ご支援御礼と、今後への期待や展望を少し

日本意思決定支援ネットワーク（SDM-Japan）代表理事の名川と申します。

 

この度は皆さまの温かいお力添えにより、期限まで２日日程度を残したところで、なんとか二度目のクラウドファンディングを成功させることが出来ました。キャンペーンはまだ終わっていませんが、ここでひとまず御礼を申し上げたいと思います。

 

特にここ数日間の追い上げについては目を見張るものがあり、皆さまからの励ましをリアルに感じられました。それだけでなく、キャンペーン開始早々に何件ものご支援をいただいたことや、また中間期のなかなか変化が無い時期でも私たちに期待の声をかけてくださったことについても、それぞれに同様に心強く感じながら活動に携わってまいりました。

 

トーキングマットの紹介や有用性については、先日の「意思決定支援実践フォーラム2021」にて英国本社のロイス・キャメロン氏にご講演いただいたり、また新型コロナ感染症の影響により縮小を余儀なくされながらも研修会を継続することにより、次第にご理解いただけるようになってきたことと思います。今後も引き続き研修トレーナー養成や事例の検討と共有、あるいは研究活動などの基盤的活動を進めるとともに、研修会や広報などによる普及に努めたいと考えています。
そこに今回のクラウドファンディング成功により、「トーキングマット子ども版」という、新たなツールを加えることができました。

 

「子ども版」の意義や実践例などは、このウェブページの「新着情報」として幾つかご紹介させていただいたところです。もともとトーキングマットは障害や年齢にとらわれない活用可能性を持っていますが、「子ども版」はなおいっそう多くの人にお使いいただけるものと考えています。おそらくどんな人が、何の為に、そしてどのように、使うかについては、日本はもちろんのこと、世界でもまだ十分に試み尽くされてはいないのでは、と思います。私たちは普及活動と並行してトーキングマット研究に関する文献レビューなどを行っているのですが、それらを見てもまだまだ未知の部分が少なくないように見受けられます。ここから先を開拓するのは私たちなのだと、ワクワクしてもいます。そのワクワクを皆さまと共に分かち合い、楽しみながら活動をしたいと希望しています。

 

クラウドファンディングの成功を受けて、今後の御礼（リターン）の予定などについては、最終日に統括担当の水島よりご案内があると思いますので、そちらをご参照ください。

 

まだまだすべきことは多くあります。キャンペーン成功の御礼を書くつもりが、お誘いの文章になってしまいました。一緒に、取り組んでいきませんか。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

そして、有難うございました。

 

 

2021年4月18日

（一社）日本意思決定支援ネットワーク

代表理事　名川　勝