プロジェクト概要

開発でも援助でもない、新たなアフリカのイメージを築きたい!

トラック移動キャンプ生活のアフリカ1周の旅を通して、新たな「アフリカ史」を提示する!

 

はじめまして、大阪大学外国語学部4年の今泉奏(すすむ)と申します。大学では東アフリカの共通言語スワヒリ語を通して、アフリカのさまざまな地域の言語や文化、自然や歴史について学んでいます。現在、大学を休学して、アフリカ1周の旅に挑戦しています!(旅の様子はブログに掲載しています!)今回の旅では、ただ単に「アフリカを旅すること」が目的ではありません。「アフリカ史を見つめ直す」というテーマで、以下の2つのプロジェクトを遂行し、みなさんに今までと違ったアフリカのイメージを少しでも持ってもらうことが目的です。

 

2つのプロジェクトを遂行するために、旅費、機材費、資料費が必要となりますが、現在不足しています。新たなアフリカのイメージを創造するために、本プロジェクトへの支援をいただけませんでしょうか。私と一緒に新しいアフリカのイメージを築いていきませんか?

 

(赤点線がルート。一筆書きでアフリカを1周する。)

 

お金を集める目的のプロジェクトは下記2つです。

 

【プロジェクト1】

アフリカに暮らす人々の「語り」を通して、各地域に根ざす歴史に関する考えや思いを学ぶ。また、各国の歴史教科書を収集し、「語り」と比較対象として分析する。

【プロジェクト2】

帰国後「アフリカ史の姿」をテーマとして写真展と収集した資料の展示会、報告会を開催する。

 

(実行者:今泉奏@アフリカ最高峰キリマンジャロの山頂にて)

(実行者:今泉奏 アフリカ最高峰キリマンジャロ5895mの山頂にて)

 

◀︎「なぜ歴史?なぜアフリカ?」▶︎

 

「アフリカは歴史を欠いた世界である」かの哲学者ヘーゲルは言い放った・・・。

あれから150年以上が過ぎた今もなお、この偏見は世界を覆っている。むしろ、「貧困」、「紛争」、「未開」というステレオタイプは日々再生産され、人々の脳裏に焼き付いている。

 

みなさんは「アフリカ」と聞いたら何を思い浮かべますか?

紛争、貧困、飢餓、未開・・・?

ヘーゲルの述べたアフリカ観は未だに世界中を支配しています。それは、無意識の内に生産され続けている偏見の無限ループです。この「無限ループを打破する」というのが、私の目標であり使命であると思っています。

 

この目標を達成するために、私は大学でスワヒリ語を通してアフリカについて学ぶことを決めました。入学後は日本ルワンダ学生会議TICAD V 学生プロジェクトなどの学生団体での活動を通して、援助とは違うアフリカとの関わりを模索してきました。また、自身の研究として「日本アフリカ交渉史」について勉強してきました。

 

これらの活動や研究を通して見えてきたものは、強固であるように見えるアフリカに対する偏見は、意外にも脆弱な歴史しかもっていないということでした。というのも、「紛争」や「貧困」といったイメージが付与されたのはわずか半世紀のことであり、それ以前はまた違ったアフリカに対するイメージが日本には存在していました。

 

とりわけ興味深いのは、安土桃山時代に織田信長に仕えたというモザンビーク出身の武士「ヤスケ」や、明治後期から昭和初期にかけて親密な関係にあった日本とエチオピアの歴史です。

 

「ヤスケ」はイタリア人の宣教師ヴァリヤーノに連れて来られて、信長に献上されたという記録が残っています。信長は真っ黒な「ヤスケ」を見て驚き、関心を抱いて自分の家来にしたと言います。「ヤスケ」は本能寺の変まで信長と戦いましたが、その後の消息は分かっていません。

 

日本とエチオピアの歴史は、20世紀初頭エチオピアがアフリカ唯一の、日本がアジアで唯一の独立国であったことから関係が始まりました。エチオピアの使節団が日本に訪れた際には、日本で大歓迎され、エチオピア・ブームなるものが起こったと言われています。

 

これらの歴史においては、現在は忘れ去られてしまったアフリカのイメージが存在すると思います。

 

「歴史の中にこそ、本当のアフリカの姿がみつけられる!」

 

これが、私が歴史を通してアフリカを見つめようと思ったきっかけでした。

 

(ルワンダの学生と踊る:右は実行者)

 

◀︎なぜ「語り」なのか?▶︎

 

アフリカ史の研究でもっとも大きな障壁になりうるのは、文字史料が限られていることです。アフリカでは多くの地域が文字を持たない無文字社会でした。しかしながら、文字がないからといって歴史がないわけではありません。アフリカでは古くから文字による記録ではなく、「語り」によって歴史が継承されてきました。

 

「語り」は様々な方法で行われます。西アフリカのグリオ(「吟遊詩人」などと訳される)の人々は、王侯貴族の歴史を歌に乗せて「語り」ついできました。また、多くの地域において長老たちの「語り」にも、確かに歴史が存在しています。他にも、人や土地の名前に刻まれている歴史も「語り」によって紡がれる歴史のひとつとして見ることができると思います。また、上の写真に見られるような舞踊もひとつの「語り」として見ることができるかもしれません。踊りの「形」を紡いでいく「形り」です。

 

しかしながら、これらの「語り」というのは歴史の教科書にも載っていなければ、博物館で展示されることすらままなりません。「語り」をアフリカ史の文脈から排除することで、「脆弱なアフリカ史」が形成されていくのです。この「脆弱なアフリカ史」を打破するべく、本プロジェクトを発案しました。

 

人々の「語り」にスポットライトを当て、より重層的なアフリカ史の姿を提示したい!

