たこ壺とは?ーたこ壺の現在・未来ー

末田焼たこ壺
末田焼たこ壺

 

たこ壺とは、その名の通りタコを捕まえるために使用する漁具です。

タコは身体が柔らかいことから普段は身を守るために海底の岩場に潜んでいます。潮が穏やかになる時間帯を見計らい、岩場から出てきては砂地などでイシガニや小魚、貝などを捕食します。潮が変わると慌てて住処に戻ろうとするのですが、この習性を利用して隠れる場所の少ない砂地などで蛸壺をしかけ、捕獲します。

タコが中に入りやすいように横に倒して使用するので、引き上げやすいように縄が備え付けられているものも多いです。

 

 

蛸壺の現在と未来

 

これまで陶製のたこ壺が主流でしたが、近年ではプラスチック製のたこ壺が多く使用されています。プラスチック製のたこ壺にも様々な種類があるのですが、錘として底面にコンクリートを敷き詰めているものがあり、これらは使用しているうちに底面のコンクリート部分の破損や劣化によって、そのまま海を漂い続けてしまうという問題が発生しています。実際、韓国語の記されたプラスチック製のたこ壺が海を渡って日本の海岸に流れ着いているという環境問題も発生しています。

陶製のたこ壺であれば、海中で破損してしまった場合でも原料が土なのでいずれ自然へと還ります。

 

そして、職人の高齢化や後継者問題によって手作りのたこ壺の数はますます減少している状況です。

環境に優しいたこ壺を守っていくと同時に、伝統的なこの文化を後世へと伝え続けていくため私たちは活動を続けています。

 

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