誰もが棒高跳を楽しめるように。上質で低価格な国産ポールを！

皆様のご支援のおかげで、もう少しでプロジェクト達成、ゴールが見えてきました。本当にありがとうございます。

また、応援コメントやメール、直接での励ましの声をいただき感謝と責任、何が何でも成功させる、という決意を強くさせていただいております。

 

先日、試作ポールの曲げ試験を実施しました。

※このページでは「硬さ」という表現がでてきますが、フレックスではなく「ポンド数での硬さ」という意味での使用となります。ご了承ください。

※動画を掲載したいのですが、大学に確認しているため次の更新で様子をアップできるようにします。

 

これまでに4本の試作を行っているのですが、これはいわば

「ここをこうすればこうなる、硬さが変わるはず」という「あたりをつける」という作業となります。また、どこをいじれば使用した選手の感覚が良くなるのか、もしくは変わるのか、悪くなってしまうのか、という主観的評価もしくは好みに影響していく部分を探っているとも言えます。

 

私たちが試作したポールは

①13フィート120ポンド想定　→　13フィート130～135ポンド

②13フィート125ポンド想定　→　13フィート135～140ポンド

と最初の2本はなりました。実際に使った感覚も、「150ポンドよりは柔らかいけど120、125ポンドではない！」というもので、おおよそ合っている感じです。

 

そこで改良版？の試作2本は、中身の構成を議論を重ねて変更しました。

③13フィート120ポンド想定　→　13フィート110～115ポンド

④13フィート120ポンド想定　→　13フィート115～120ポンド

とおおよそ近しいところを狙えてきました。

また、これによって何をいじると、ポンド数に影響するのか、何を変更するべきなのか、ということも結構見えてきています。

※ちなみに、選手としてはとても気になる「プリベンド」ですが、4本目の試作でつけることに成功しました(写真)。やればできるものですね。

 

また、ご支援いただいた方、実際にご指導されている方から

「こんなポールがほしい、ていう具合にカスタマイズできないの？」というお言葉もいただきます。

「はい、できます」と即答はできませんが、海外メーカーのポールでは実際に、特注品もあるようですし、プロジェクトが達成して、色々なポールを試作する過程で、見えてくるようにも感じています。

 

研究者として、開発者として、競技者として、本当にわくわくするプロジェクトになると感じます。そのためにはどうかプロジェクトを成立させ、本格的な開発プロジェクトをスタートさせる必要があります。

どうか一緒にこのわくわくを共有、棒高跳の魅力を広めるために、今一度皆様からのお力をお貸しください。どうぞよろしくお願いします。

 

武田理　

拝

 

私事ですが、直近の目標として1年後の世界マスターズKANSAIで開発ポールを使って跳ぶことと、4m以上跳ぶことです！