 

ここで提示されるアフリカ史は「貧困」や「紛争」といった一辺倒なイメージではなく、多様でダイナミックな歴史だと思います。

 

「語り」の採集は、旅で通過する様々な地域で行う予定です。商店の主人や道端で遊ぶ子どもたち、働いているママたちにも聞き取りを行いたいと思います。

 

「語り」の内容は、家族の歴史、長年使っている道具の歴史、そして自分と祖国の歴史など大小様々な歴史を収集する予定です。その中でもとくに重点的に考えているのは、教科書に載らないような、アフリカの人々の自分史を聞き取ることです。

 

(アフリカの学生たちと議論を交わしたTICAD V学生プロジェクト)

 

◀︎旅のくらし▶︎

旅行はイギリスの旅行会社オアシス社のTrans Africa (38 Weeks) UK to Cairoに参加します。この旅行での移動はトラック、生活はキャンプです。参加するメンバーは20人程度で、様々な国籍、年代の人たちです。

 

(トラックでの移動生活の様子)

 

キャンプ生活では、料理を当番制で行いテントで就寝します。また、トラックの移動では自分が気になるところで一時停車することができます。そのため、途中下車して道端の人に話を聞いたり、村を訪れるたりもできます。

 

◀︎写真展「アフリカ史の姿」▶︎

帰国後に企画している写真展では、『アフリカ史の姿―「語り」が紡ぐ歴史』(仮)というテーマのもと、「語り」にスポットを当てた展示会を行いたいと思います。そのため、従来は写真にキャプションがつくところを、一切キャプションをつけず、各写真の説明を肉声によって行いたいと思います。

(キャプションから「語り」へ)

 

◀︎READY FOR?にてご協力いただいた資金の活用法▶︎

・旅の費用(移動費、VISA代、宿泊費など)

・調査費用(資料購入費、謝礼、博物館等の入館費など)

・展示会費用(写真パネルづくり、音声セット購入、場所代など)

・「写真で辿るアフリカ1周」制作費用

これらの費用に充てさせていただきたいと思います。よろしくお願いします!

 

◀︎引換券詳細▶︎

・アフリカから届くThanksレター

どこの国から届くかは未定です!感謝の気持ちを込めて書かせていただきたいと思っています。お手紙には、近況報告、現在いる国の話、感謝の言葉等を書かせていただきます!どの国からどんなデザインのお手紙が届くかは着いてからのお楽しみです!

 

・調査結果報告書

訪れた国々で出会った人々とその「語り」についてまとめた報告書(10ページ程度)をお送りいたします。私がアフリカで何を考え、どのように分析したのか、また資金がどのように使われたのか詳細を記します。

 

・地域から選べるアフリカのお土産

北アフリカ編・・モロッコ、モーリタニア、エジプトなど

西アフリカ編・・セネガル、コートジボワール、ガーナなど

南アフリカ編・・ボツワナ、ナミビア、南アフリカ共和国など

東アフリカ編・・ケニア、タンザニア、ウガンダなど

この4地域の中から欲しい地域を選んでいただきます。各地域のどの国になるかは、着いてからのお楽しみです。お土産に関する説明も同封してお送りいたします。詳細は未定ですが、布製品や木彫りのもの、ビーズ細工やペイントなどを予定しております。お土産候補のものは旅の道中で随時ブログで紹介していきたいと思います。

 

・写真集「写真で辿るアフリカ1周(仮)」

約30カ国で訪れるいくつもの風景をカメラに収めて、みなさまに届けます。感動的な大自然はもちろん、都市の日常から小さな虫の暮らしまで、私にしか見えない視点での写真をお届けいたします。

(写真集サンプル画像)

 

・タンザニアのアート・ティンガティンガのネームプレート

ティンガティンガというタンザニアのアートでペイントされたボードにあなたの名前を書いてもらってお届けします!素敵な動物たちの姿とサバンナの風景の中にあなたの名前が刻まれます。お部屋のプレートにどうぞ!

(私がタンザニアを訪れた際に作ってもらったプレート)

 

・東西南北アフリカのお土産詰め合わせ

4地域のお土産をそれぞれ一つずつ、解説入りでお届けいたします。お土産候補のものは旅の道中で随時ブログで紹介していきたいと思います。

 

・ケニアのフェアトレード・コーヒー

コーヒーの世界的産地ケニアから生産者に対して適正価格で購入したケニアン・コーヒーをお届けします。香り高くフルーティーなケニアン・コーヒーをお楽しみください!

 

・日本国内における講演(もしくはスワヒリ語のレッスン、スワヒリ料理の提供)

旅の中で感じたことや考えたことを講演にて述べさせていただきます。講演の内容詳細に関してはご相談の上決めさせていただきたいと思います。

スワヒリ語のレッスンでは、スワヒリ語の楽しさを伝えられたらと思います。基本的なあいさつや動物の名前など、楽しくスワヒリ語を覚えて帰ってもらうことが目標です。個人団体問わず、出張授業いたします。

スワヒリ料理の提供では、料理好きな私が腕によりをかけて作らせていただきます。メニューは、サンブサ、ムチュジ、ピラウ、マンダジなどのポピュラーなスワヒリ料理です。料理の内容、量につきましては、ご相談の上決めさせていただきたいと思います。

(上 ムチュジ、下 サンブサ)

 

☆旅の様子に関する最新情報《随時更新中!》

Twitter: https://twitter.com/susumuafrica アカウント: @susumuafrica

Blog: http://ameblo.jp/susumuafrica/


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