ご支援をいただきましたみなさまありがとうございます。
最初のクラウドファンディングでのご支援で12本のオリーブを植え、その後14カ月の間、昨年3月、今年の5月新たな畑に合わせて24本を植えることが出来ました。この畑に育つオリーブは循環型の農法で、剪定したオリーブの枝と山の落ち葉だけで作ったたい肥のみを使い育てています。田浦オリーブプロジェクトは、多様な人々の共生、子どもの育ちの場として段々と広がりを見せております。
みなさまの温かいご支援のたまものでございます。心よりお礼申し上げます。
オリーブを育てるに当たっては草刈り、根付くまでの水やり、オリーブの木の周りの草取りを畑の状況を見ながらやっています。オリーブに詳しい方に管理指導をしていただきながら進めています。
オリーブの花は昨年は大雨で落ちてしまいあまり実は付きませんでした。今は木が育つ時期なので本格的に収穫が出来るのは最初に植えた木が後2~3年後くらいになるでしょう。
木が育ってくると同時にオリーブには困ったことにオリーブアナアキゾウムシが樹皮に小さな穴をあけ卵を産みつけて成長して樹皮を食い荒らします。殺虫剤を使わないので今の時期捕獲して退治する作業をしています。
夏は草が伸びるので草刈りの回数が増えます。鶏を飼っている方が刈り取っていかれることもあり、助かります。
それぞれ植えた時期が違うオリーブたちはそれぞれに元気に育っていることをご報告いたします。
大人も子どもも一緒に植えました。
交流会も
畑で作業をした後、ボランティアで時々手伝ってくれている料理人の若者に青空ランチを
お願いしてみんなで語りあいました
子どもの育ち講座①・・・浜田寿美男先生(発達心理学)と映画を観て語る会も。
子どもの育ち講座②
オリーブ畑でイルミネーション
竹馬作りに挑戦
オリーブの木がすくすく育つようにここに集まる子供たちもだんだん何かを感じて大きくなってほしいと思いながらの活動でした。コロナのために集まれない状況の中でしたが、得られる物はあったと思っています。
ご支援いただいた資金1,726,000円の使い道をお知らせいたします。
畑の借用費用(10年分)3か所 62,845円
オリーブ苗木24本 12,000円
畑整備、肥料など 379,526円
廃材処理 77,000円
開墾費用 50,440円
リターン(送料含む)197,031円
人件費(畑の手入れ、管理、)307,300円
視察依頼出張費(グランドデザイン)48,200円
講演謝礼 65,800円
農機具(草刈り機) 22,327円
イベント 40,081円
移動費(講師旅費、担当出張、移動費用など)407,625円
消耗品(インクカートリッジ、文具等)32,082円
通信費 2,830円
租税公課 2,660円
車輛費(ガソリン他)20,801円
クラウドファンディング手数料 265,804円
以上の合計は1,994,352円。-268,352円となりますが、
前回の残金を当てています。
畑の工事の様子
リターンについてのご報告
リターンをお申込みいただいたみなさまには
小豆島の風景を描いた絵葉書
社会福祉法人ひまわりの小豆島産オリーブ新漬け
浜田寿美男先生の著作「子どもが育つということ」
小豆島産循環型栽培オリーブオイル
を順次発送12月末までにすべてお受け取りいただきました。
イベント参加、ネームプレートをオリーブに結ぶ作業も終わりました。
今後の活動について
今年も畑を増やしていく予定です。大きくなった木に覆われた段々畑の一部の復元に挑戦する予定です。困難なことですがゆっくり進めていきたいと思っています。
オリーブを育てる畑が、子どもも大人も高齢者も、障害のある人もない人も多様な人々がともに生きる場所になるように願いながら、法人化も実現し、一つのしっかりとした組織にしてまいります。先日も支援をしてくだっさた方々が、遠方より畑を見に来てくださいました。段々畑に興味を持っていただきました。このように日本中、世界中の人々に関心をもって訪れていただけるようこの「二十四の瞳の」田浦を紹介していきます。
これからも新着情報にお知らせをさせていただきます。どうぞ今後とも田浦オリーブプロジェクトの活動を応援いただきますようお願い申し上げます。