しております。寿司令和では引き続き感染防止対策を心掛けつつ、すでにお食事券を受け取られた皆様が寿司令和にご来店いただけますよう、心よりお待ち申し上げます。
リターン商品である「スパイシー海老」についても、リターンご指定の皆様に9月後半に商品を発送済みとなっております。一言補足しますと、当店では、この「スパイシー海老」をもとに誕生した「令和スパイシー巻き」というオリジナルの寿司(巻物)も提供しております。お試しいただきました皆様からご好評をいただいている一品ですので、ご来店時には「スパイシー海老」単品の味と「令和スパイシー巻き」の味の違いもお楽しみいただけるものと思っております。
また、緊急事態宣言解除を受けた新メニューとしまして、週末その他休日限定の「土・日&祝日専用ランチメニュー」を始めます。是非ご賞味ください。
※新メニュー(土・日&祝日専用ランチメニュー)の一例
その他、ミャンマー・ラカイン風のオリジナルメニューとして、サラダや和え物もございます。お酒が進むおつまみとしても、楽しんでいただければと思っております。
※グランドメニューの1新品の紹介
▼新メニューのリンク:
https://sushi-reiwa.business.site/posts/2500316131496701793?hl=ja
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ラカイン トエエ モン
プロジェクト責任者&代表取締役
株式会社エーアールジー コーポレーション
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このたびは、クラウドファンディングサイト「レディーフォー/Readyfor」を通じて、ミャンマー人が運営する浅草『寿司令和』店にご支援いただきまして、誠にありがとうございました。
プロジェクトは2021年6月18日に成立しました。コロナ禍の困難な状況にもかかわらず、のべ約100名もの皆様にご協力いただきました。達成率66%になりましたこと、心より感謝申し上げます(目標金額1,000,000円に対して応援金が660,000円)。
皆さまから頂きましたご支援金は、当社口座に8月10日に振り込まれる予定となっています。ご支援全額660,000円のうち、寿司令和の板前給料等に500,000円、宴会等の仕入に約100,000円、リターン商品材料に約45,000円、備品の購入に約15,000円を使用させて頂く予定です。
リターンについて、
リターン商品「スパイシー海老」の材料は、ミャンマーからの輸入干し海老となっております。コロナ禍の中、ミャンマーの国際貿易も影響を受けており、さらに2月にはクーデター発生により政治情勢が悪化したため、商品材料を入手するにも相当時間がかかりました。
現在は、無事材料が手元に届き、商品づくりに取り掛かっている最中です。約束しました通りに、リターン指定でご支援いただきました皆様に商品を届けられることを何より嬉しく感じています。また平行して、商品・食事券とスパイシー海老用のラベル印刷を行っております。終了次第、順次発送できる見込みです。
スパイシー海老商品ラベルの写真
お食事券の写真
コロナ禍の終息に向けて、これまで政府及び東京都は、外出自粛をはじめ飲食店の営業時間短縮、酒類の提供不可、コロナウイルス感染拡大防止マナー等を要請しており、当店も都度実施してまいりました。一方、外食業において酒類提供は欠かせないものであり、酒類が提供できないとなると、お客様が居酒屋に来店する目的は半ばなくなってしまいます。酒類の提供不可の打撃はその他の制約より厳しく、政府の補償環境も十分とは言えない中で、何とかお店を保っている状態です。コロナウイルス感染拡大の歯止めがかからない状況下において、今回のチャンスを与えてくださったレディーフォー社(クラウドファンディング)及びご支援いただきました皆様に改めて深く感謝申し上げます。
今後について、
日本国内外でコロナ禍が長引いている一方、ワクチン接種が進んだ国では国境遮断や外出自粛の制約が徐々に緩くなりつつあります。今後も、ワクチン接種を積極的に進めながら、ニューノーマルに慣れていくものと思われます。また、コロナに対する有効な治療法や対処薬等が出てくることも期待したいです。
一方で、2月にクーデターが発生したミャンマーにおいては、国軍の支配下にあるという状況を耐え忍ぶよりも、ミャンマーを出国することを選ぶ市民も出て来ることが予想されます。既に日本政府は、今年の5月に、母国へ帰国困難なミャンマー人のために「緊急避難措置」を発表しました。この措置により、ミャンマー人難民の受入れ及び帰国できないミャンマー人に対するビザ更新と就労許可が与えられることになるものと見られます。とは言っても、ミャンマー人の皆が言語をはじめとして異なる社会の壁をたやすく乗り越えられるわけではなく、諸々の困難にぶつかる人々も出てくることが予想されます。
「寿司令和」の私達は、同じミャンマー人として、帰国困難や新たに難民となる同胞のために何ができるかという悩みのなかにあり、また、長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、厳しさを増す飲食業界の状況のもと、限界の状況に達しつつあります。
その中で、私達もミャンマーに対する人道支援の手を伸ばして、緊急避難措置下で来日するミャンマー人の負担をなるべく軽減できるようなプロジェクトの立上げを検討しています。大変な苦境に立たされているミャンマー人をなんとか助け、日本という新天地で安心して暮らすことができる環境づくりに協力するべく、可能であれば、再び皆様のご協力をお願いしたいと思っております。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ラカイン トエエ モン
プロジェクト責任者&代表取締役
株式会社エーアールジー コーポレーション